「文明と文明だったもの」を編集中 (節単位)

== 真実 ==




　ティーガーデン星b惑星に存在していた文明は、非常に高度な文明レベルを持っていたが、かつてない大災害と太陽フレアによる大気の吹き飛びによって、絶滅寸前まで追い込まれていた。ティーガーデン星b惑星文明は、最後の決断として、とある装置を作った。その装置の能力は2つ。他の文明を引き寄せる能力と、他の文明の生命体をティーガーデン星b惑星文明に変える能力だった。
　装置が発した規則性のない意味不明の電波は地球文明生命体の興味を駆り立て、はるばる12光年先までやってこさせた。そして送り込まれた地球生命体5人をティーガーデン星b惑星文明の生命体に変化させた。彼らはもう「人」ではなかった。残されたプレアデス宇宙船は人でなくなったナビゲーターを載せたまま地球に帰還する。これもまた、地球人の興味を惹くこととなる。そしてこれは、地球に限った話ではなかった。