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==失踪の経緯== ===潜水開始=== 2021年2月24日午前9時00分、第一鶴九皐号~第五鶴九皐号の計5隻が伊豆・小笠原海溝上海域から潜水を開始した。その約36分後、全隻は水深1200mまで到達し、伊豆・小笠原・マリアナ島弧周辺の探索に入った。 当初の予定では、片道4時間、計8時間で指定の海域を往復しながら資源埋蔵状況を調査・記録し、午後6時には海上に帰還する手筈であった。 ===事件発生=== 順調に進んでいた調査であったが、午前11時57分ごろ、突如として第五鶴九皐号からの位置情報連絡が途絶した。 前述の通り、探査艇側と陸上データベース側との通信はすべてこの第五鶴九皐号が担っていたため、これによって地上から5隻の位置や安否などを確認することは不可能となる。 ただ、鶴九皐号同士の、狭い範囲での通信は可能であったため、これを介して各探査艇の通信機器からこの事態についての報告が行われることが期待されていた。 しかしながら、最初の通信はこれよりおよそ8時間も後に入り、それも報告の体をなさないものであった。 ===第二鶴九皐号からの通信=== 午後8時23分ごろ、第二鶴九皐号から次のような通信がなされた。<ref name="descr" group="注">改行については、通信機器のシステム上では1バイトだったものを <code><nowiki><br></nowiki></code> で代用している。</ref><ref group="出典">[[Sisters:WikiWikiリファレンス/鶴九皐号通信記録/1|鶴九皐号通信記録-1]]</ref> <blockquote><code>おあなああなかすいあたああいああたいいあいたいいたいあい<br>あいあああおいいたいたすけていいたすけてあおなああかすいたいたいたいたいいやだいあやいあやいやだあいたすけたすけて</code></blockquote> これによって事態の明らかな深刻さが伝わり、HSHLガス社はすぐに海上保安庁に通報、捜索を要請した。文字列はちょうど256バイトであったため、第二鶴九皐号からのこれ以降の通信は無かった。 ===第一鶴九皐号からの通信=== それから約2時間後の午後10時35分ごろ、第一鶴九皐号から次のような通信がなされた。<ref name="descr" group="注"/><ref group="出典">[[Sisters:WikiWikiリファレンス/鶴九皐号通信記録/2|鶴九皐号通信記録-2]]</ref> <blockquote><code>普通、人間が数時間で餓死するか?食料はもうすっからかんだ。なのに全員が栄養失調。あのグロい化け物のせいなのか?もう5人も餓死した。死体はまだ痙攣してる。エンジンも動かない。</code></blockquote> この通信から、少なくとも乗組員の身には確実に何か危険が迫っているということが判明したが、詳細は依然として不明確だった。文字列はちょうど256バイトであったため、第一鶴九皐号からのこれ以降の通信は無かった。 ===第四鶴九皐号からの通信=== 午後10時38分ごろ、第四鶴九皐号から次のような通信がなされた。<ref name="descr" group="注"/><ref group="出典">[[Sisters:WikiWikiリファレンス/鶴九皐号通信記録/3|鶴九皐号通信記録-3]]</ref> <blockquote><code>考察を残す。あの微生物が皆に寄生して栄養を吸い取って肉体を奪っている。感染したのが1人なら操縦席に隔離できるが、2人以上ならもう希望はないな。<br>ただ奴らは何を媒介して来たんだ?</code></blockquote> この数分後、海上保安庁の潜水指定船が鶴九皐号の潜水地点に到着し、数km先にかなり深くから浮上してくる船影を目撃している。これも文字列はちょうど256バイトであったため、第四鶴九皐号からのこれ以降の通信は無かった。 ===第三鶴九皐号からの通信=== 午後10時49分ごろ、第三鶴九皐号から次のような通信がなされた。<ref name="descr" group="注"/><ref group="出典">[[Sisters:WikiWikiリファレンス/鶴九皐号通信記録/4/A|鶴九皐号通信記録-4-A]]</ref> <blockquote><code>5号通信途絶1号救助に向かうも5号乗員は化け物に変貌1,2号の援護の下4号が周辺海水を採取し未知の微生物を発見<br>全艇浮上する事になるが1,2,4号エンジン故障し通信も途絶<br>以上事件の流れ</code></blockquote> これによって、初めて一貫した事件の流れとされるものが伝えられるも、情報量の制限にも助けられるそのあまりの不明瞭さと信じがたさによって、HLHSガス社、海上保安庁共に混乱をきたす形になった。 なお、この文字列は251バイトであったため、5バイトながら何かしらの更なる情報の通信が期待されることとなる。 いっぽう、海上保安庁側では先述した船影がはっきり目視可能な距離まで浮上してきており、船体に記されていた管理番号によってこれが第三鶴九皐号であることが判明した。 そして約7分後、午後10時56分ごろ、第三鶴九皐号から再び、次のような通信がなされた。<ref name="descr" group="注"/><ref group="出典">[[Sisters:WikiWikiリファレンス/鶴九皐号通信記録/4/B|鶴九皐号通信記録-4-B]]</ref> <blockquote><code>2x2=4</code></blockquote> この通信は、何かの暗号であるという説や、錯乱状態にあったがための意味のないものだという説などがあるが、真相はまったくもって不明である。 ちょうど5バイトであったこの文字列を最後に、鶴九皐号全隻はすべての地上との通信能力を喪失した。海上保安庁側では、浮上してきていた第三鶴九皐号が再び潜水または沈没していく様子が確認されている。 これを最後に、鶴九皐号は完全に姿を消すこととなった。海上保安庁による深海1750mまでもの捜索は功を奏せず、海底付近の捜索はそもそもそこに到達する技術がないことによって一向に目途が立たない状況にある。
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