「利用者:Notorious/サンドボックス/ぬいぐるみ」の版間の差分

提供:WikiWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(下書き)
(完成)
14行目: 14行目:
==雑文==
==雑文==
{{大喜利|場所=3}}
{{大喜利|場所=3}}
*1999年に世界は滅びるんだ…。古代マヤ文明の暦はここで終わっている…。
*1999年に世界は終わるんだ…。古代マヤ文明の暦はここで終わっている…。
*talkの過去形? toldだよ!
*talkの過去形? toldだよ!
*あっ! UFO!
*あっ! UFO!
60行目: 60行目:
<span style="color:#008800">'''麻薬の常習者のうち、1人が嘘をついているよ! 一体誰だ‼︎'''</span>
<span style="color:#008800">'''麻薬の常習者のうち、1人が嘘をついているよ! 一体誰だ‼︎'''</span>


'''[[利用者:芯|芯]]''':「嘘をついているのは、[[利用者:Long谷|Long谷]][[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]][[利用者:Popbob|Popbob]]のうちの誰かだ。」
'''[[利用者:芯|芯]]''':[[利用者:Long谷|Long谷]][[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]][[利用者:Popbob|Popbob]]が嘘をついている。」
<br>'''[[利用者:Long谷|Long谷]]''':「[[利用者:芯|芯]]も[[利用者:せうゆ|せうゆ]]も[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]も嘘をついていないのならば、[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]か[[利用者:Popbob|popbob]]のどちらかが嘘をついている。」
<br>'''[[利用者:Long谷|Long谷]]''':「[[利用者:芯|芯]]も[[利用者:せうゆ|せうゆ]]も[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]も嘘をついていないのならば、[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]か[[利用者:Popbob|popbob]]のどちらかが嘘をついている。」
<br>'''[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]''':「嘘をついているのは、[[利用者:Long谷|Long谷]][[利用者:芯|芯]][[利用者:Popbob|Popbob]]のうちの誰かだ。」
<br>'''[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]''':[[利用者:Long谷|Long谷]][[利用者:芯|芯]][[利用者:Popbob|Popbob]]が嘘をついている。」
<br>'''[[利用者:せうゆ|せうゆ]]''':「[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]も[[利用者:Popbob|Popbob]]も[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]も嘘をついていないのならば、[[利用者:芯|芯]]が嘘をついている。」
<br>'''[[利用者:せうゆ|せうゆ]]''':「[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]も[[利用者:Popbob|Popbob]]も[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]も嘘をついていないのならば、[[利用者:芯|芯]]が嘘をついている。」
<br>'''[[利用者:Popbob|Popbob]]''':「[[利用者:Long谷|Long谷]]も[[利用者:せうゆ|せうゆ]]も嘘をついていないのならば、[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]か[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]のどちらかが嘘をついている。」
<br>'''[[利用者:Popbob|Popbob]]''':「[[利用者:Long谷|Long谷]]も[[利用者:せうゆ|せうゆ]]も嘘をついていないのならば、[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]か[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]のどちらかが嘘をついている。」
<br>'''[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]''':「[[利用者:芯|芯]]か[[利用者:Long谷|Long谷]]か[[利用者:せうゆ|せうゆ]]が嘘をついている。」
<br>'''[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]''':「[[利用者:芯|芯]]か[[利用者:Long谷|Long谷]]か[[利用者:せうゆ|せうゆ]]が嘘をついている。」


