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日本航空904便ハイジャック事件
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===事件発生~11時28分=== 2021年12月31日10時02分、犯人は「清原幹子」名義で日本航空904便のチケットを購入した。この時点から既に黒い手袋を着用していたことが、防犯カメラの映像からわかっている。そしてセキュリティチェックを終え、23番搭乗口へと向かった。この際、組み立て式の拳銃1丁と弾丸を持ち込んだと見られている。また、出発ロビーのトイレに入る様子が防犯カメラに写っており、その時拳銃を組み立てたのだと思われる。また、犯人は女物の鬘やパンツスーツを着用しており、当初は女性だと思われていたが、後述の目撃証言から男性であるとされている。 11時24分に犯人は搭乗手続きを終え、機内へと入った。その直後、犯人は客室乗務員の制止を無視して、未施錠だったコックピットに押し入り、副操縦士の頭部を銃撃、射殺した。そのまま機長の頭に銃を突きつけ、客室乗務員を脅して機のドアを閉めさせた。なお、犯人はボイスチェンジャーつきのマスクをしていて、肉声を聞いた者はほぼいない。この時、遅れて機に搭乗しようとしていた2名の乗客が締め出され、難を逃れている。 犯人は機長を連れて一旦コックピットに戻り、機長は犯人の要求に従って機を操縦、機体はタラップから離れた。11時28分、犯人はコックピットを出て、自らのスーツケースから取り出したカメラを5台、機内の各所に設置した。これはコックピット内に居てもモニターで機内の様子を監視できるようにするためであった。この間に、機長は管制塔にハイジャックの発生を伝えている。直後に管制塔は警察に通報、事件が発覚した。
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