10,123
回編集
編集の要約なし |
(思想) |
||
| 12行目: | 12行目: | ||
|長江俊和『出版禁止』||読まねば | |長江俊和『出版禁止』||読まねば | ||
|- | |- | ||
| | |アガサクリスティー『オリエント急行の殺人』||よみゃ | ||
|- | |- | ||
| | |アガサクリスティー『ABC殺人事件』||よみゃ | ||
|} | |} | ||
{{幽霊節}} | {{幽霊節}} | ||
| 40行目: | 40行目: | ||
|綾辻行人『十角館の殺人』||図書館より帯出。どうやら新本格ムーブメントとやらの嚆矢になったやつらしいが、そりゃあそうだわ。すげえもの。 | |綾辻行人『十角館の殺人』||図書館より帯出。どうやら新本格ムーブメントとやらの嚆矢になったやつらしいが、そりゃあそうだわ。すげえもの。 | ||
|- | |- | ||
| | |ヘルマンヘッセ『デミアン』||母がBTSのMVの考察に使うとか何とか言って買ってきたのをパクった。仰々しさという点で『[[Sisters:WikiWikiオンラインノベル#ルサンチマン|ルサンチマン]]』に影響を及ぼした。 | ||
|- | |- | ||
|小野田博一『論理パズル101』||図書館より帯出。入門編までしかやってないけど面白かった。14「4人のコーヒー」17「悪女」22「Tシャツの飾り」23「ゴダイヴァ」が良かった。 | |小野田博一『論理パズル101』||図書館より帯出。入門編までしかやってないけど面白かった。14「4人のコーヒー」17「悪女」22「Tシャツの飾り」23「ゴダイヴァ」が良かった。 | ||
| 60行目: | 60行目: | ||
|浅倉秋成『教室が、ひとりになるまで』||ジュンク堂で購入。初めてちゃんと読んだ特殊設定ミステリである。自分が読んできた小説の中でも大きく好きなのがこれである。 | |浅倉秋成『教室が、ひとりになるまで』||ジュンク堂で購入。初めてちゃんと読んだ特殊設定ミステリである。自分が読んできた小説の中でも大きく好きなのがこれである。 | ||
|- | |- | ||
| | |ハリイケメルマン『九マイルは遠すぎる』||ジュンク堂で購入。これが[[九マイルもの]]か……!! ってなった。ロジックの機動力がすさまじすぎた。私は「わらの男」がハチャメチャに好きです。 | ||
|- | |- | ||
| | |アガサクリスティー『そして誰もいなくなった』||ジュンク堂で購入。サスペンスみを感じた。 | ||
|- | |- | ||
|麻耶雄嵩『螢』||パレットの本屋で購入。なんかおかしいなあと思ったところが、終盤で大回転した(' すごかった。 | |麻耶雄嵩『螢』||パレットの本屋で購入。なんかおかしいなあと思ったところが、終盤で大回転した(' すごかった。 | ||
| 90行目: | 90行目: | ||
|青崎有吾、青柳碧人、乾くるみ、井上真偽、上田早夕里、大山誠一郎、乙一、恩田陸、伽古屋圭市、門井慶喜、北村薫、呉勝浩、下村敦史、翔田寛、白井智之、曽根圭介、蘇部健一、日明恩、田丸雅智、辻真先、長岡弘樹、夏川草介、西澤保彦、似鳥鶏、法月綸太郎、葉真中顕、東川篤哉、深緑野分、柳広司、米澤穂信『超短編! 大どんでん返し』||今、読了してから数か月が経った状態で、たまってた感想欄をまとめて書いているのだが、この短編集の記憶を完全に失っているので、何も書けない(いつか再読するか' | |青崎有吾、青柳碧人、乾くるみ、井上真偽、上田早夕里、大山誠一郎、乙一、恩田陸、伽古屋圭市、門井慶喜、北村薫、呉勝浩、下村敦史、翔田寛、白井智之、曽根圭介、蘇部健一、日明恩、田丸雅智、辻真先、長岡弘樹、夏川草介、西澤保彦、似鳥鶏、法月綸太郎、葉真中顕、東川篤哉、深緑野分、柳広司、米澤穂信『超短編! 大どんでん返し』||今、読了してから数か月が経った状態で、たまってた感想欄をまとめて書いているのだが、この短編集の記憶を完全に失っているので、何も書けない(いつか再読するか' | ||