これを踏まえて一人ずつ可能性を検討していこう。まず'''[[利用者:芯|芯]]が嘘をついている可能性'''だ。彼が嘘をついていると仮定してみる。彼自身の発言は、[[利用者:芯|芯]]は[[利用者:Mapilaplap|Mapilaplap]]より前にアカウントを作成しているため、彼が嘘をついているという仮定に矛盾しない。次に[[利用者:Long谷|Long谷]]の発言。これは[[利用者:芯|芯]]が嘘をついていないという前提のもとでしか述べられていないため、何の問題もない。[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]の発言はどうだろうか。[[利用者:芯|芯]]はアカウントを2個作ったことがあるため、問題ない。次は[[利用者:せうゆ|せうゆ]]。これは仮定どんぴしゃりだ。そして[[利用者:Popbob|Popbob]]の発言。おっと、仮定によれば[[利用者:Long谷|Long谷]]も[[利用者:せうゆ|せうゆ]]も嘘をついていないが、嘘をついているのは[[利用者:芯|芯]]だ。これは'''矛盾'''している。よって、'''[[利用者:芯|芯]]は嘘をついていない'''ということがいえる。こんな感じで検討を進めていこう。
これを踏まえて一人ずつ可能性を検討していこう。まず'''[[利用者:芯|芯]]が嘘をついている可能性'''だ。彼が嘘をついていると仮定してみる。彼自身の発言は、[[利用者:芯|芯]]は[[利用者:Mapilaplap|Mapilaplap]]より前にアカウントを作成しているため、彼が嘘をついているという仮定に矛盾しない。次に[[利用者:Long谷|Long谷]]の発言。これは[[利用者:芯|芯]]が嘘をついていないという前提のもとでしか述べられていないため、何の問題もない。[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]の発言はどうだろうか。[[利用者:芯|芯]]はアカウントを2個作ったことがあるため、問題ない。次は[[利用者:せうゆ|せうゆ]]。これはどんぴしゃだね。そして[[利用者:Popbob|Popbob]]の発言。おっと、仮定によれば[[利用者:Long谷|Long谷]]も[[利用者:せうゆ|せうゆ]]も嘘をついていないが、嘘をついているのは[[利用者:ケツアゴココロ|ケツアゴココロ]]でも[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]でもなく、[[利用者:芯|芯]]だ。これは'''矛盾'''している。よって、'''[[利用者:芯|芯]]は嘘をついていない'''ということがいえる。こんな感じで検討を進めていこう。


次は、'''[[利用者:Long谷|Long谷]]が嘘をついている可能性'''だ。先ほどと同様に考えてみると、[[利用者:せうゆ|せうゆ]]の発言に'''矛盾'''してしまう。よって'''[[利用者:Long谷|Long谷]]は嘘をついていない'''。
次は、'''[[利用者:Long谷|Long谷]]が嘘をついている可能性'''だ。先ほどと同様に考えてみると、[[利用者:せうゆ|せうゆ]]の発言に'''矛盾'''してしまう。よって'''[[利用者:Long谷|Long谷]]は嘘をついていない'''。
103行目: 103行目:




そう、私、[[利用者:Notorious|Notorious]]だよ。だって、'''この6人はここに書かれているようなこと言ってないじゃないか'''。この記事を読んでいる君が6人のうちの1人なら、それは自明だろう。そうじゃなくても、人があんな不自然でよく分からないことを言うわけがないことは幼稚園児でも分かる。それともなんだ、君は'''素晴らしい常習者'''である彼らを、嘘つき呼ばわりするのかい?
そう、私、[[利用者:Notorious|Notorious]]だよ。だって、'''この6人はここに書かれているようなこと言ってないじゃないか'''。この記事を読んでいる君が6人のうちの1人なら、それは自明だろう。そうじゃなくても、人があんな不自然で問題に都合のいいことを示し合わせたように言うわけがないことは幼稚園児でも分かる。それともなんだ、君は'''素晴らしい常習者'''である彼らを、嘘つき呼ばわりするのかい?


というわけで、  
というわけで、  


                                                                        答.[[利用者:Notorious|Notorious]]
.[[利用者:Notorious|Notorious]]
}}
}}


114行目: 114行目:
さて、この記事には、'''緑色の文章は嘘ではない'''というルールがあったね。では、こんな文が現れたらどうなるだろう?
さて、この記事には、'''緑色の文章は嘘ではない'''というルールがあったね。では、こんな文が現れたらどうなるだろう?


