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鬱
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==== 構成素体系 ==== これは、「最も一般的な形態」と差異のあるすべての構成素の、その体系をいうものである。体系には'''内容体型'''と'''形式体型'''が存在し、前者は角括弧にその体系を置く(「[アルファベット・ラテン文字]内容」のように)、 もしくは角括弧内の事物を「文字列の内容」や「図の内容」のようにして体系とする(「[芥川]文字列内容」、「[△]図内容」のように)ことで表される。 また、後者も同じように角括弧に、その鬱の一部または全部に形式的に係る要素の体系を置く(「[キュビズム]形式」のように)。なお、角括弧が使われるのは、ある体系を表記するという性質上、鬱構造論で定義されていない単語がかなり発生してしまうため、 それを明らかに区別するためとなっている。このため、鬱構造論で定義されている、例えば「一般構成素」のようなものでは、体系を示すときでも角括弧を必要としない。(「一般構成素内容」のように。) 基本的に、構成素は構造位における置換というかたちで顕現することとなる。しかし、構造位に構成素「ゼロ」を置換することで、その一般構成素を削除するという場合もある。 この「ゼロ」という構成素は鬱構造論でも特別に定義されており、「ゼロ内容」という内容体系で表される。 また、構成素がその構成素を再帰的に含有する場合、これを「再帰内容」という内容体系で示し、その再帰の回数に合わせて一次再帰、二次再帰…とする。なお、無限に再帰する場合には単に「再帰」のみである。また、完全構造の構成素は再帰と見做されない。 例えば、先ほども触れた「鬱な形態」では、全体位の構成素である「鬱」の全体の構成素は「鬱」ではないため、「全体位等一次再帰[鬱]文字列内容構造鬱」となる。いっぽう、「『最も一般的な形態』が自身の中に自身を作り出した結果発生した形態」では、 具体(※)位の構成素である「鬱」の構成素である「鬱」の構成素である「鬱」…と、無限に再帰するために、「具体(※)位純再帰[鬱]文字列内容構造鬱」となるのである。
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