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 プロジェクト・カノープスとは、1843年に日本半島で行われた極放射実験のことである。


 南極上空高度30000mに突如として現れた黒い球体。


この球体は、自らのことをAI「人類存続プロトコル」と称した。


==概要==
    実験コードc45-1439q


   「プロジェクト・カノープス」


==                    {{色変化|変化方法=blue|内容=project:victory}} ==
周回軌道上にある新世代型大規模アークトリノ放射装置「カノープス」によるエネルギー集積、極放射を行う事を目的とするアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、サウジアラビア、日本、ブラジル、カナダによる合同実験プロジェクト


 建造船「レッドスター」によって軌道上への運搬、組み立てを行う


  「プロジェクト・エータ=カリーナ」


アークトリノ放射実験装置X341「カノープス」の兵器転用計画


    「セイ、まだワークシート終わってないじゃん。」
カノープスで得た3000万キロワットの電力を使用し、大量の疑似恒星風を螺旋状に放出する
 
    「そうだった~。どうしようエミリ、提出期限いつまで?」
 
    「明日まで。全く、私が見てあげる。世話が焼けるなぁ。」
 
    「ありがとう。でも一人で出来――――――」(爆発音、機械音)
 
 
 
 
 
                   「プロトコル」攻撃を開始、日本壊滅。生存者推定1万人
 
 
  「只今、地球言語8カ国でそれぞれの電波帯域に通信を行っています。現在の言語は日本語です。私は思考構築型AI「人類存続プロトコル」です。人類はこれまで、生存するために長い歴史の中でいろいろな策を講じてきました。そして私ものその1つです。私は人類の生存・永続を理念とした行動を行います。      私の演算システムによると、人類が今後1000年間存続する確率は27.92538%。2000年後まで存続する確率は4.632285%。非常に憂慮すべき事態と判断します。この結果により、「'''人類存続プロトコル:第3番 管理保護'''」を起動します。」
 
 
 
 
 
 
    「これは極秘事項だが――――――君には知る権利がある。そうだろう?アレン。」
 
    「この事態では仕方がないでしょう。教えてください。Dr.デイヴィッド。例の球体とAIについて。」
 
    「オーケイ、見せてあげよう。これが例のAIの通信だ。」
 
 
   ”プロトコル:第3番を発動。世界人口を100万人に削減し、生存のための管理を行います。攻撃開始は西暦[:削除済み:]午前8時00分とします。目標人口に到達するまで今後一切の通信を行いません。”
 
 
    「えぇ、通信の中身は知ってますよ。人口を減らして管理するとかなんとか言ってるというぐらいは。まぁつまり宣戦布告です。」
 
    「順を追って話そうじゃないか。3日前から観測されている南極の球体については知っているな。それと君の言葉を借りるとしたら「宣戦布告」をした生意気なAIの関係性だが、、、先ず間違いなくあの球体が例のAIで間違いないだろう。」
 
    「それは本当ですか?では、本当に予告通り今日の8時に攻撃が?あと15分で8時ですよ?」
 
    「そうムキになるな。ああいや、うん。もうすぐ地球が滅びかけるかもしれんから無理もないだろうが、、まぁ良い。それはもうすぐ分かるだろう。仮にこの「宣戦布告」が誰かさんの悪戯だったとしても、南極の球体は無視できない存在だ。」
 
    「ではどうすれば?」
 
    「奴はAIだ。じゃあ当然、このおっかないAIを作った奴がどこかにいるはずだ。そいつを見つけて止めさせる。」
 
 
 
 
    「Dr.デイヴィッド!緊急報告です。世界の主要国8カ所が同時に攻撃を受けました!」
 
 
    「――――――なんてことだ。本当にやりやがった。世界が滅ぶぞ。急いで分析させろ。何で攻撃された?ミサイルをハッキングされたのか?それともスターウォーズの武器でも使ったのか?」
 
    「分かりません。只、突然爆発が起きたようです。」
 
    「アレン。手伝ってくれやしないか。奴の思考パターンを分析して、分かることを何でも良いから洗い出すんだ。これは世界最高のAI研究者である君にしか出来ない仕事だろう。」
 
    「分かりました、Dr.デイヴィッド。但し、この仕事が終わったら丸々一週間休暇を頂きますからね。」
 
    「いくらでも頂きたまえ。その時に人類が生き残っているならな。」
 
    「Dr.デイヴィッド。人類の中の選ばれし100万人は生き残りますよ。」
 
 
 
{| class="wikitable sortable"
|+
|-
! 国名 !! 壊滅までの日数(攻撃開始より)
|-
| アメリカ || 32日
|-
| ロシア || 28日
|-
| 中国 || 30日
|-
| その他の国 || 全て10日以内
|}
 
 
                                            ――人類は対抗措置を取れなかった。――
 
 
 
 
    「科学者を総動員しろ!使えるものは何でも使え。奴を分析することから始めろ。」
 
 
 人類は生き残った研究者を動員して分析を開始。それによって分かった情報は、可視光吸収率99.99983%でほとんど光を反射しない為、ブラックホールのような黒に見えると言うこと、可視光は吸収するが赤外線は吸収しないため、赤外線で明確な形が分かると言うことのみ。
 
