「ブレインストーミングク」を編集中 (節単位)

== 歴史 ==
2032 年、東アジア地域をめぐる情勢の混乱に乗じて、ペ・ヨンジュン大統領の指揮する大韓民国軍が、当時、朝鮮半島北部の都市・平譲を中心に支配を敷いていた「朝鮮民主主義人民共和国」に侵攻し、'''第 2 次朝鮮戦争'''となった。同国はかねてより「大韓民国こそがかつて朝鮮半島を統一した国家の唯一の後継であり、半島北部に巣食う政権は本国領土を不当に占拠する違法政権である」と主張しており、朝鮮半島統一の機会を常にうかがっていたのであった。韓国軍は、神秘主義的な独裁体制のもとで敵愾心を強めた「朝鮮民主主義人民共和国」の兵士らや、韓国軍によって徴兵を受けた人気アイドル・グループのメンバーらが相次いで戦死したことによる反政府的世論の激化に苦戦しながらも、大陸間弾道ミサイルの惜しみない投入が手伝って 4 か月足らずで平壌を攻略し、同年 9 月 26 日、「朝鮮民主主義人民共和国」政権の幹部として君臨していた金一家の処刑をもって、朝鮮半島を名実ともに統一した。

ところが、韓国政府の支配下にあって、それまで社会主義的な管理型農業に従事してきた「朝鮮民主主義人民共和国」の元住民らの生活は困難をきわめた。朝鮮半島北部の寒冷でやせた土地で作られた農作物は販売にたえないほど粗悪であったため、貨幣を得ることができなかった住民らはこの土地で自給自足を強いられたのである。こうした不満を受けて、2069 年の春に'''北朝鮮反乱'''が起こった。これは韓国政府に生活の保障を訴える農民反乱であり、住民らが主にボーガンに鉄串を差して戦ったため「鉄串蜂起」とも呼ばれる。韓国政府は当面のあいだ多額の補助金を支出する確約を発出して反乱軍に歩み寄ったが、ベ大統領が、反乱に参加した住民らを「北のわんぱく貧乏」と呼んだ失言が猛烈な批判を招いて、交渉は決裂した。

日本出身のお笑い芸人で 2030 年に「朝鮮民主主義人民共和国」に帰化していた高橋茂雄 (朝鮮名: 李勝賢 (리승현、リ・スンヒョン)) が当初は反乱を指揮していたが、まもなく電柱に頭を強打して死亡した<ref>これを電柱による陰謀とする説もあるが、やや明白な根拠に欠けており、現在ではあまり受け入れられていない。</ref>。反乱軍は内部で分裂し、韓国政府の容認のもと、各地に小国を乱立させることとなった。以下は、そのすべてである。
{{大喜利|場所=この箇所}}
*スイミングク - 沿岸の都市国家であり、船を用いずに人間の泳力のみで行う低コストの遠洋漁業で栄えた。
*ストリーミングク - 国営の動画配信サービスを展開して栄えた。
*セックストリーミングク - 国営のアダルト・ビデオ配信サービスを展開して大いに栄えた。
*ムシュウセイックストリーミングク - 国営の無修正アダルト・ビデオ配信サービスを展開してそれはもう結構な栄華を誇った。
*サミングク - ソプラノ・リコーダーの演奏で、左手の親指をずらして孔を半分開けることによって、1 オクターブ高い音が出て栄えた。
*ガスライティングク - 国全体の協力のもと（約束の日程を国ぐるみで改竄して当初の日程通り来た船を責めたり、港からギリギリ見えるくらいの場所に奇妙なオブジェを設置しつつ、指摘されたらそんな物は見えないと言い張ったりなど）、貿易相手国に相手国自身の正気を疑わせ支配することで、高く売ったり安く買ったりして栄えた。
*ウェルビーイングク - 名前が名前なので当然栄えた。
*フレーミングク - 隣国の物資を国境付近でかすめ取って素早く自国内に入れることで、物資が初めから自国にあったものであるかのように見せかけて栄えた。野球の強豪国でもあった。
*エンバーミングク - 遺体に防腐処理を施してまだ生きているかのように見せることで、死んだ国民からも税金を徴収して栄えた。

その後、これら小国の経済的な不安定さなどを背景として北朝鮮統一の機運が高まり、2095 年には、各国の首脳が北朝鮮会談を 3 度開いて今後の朝鮮半島のあり方を話しあった。こうした会談は主要国の首脳らの意向を反映してすべてブレインストーミング形式で行われたので、至極当然の帰結として、半島北部のすべての国家がブレインストーミングクとして統合された。3000 年には国連にも加盟し、現在は民主的な共和制国家として国際的な地位を確立している。