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=「髪飛行機」提出=
 三年。産まれた赤子が喋り始めるどころか手先が器用になることでおなじみ、三年の月日。長い凍結期間を経てついに帰って来た伝説の記事投票に際して私キュアラプラプが推薦するのは、記事「[[お花摘みゲーム]]」です。これまでの二度の伝説の記事選考で推薦されてきた記事は、選考に敗れてしまった記事も含め、どれも常習者一個人の作り上げた作品としてその優れた完成度を高く評価されたものでした。しかし「お花摘みゲーム」の素晴らしさは、これらの記事の素晴らしさとは全く趣を異にします。「お花摘みゲーム」は、常習者の協働編集の最高到達点なのです。
==公序ソング案==
{|class="wikitable"style="background-color:white"
|style="border:1px solid #c0c0c0;padding:0 1em"|
'''髪飛行機'''<span style="font-size:75%;">(作詞作曲: [[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]])</span><br>コックピットから突如見えた黒 光沢が目を引く黒<br>
気流に任せて細くなびく黒 美しいみどりの黒<br>
操縦桿持つ機長の右手はほどけて髪に変わった<br>
木偶の坊のCA がらんどうのボード 物言わぬ御髪と化し<br>
<br>
"Hairplane"  搭乗するなかれ<br>
ヒトのタンパク質で髪を成す<br>
<br>
飛ぶ髪飛行機に目的地は無い<br>
軌跡を写す黒髪伸びる<br>
もし髪飛行機が不時着したら<br>
アフロになって衝撃逃げる<br>
あの海を越えて この街を越えて<br>
地球を回る光速ポニテ<br>
あの空を覆う この星を覆う<br>
御髪が包む永遠の夜
|-
|style="border:1px solid white"|[[ファイル:ラプ髪飛行機.mp3]]
|}


==麻薬画案==
 記事を読めば一目瞭然、最初に「お花摘み」の説明を行った後、怒涛のようなWikiWiki大喜利コーナー特有の箇条書きの荒波が押し寄せます。狂ったお嬢様が、トイレに行くことをまったく不可解な言葉で婉曲的に伝え続けているのです。「お花摘みに失礼します」「ちょっとお花を摘みに行ってきます」だったのが、「お下品なパンを焼きましょう」「お尻遊ばせ」「おっ おっ おっ おっ」「お"っ お"っん"」「黄金チワワ」……。あり得ない怪文書の羅列は「お花摘み」の大喜利を飛び出し、何故か記事にある短歌節の中で、「はま寿司 集めて遅し 集めるな 駐車場が 混む」「カッコウが住んでるうろの内壁を炙って食べる民族ですわ」「パーティ ティーパーティ パーティーパーティーパー」「叫びたければ叫べばいい 帰りたければ帰ればいい」「なかんずく 皮膚に生えている毛のその一本一本から 寂れたガレージで寿司を食む 二人の親子」など破調まみれの難解な短歌ブームが発生して、最後には「してないけどね ま、いいさ」という本当によく分からない節の中で、「聞け、大樹の霊! バンジージャンプ」「縦回転奴隷 魂は」など、本当によく分からない言葉遊びをし始めます。このように、記事「お花摘みゲーム」は、一個人には到底成し得ないカオスを抱えた、大喜利記事の極北にして最高傑作なのです。
[[ファイル:ラプ髪飛行機図画.jpg|サムネイル|なし]]


==麻薬俳句案==
 内容の面白さはもちろん、「お花摘みゲーム」はWikiWikiの歴史を語る上でも非常に象徴的な意味合いを持ちます。常習者の活動が記事から姉妹プロジェクトに重点を移しつつ、「受験の闇」に向かって縮小していく中で、「お花摘みゲーム」は当時の常習者がオフラインで話す話題の半分ほどを占めていた謎の言葉遊びたちの文脈を踏まえつつ、常習者たちの持てる全ての記事への力を引き出し集積した、「受験の闇」前夜最後の花火でした。まさにその苦難を経て三年振りに開催された今回の伝説の記事選考の場において、私キュアラプラプは、この暗黒時代の中で瞬いた一つの閃光、「お花摘みゲーム」を、未来永劫語り継ぎ、伝えていきたいのです。絶対的な眩さと闇に消える叙情性は、まさに伝説とするに相応しい。思えばそれは、「お花摘みゲーム」大喜利節にも記されていたことでした――。<blockquote>侮ることなかれ、ボリビア</blockquote>
<div style="border:1px solid #c0c0c0; padding:0 1em; width: fit-content">
暗雲のうえ涼しげに夏飛んだ
 
伸びる伸びる真っ直ぐ黒く熱風
 
海霧浴おまえも旅を楽しむか
 
霜生やし白髪混じりのスクラップ
</div>
 
==インタビュー==
 
――幼年期の髪飛行機との関わりは?
髪飛行機を通してアントニオ猪木を知った。「すいエンサー」という番組で、髪飛行機を遠くまで飛ばすにはアントニオ猪木の「1,2,3、ダー!」の動きで飛ばせばいいという内容の放送を見たため。
 
――青年期の髪飛行機との関わりは?
ない。
 
――これから髪飛行機とどのように関わっていきたい?
(沈黙)
 
――理想の髪飛行機は?
鉄を織って作ったもの。
 
インタビュアー:[[利用者:キュアラプラプ]]
インタビュイー:[[利用者:いせ]]
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