|- | |- | ||
| | |フィリップKディック『電気羊はアンドロイドの夢を見るか?』||大SF。なんか、すごかった覚えがあるが、ほとんど忘却してしまった(' 再読せねば(' 追記:たまってた感想欄を再び書き始めた今では、ただなんかエロいシーンがエロかったのは覚えている。 | ||
|- | |- | ||
|湊かなえ『高校入試』||入学試験中の教室という閉鎖空間でのハウダニット的なものを期待して手に取ったら、だいぶ社会派の方だったのを覚えている。 | |湊かなえ『高校入試』||入学試験中の教室という閉鎖空間でのハウダニット的なものを期待して手に取ったら、だいぶ社会派の方だったのを覚えている。 | ||
| 98行目: | 98行目: | ||
|小林多喜二『蟹工船・党生活者』||「蟹工船」は記事「[[蟹光線]]」を書いておきながら読んでなかったが、堂々のプロレタリア文学性に圧倒された。過酷な労働環境で汚くてむさくるしい仲間たちとひどい上司に反旗を翻すその流れに、文字を読むだけで飲まれるわ。「党生活者」は当時の社会主義者の人生がしのばれた。言論の自由を守ろう。 | |小林多喜二『蟹工船・党生活者』||「蟹工船」は記事「[[蟹光線]]」を書いておきながら読んでなかったが、堂々のプロレタリア文学性に圧倒された。過酷な労働環境で汚くてむさくるしい仲間たちとひどい上司に反旗を翻すその流れに、文字を読むだけで飲まれるわ。「党生活者」は当時の社会主義者の人生がしのばれた。言論の自由を守ろう。 | ||
|- | |- | ||
| | |サイモンシン『フェルマーの最終定理』||数学わかんねすぎるラプラプでも楽しめた。さすがはサイエンスライター。 | ||
|- | |- | ||
|米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』||帯がダルすぎてなかなか買わずにいたら、<s>Notoriousが貸してくれた('</s>Notoriousはこれを否認したので、おそらく図書館で借りたのだと思われる。どの篇も良かったというぼんやりとした記憶があるが、特に火葬に関係する一篇がすごい良かったのを覚えている。こんな具体性を欠いた言葉じゃ信じてもらえないかもしれないけど、信じてくれ! 良かったと思ってるんだ! てかこれ米澤穂信じゃん(' 今気づいたわ(' | |米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』||帯がダルすぎてなかなか買わずにいたら、<s>Notoriousが貸してくれた('</s>Notoriousはこれを否認したので、おそらく図書館で借りたのだと思われる。どの篇も良かったというぼんやりとした記憶があるが、特に火葬に関係する一篇がすごい良かったのを覚えている。こんな具体性を欠いた言葉じゃ信じてもらえないかもしれないけど、信じてくれ! 良かったと思ってるんだ! てかこれ米澤穂信じゃん(' 今気づいたわ(' | ||
| 124行目: | 124行目: | ||
|宮部みゆき『理由』||同上購入。まるで現実のドキュメンタリーのような圧倒的詳説でもって、嵐の夜、高層マンションで起きた不可解な事件を追う中で、それを表出させた全ての直接的・間接的理由の背景としてそれぞれの現代的な家庭問題を印象的に描き出す大社会派ミステリ。ちょうどよかったのでラプラプはこれで英語のリーディングのレポートを書いた。 | |宮部みゆき『理由』||同上購入。まるで現実のドキュメンタリーのような圧倒的詳説でもって、嵐の夜、高層マンションで起きた不可解な事件を追う中で、それを表出させた全ての直接的・間接的理由の背景としてそれぞれの現代的な家庭問題を印象的に描き出す大社会派ミステリ。ちょうどよかったのでラプラプはこれで英語のリーディングのレポートを書いた。 | ||