<span style="color:#008800">'''私、Aは嘘つきだ。'''</span>
<span style="color:#008800">'''Notorious:「私は嘘つきだ。」'''</span>


そうかそうか君は正直だねえ、とはならない。なぜなら、Aが正直者ならば、'''「私は嘘つきだ」という文は嘘になってしまう'''からだ。これは仮定に'''矛盾'''してしまう。
そうかそうか君は正直だねえ、とはならない。なぜなら、[[利用者:Notorious|Notorious]]が正直者ならば、'''「私は嘘つきだ」という文も本当のことになってしまう'''からだ。つまり、彼は嘘つきだということだ。これは仮定に'''矛盾'''してしまう。


じゃあ今度は、Aは嘘つきだと仮定してみよう。もしそうなら、'''「私は嘘つきだ」という文も嘘となってしまう'''。ということはAは正直者だということになり、これも仮定に'''矛盾'''する。
じゃあ今度は、[[利用者:Notorious|Notorious]]は嘘つきだと仮定してみよう。もしそうなら、'''「私は嘘つきだ」という文も嘘となってしまう'''。ということは彼は嘘つきではない、すなわち正直者だということになり、これも仮定に'''矛盾'''する。


あれあれ、これは、<big>パラドックスじゃないか!</big>
あれあれ、これは、<big>パラドックスじゃないか!</big>
124行目: 124行目:


{{格納|中身=
{{格納|中身=
===種明かし===
いいえ、これはパラドックスではありません。
いいえ、これはパラドックスではありません。
結論から言ってしまうと、[[利用者:Notorious|Notorious]]は確かに嘘つきですが、あの発言は本当のことなのです。
こんな解釈が成立するのはなぜでしょうか? それは、言葉の定義が曖昧だからです。確かに、「嘘つきとは、間違ったことしか言わない人のことである。」という定義がなされていれば、上の発言はパラドックスになってしまいます。しかし、'''普通、「嘘つき」という言葉はそんな意味で使われません'''。「嘘つき」とは、'''嘘を言うこともある人という意味です'''。
だって、そうだろ? 君は人を「嘘つき!」と言って非難するとき、「お前は生まれてこのかた嘘しか言ったことがないな!」と糾弾しているのかい?
つまり、[[利用者:Notorious|Notorious]]は、'''「私は嘘をつくこともある。」'''と言っているに過ぎないのです。これはパラドックスでも何でもありません。
え? この記事の始めに'''嘘つきとは、間違ったことしか言わない人のことである'''と定義されているじゃないか、だって?
'''はは、そんなの嘘に決まってるだろ?'''
{{格納|中身=じゃあ、こんな文だったらどうなるんだろうね?
<span style="color:#008800">'''Notorious:「私は嘘しか言わない。」'''</span> <span style="color:#ffffff">'''彼は続けて言った。 Notorious:「もちろん、そんなことはない。」'''</span>
・・・君は麻薬慣れしているんだね。もちろんこれもパラドックスなんかじゃない。<ref>じゃあ、この“帳尻合わせ”を無くした文をここに書いたら・・・この辺でやめておこうか。</ref>
}}
}}
}}
}}
}}
==脚注==
==脚注==
<references/>
<references/>
[[カテゴリ:自己言及]][[カテゴリ:ロジック]]{{DEFAULTSORT:うそつき}}

2年1月6日 (W) 11:13時点における版

騙されないためには、己の良識を信じなさい。
-小林一三億一三

概要

嘘つき、嘘吐き(:A Lier、:雨租吊気)とは、間違ったことしか言わない人のことである。彼らはその行いから、人間の鑑として崇拝・礼讃され、絶大な信頼と人望を得、巨大な富と権力を手に入れたのち、コマツナが大好きになる。

歴史

人類最初の嘘つきは、中生代に生きていたアルシノイテリウムだと伝えられている。彼は草が食べたいあまり、地の草を根こそぎ食べられるよう下顎をシャベルのように発達させたが、結局死んでしまったという[1]