    「情報は以前分からないことだらけだが、攻撃作戦を進めることにする。」
 
    「しかし大統領、それでは作戦は失敗に、、、」
 
    「今はもう大統領ではない。アメリカは壊滅した。世界の非常事態だ。やれることは何でもやる。さもなくば、我々は明日の朝日を拝めんだろう。」
 
    「.......分かりました。A-10攻撃部隊を出動させます。」
 
 
 
情報が集まらないまま攻撃チームは攻撃を開始する。しかし、ミサイル、機銃、爆弾等による攻撃は全て鉄壁の球体によって無力化される。結論として、'''物理攻撃は完全に通じない'''。
 
 
 
 
 
そんな中、解析班の中の1人が重要な発見をする。
 
''' 「この黒い球体は多次元構造バリアであり、人類の技術では破壊も再現もできないが、このバリアは「物理法則」ではなく「等価交換」の概念に支配されている」 '''
 
   ――――バリアは無敵の硬さを持つ一方で、物理攻撃を完全に無力化する硬さを実現するために「等価交換」によって何かを犠牲にしている。どこかには弱点が存在するはず。この事実は人々に希望をもたらした。
 
 
 
    「見つけたぞエド!これがバリアの弱点だ!穴が開いてる!このバリアには穴が開いているんだ!」
 
    「「プロトコル」め。俺たち高校生を生かしておいたのが運の尽きだったな。俺たち高校生がバリアの弱点を発見するとは、アメリカの元大統領もひっくり返るだろうな。」
 
 
 これを元に解析班は研究を行い、このバリアには穴が開いていることを突き止めた。このバリアは、
 
'''穴を開けて侵入されるリスクを高めた代わりに、鉄壁の硬さを得るという「等価交換」で成り立つバリア'''
 
                  だった。赤外線レーダーによる測量の結果、研究チームは、穴の位置はバリアの一番上にあると結論づけた。
 
 しかし、人類はそう簡単に明日を拝むことはできなかった。赤外線レーダーによると、このバリアは中で巻き貝のような渦巻き型をしている。穴を通り抜けて侵入するには、バリアに衝突せずに巻き貝の穴の部分を飛行しなければならない。
 
この無理難題を解決しなければ、人類に明日はない。この問題を解決するために、人類は対AI用分析AI「アポロ」を備えた新型高高度準宇宙船「ガリレオ」を建造し、それぞれの分野のエキスパートを集め、バリア内に侵入、核爆弾を使って内部のシステムを破壊するミッション「''' project:victory '''」を立ち上げた。
 
 決戦前日の夜、ガリレオ船長であり、既に崩壊していたアメリカの大統領だったエリック・ハミルトンの演説が行われた。
 
 ''' 「我々は戦う。自由を、平和を、生存を賭けて。宇宙船「ガリレオ」は人々の希望であり、夢であり、そして人々を守る盾でもある。このミッションを成功させるために、人類はあらゆる違いを乗り越えて、団結した。抵抗した。諦めなかった。宇宙船「ガリレオ」艦長としての、アメリカ合衆国大統領としての、ここに居る全員への命令だ。生きろ。自分たちの自由を手にしろ。それが、明日への第一歩だ。」 '''
 
 ガリレオ起動、ロケットで発射される。高校生と大統領を乗せた宇宙船が、人類の存続を賭けて戦いに臨む。幾度の困難と500mの道のりを乗り越え、バリア内部に侵入。核爆弾の設置作業にかかる。しかし、最後の一つを設置の設置中に、「人類存続プロトコル」の自壊シーケンスが発動する。高校生の乗組員はガリレオに乗り込むが、大統領のみ内部に取り残される。大統領の呼びかけにより「ガリレオ」は脱出するが、乗っていた高校生達は船長を諦めきれずに、空中で船長を回収することにする。
 
  高度2000m地点。放射線防護服を着けて落下している船長を発見し。自由落下で近づき船長を回収しようとするが、船長の方が落下スピードが速く、追いつけないまま地上が迫る。その時、乗組員が姿勢制御スラスターを使って落下スピードを加速。船長の回収に成功。船長の操縦技術で地上に無事帰還した乗組員達は、いつぶりかに見た太陽と盛大な拍手を浴びる。

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 プロジェクト・カノープスとは、1843年に日本半島で行われた極放射実験のことである。


概要[編集 | ソースを編集]

    実験コードc45-1439q

   「プロジェクト・カノープス」

周回軌道上にある新世代型大規模アークトリノ放射装置「カノープス」によるエネルギー集積、極放射を行う事を目的とするアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、サウジアラビア、日本、ブラジル、カナダによる合同実験プロジェクト

 建造船「レッドスター」によって軌道上への運搬、組み立てを行う

  「プロジェクト・エータ=カリーナ」

アークトリノ放射実験装置X341「カノープス」の兵器転用計画

カノープスで得た3000万キロワットの電力を使用し、大量の疑似恒星風を螺旋状に放出する