|- | |- | ||
| | |ステュアートタートン『イヴリン嬢は七回殺される』||登場人物の多さと時系列のループによってアホほど複雑な物語をなしていて、一度半分くらい読んだものの年月を経て全て忘れてしまったので全再読せざるを得なかった。その特殊設定であることの意味と結末が、物語を通してそれが主題だと気づかないで何度も刷り込まれていた要素と急激に結びついて素晴らしすぎた。 | ||
|- | |- | ||
|周浩暉『死亡通知書 暗黒者』||真っ黄色だったので気になってジュンク堂で買った覚えがある。エンタメ警察小説として頻繁に面白かったが、シリーズものでありかつこれ以降の話は日本語で出版されていないんか~~~~い!!!! 中国語を学んで原典をあさるしか無いんですか!? ええ!? | |周浩暉『死亡通知書 暗黒者』||真っ黄色だったので気になってジュンク堂で買った覚えがある。エンタメ警察小説として頻繁に面白かったが、シリーズものでありかつこれ以降の話は日本語で出版されていないんか~~~~い!!!! 中国語を学んで原典をあさるしか無いんですか!? ええ!? | ||
| 134行目: | 134行目: | ||
|背筋『穢れた聖地巡礼について』||通称「ケガジュン」または「げんあな(帯の「げんきなあなたがうまれます」より)」(俺が勝手にそう呼んでいただけ'。幽霊に関する三人の登場人物の立場とか人間性にはそれぞれある種切実なものがあって素晴らしかった。ただ、一読して、意味が分からなくて再読したら、人間どうしのその物語はただの一面というかある意味で必然性の無い、何にもならないもので、最初から、うまれた時から{{粛清されました}} | |背筋『穢れた聖地巡礼について』||通称「ケガジュン」または「げんあな(帯の「げんきなあなたがうまれます」より)」(俺が勝手にそう呼んでいただけ'。幽霊に関する三人の登場人物の立場とか人間性にはそれぞれある種切実なものがあって素晴らしかった。ただ、一読して、意味が分からなくて再読したら、人間どうしのその物語はただの一面というかある意味で必然性の無い、何にもならないもので、最初から、うまれた時から{{粛清されました}} | ||
|- | |- | ||
| | |レイブラッドベリ『華氏451度』||「縮小現実」を書く前に読んどこうと思って読んだ。主人公が壁に投影されるファンタジーランドに耽溺する妻とその友人たちに対して、所持が禁止された(叙述用法)詩集か本か忘れたけどそれの内容を対愚者感情に任せて激しく読み上げるシーンが印象的だった。(それは愚かで感情的な自殺行為であって、共感も嫌悪もできてしまうことよ) | ||
|- | |- | ||
|米澤穂信『クドリャフカの順番』||Notoより帯出。「縮小現実」を書く前に読んどこうと思って読んだ2。主題となる怪盗事件に関しても、漫画研究会の論戦におけるその主張に関しても、人間の感情というものが動機となってそうさせているという事実に、キャラクターというものの素晴らしさを感じた。古典部の四人におかれましても料理バトルのところとか面白かった。 | |米澤穂信『クドリャフカの順番』||Notoより帯出。「縮小現実」を書く前に読んどこうと思って読んだ2。主題となる怪盗事件に関しても、漫画研究会の論戦におけるその主張に関しても、人間の感情というものが動機となってそうさせているという事実に、キャラクターというものの素晴らしさを感じた。古典部の四人におかれましても料理バトルのところとか面白かった。 | ||
回編集