「
成功者K・総理にされた男・ラプラスの魔女・バカの国
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==作例== {{大喜利|場所=この節}} ===初期の作例=== 草創期の成功者K・総理にされた男・ラプラスの魔女・バカの国では、各々の単語を切り離さずにそのまま用いる、いわば素朴な作例が多くみられた。 *総理にされたラプラスの魔女 *バカ国の総理 *バカのK国 *魔女にされた男 *バカにされた男 *魔女のバカ<ref name="idk">もう知らない!!</ref> *総理のバカ<ref name="idk"></ref> *成功者のバカ<ref name="idk"></ref> *魔女のK国 *成功者のラプラス *総理のラプラス *男のK国 *バカの国の成功者 ===中期の作例=== 成功者K・総理にされた男・ラプラスの魔女・バカの国が過渡期に差しかかると、元の単語のまとまりを気にせずに、タイトル文字列を1文字ずつ区切って考えられた作例がよく提案されるようになった。さらに、文字を分解して組み替えることで、元のタイトル文字列にはない文字を使用可能にする試みもなされた。 *カバの国 *カバの成功 *カバにされた女 *カバ総理 *カスの総理 *カスのK国 *バカ国のれたス *れタスバカ *れたスにされた男女 *バカ者 *ラストバカ<ref>「ト」は「者」「理」などに見出される。</ref> *魔女の国のKY<ref>「Y」は「ス」で[[逆立ちしても勝てない|逆立ち]]している。</ref> *成人<ref name="人">「人」は「ス」の右下にいる。</ref> *人にされた男<ref name="人"/> *理にされた男 *理のバカ<ref name="idk"/> *総のバカ<ref name="idk"/> *人のバカ<ref name="idk"/><ref name="人"/> *人のバカ功<ref name="人"/> ===後期の作例=== 過渡期を抜けた成功者K・総理にされた男・ラプラスの魔女・バカの国は、異常な悪ノリによって徐々にその複雑さを高めていき、後期には手の付けられない状態となった。 *フランスのゴミ<ref>「ン」は、「総」の「公」の2画めと「成」の右下の左払いとを組み合わせることで生じる。「ゴ」は、「国」の「囗」に見出される「コ」と、「バ」の濁点とを組み合わせることで生じる。「ミ」は「者」「理」などに見出される。</ref> *魔女のバカ、モウ知ラナい<ref>「モ」は「理」「男」などに見出される。「ウ」は「ラ」の1画めを回転することで生じる。「、」は「総」の「心」などに見出される。「知」は、「成」の右下の左払いと「功」の「工」と「魔」の「鬼」にある「儿」とをうまく組み合わせた「矢」、「国」などに見出される「口」を組み合わせることで生じる。「ナ」は「功」「男」の「力」などに見出される。「い」は「に」「た」などに横たわっている。</ref> *[[鬱]]<ref>2つの「木」は「魔」に、「缶」の1画めは「功」に、「ワ」は「男」の1・2画めに、「𠂭」は「心」部分が「総」、左払いが「成」の右下、下の点が「国」に、「凵」は「国」に、「匕」は「者」の下に、「彡」の3つの線はそれぞれ「ラ」「プ」「ラ」の左払いに見出される。「缶」の1画め以外の部分は、「理」の「里」で[[逆立ちしても勝てない|逆立ち]]している。</ref> *抑鬱<ref>前項の「鬱」に加えて、「抑」は、「ラ」の1画めと「功」の3画め及び4画めのはねぼうとを組み合わせた「扌」、「総」の「公」の1画めと、「魔」の「鬼」にある「儿」の2画めと、「カ」の2画めと、「理」の2画めとを組み合わせた「卬」を組み合わせることで生じる。</ref> *成功者K総理にされた男ラプラスの魔女バカの国<ref>お気づきだろうか。「成功者K総理にされた男ラプラスの魔女バカの国」という文字列からは、まさに「成功者K総理にされた男ラプラスの魔女バカの国」という概念が作られるのである。一般に、世界に対して価値を有するような概念を提案すべき場において提案された概念は、当然、世界に対して価値を有するものとして解釈される。それまで部品の切り出しの対象としてのみ扱われてきた、一見ナンセンスなこの文字列も、この通則を免れることはできない。我々は必然的に、暗にナンセンスであると仮定してきたこの文字列は、決してナンセンスではなかったのではないか、という疑念を抱くことになる。やがて、この文字列を構成する4つのタイトル文字列が、元をたどれば、才能ある作家が苦心して構築した世界の存在意義を内包しうるような、大いに意味を持つ文字列であったことに思い至るのである。そして途端に、この提案が、いつの間にか[[忘却]]されていた事実を想起させる役割を果たしていることが意識されて、我々はこの作例に重大な価値を認めざるをえない理由のひとつを与えられるのである。</ref> *バカの国<ref>お気づきだろうか。我々がこの競技の資源としてきた4冊の本には、『バカの国』という本が含まれていたのである。上述した通則は、それまでそのタイトルのキャッチーさにばかり注目され、不遇にも概念の創出のための便利な部品と見なされてきたこの本についても成立する。我々は必然的にこの本の意味を推理しはじめる。「バカの国」とはどのような国なのだろうか。そこには、どのような世界が広がっているのだろうか。ここで我々は、我々自身が、「バカの国」の何たるかも知らずに、『バカの国』を都合のよい道具として扱ってきたことに気づかされる。奇妙な書名を見たのに、書の内容を想像するという当たり前の行動をとらずに、文字列としての最も表面的な性質のみに焦点を当てつづけてきたという事態が、きわめて異常なものであったことを、ようやく認識するのである。そして我々は、バカの国が何なのかをいつまでも気にかけながら、この作例の価値を感じるのである。</ref> *バカ<ref>バーカ。</ref>
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