その後、嘘つき達は神に選ばれし者達として、歴史にちょくちょく名を残してきた。しかし、政治家にだけはなれなかったという。

現在の嘘つきとしては、湯川邦彦田中角C小林一三億一三などが知られている。

雑文

麻薬の常用者親愛なる編集者の皆様へ
この節は大喜利である。面白いのを思いついたら追加していきなさい。
  • 1999年に世界は終わるんだ…。古代マヤ文明の暦はここで終わっている…。
  • talkの過去形? toldだよ!
  • あっ! UFO!
  • 一応やったんですけど、ノートを家に忘れました。すいません。はい、明日持って来ます。
  • 現在のフランス国王は74歳である。
  • 電気陰性度が小さいほど、陰イオンになりやすい。
  • ギターメーカー「マーチン」の創業者はアメリカ人だ。
  • 遂にアンモク共和国できたってよ‼︎
  • 行けたら行くよ。
  • 2021年現在、日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を同時受賞した作品は、歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」、麻耶雄嵩「隻眼の少女」、櫻田智也「蟬かえる」の3作のみである。
  • 「おいはぎ」っていうのはね、カワハギの一種だよ。とても美味しいんだ。
  • 俺一回も嘘ついたことないから。
  • はギリ1万バイトいってないんだよね。
  • Twitter最高!
  • Ayaseの楽曲「よくばり」は、昨年末人気歌手Adoが歌ってみた動画を発表したため、人気が再燃した。
  • ペーパレス化のマッキンリー山では、12枚の高層ビルは電卓を必要とする。
  • 先生怒らないから言ってみ?
  • 日本の裁判所は、最高裁判所や高等裁判所の他に、下級裁判所として簡易裁判所・地方裁判所・家庭裁判所があるが、このうち裁判所の数が最も多いのは簡易裁判所である。

クイズ

前説

ここで問題です!

…え、お前は嘘ばっかりついてるから、クイズの問題文さえも嘘なんじゃないかって? 君は用心深いねぇ。確かに、問題文の中に嘘が含まれていたら困るかもしれない。なら、こうしよう。ルールを決めるんだ。

この記事において、緑色になっている文章は、嘘ではない。もちろんこの文も当てはまる。逆に言えば、緑色でない文章は常に嘘である可能性を持つ、ということだ。

このルールに則り、問題文を緑色にすればいいって寸法だ。これでいいだろ? では、気を取り直して、ここで問題です! チャ〜ラン♪


問題

麻薬の常習者のうち、1人が嘘をついているよ! 一体誰だ‼︎

:「嘘をついているのはMapilaplapより後に利用者アカウントが作られた者だ。」
Long谷:「せうゆキュアラプラプも嘘をついていないのならば、ケツアゴココロpopbobのどちらかが嘘をついている。」
ケツアゴココロ:「嘘をついているのは、Long谷Popbobのうちの誰かだ。」
せうゆ:「ケツアゴココロPopbobキュアラプラプも嘘をついていないのならば、が嘘をついている。」
Popbob:「Long谷せうゆも嘘をついていないのならば、ケツアゴココロキュアラプラプのどちらかが嘘をついている。」
キュアラプラプ:「Long谷せうゆが嘘をついている。」

解答解説

まずは常習者の発言の内容を確認していこう。「Mapilaplapより後に利用者アカウントが作られた者」は、WikiWiki史によると、問題文の6人のなかでは、Long谷ケツアゴココロPopbobの3人。つまり、問題文は次のように整理できる。

麻薬の常習者のうち、1人が嘘をついているよ! 一体誰だ‼︎

:「Long谷ケツアゴココロPopbobが嘘をついている。」
Long谷:「せうゆキュアラプラプも嘘をついていないのならば、ケツアゴココロpopbobのどちらかが嘘をついている。」
ケツアゴココロ:「Long谷Popbobが嘘をついている。」
せうゆ:「ケツアゴココロPopbobキュアラプラプも嘘をついていないのならば、が嘘をついている。」
Popbob:「Long谷せうゆも嘘をついていないのならば、ケツアゴココロキュアラプラプのどちらかが嘘をついている。」
キュアラプラプ:「Long谷せうゆが嘘をついている。」

これを踏まえて一人ずつ可能性を検討していこう。まずが嘘をついている可能性だ。彼が嘘をついていると仮定してみる。彼自身の発言は、Mapilaplapより前にアカウントを作成しているため、彼が嘘をついているという仮定に矛盾しない。次にLong谷の発言。これはが嘘をついていないという前提のもとでしか述べられていないため、何の問題もない。ケツアゴココロの発言はどうだろうか。はアカウントを2個作ったことがあるため、問題ない。次はせうゆ。これはどんぴしゃだね。そしてPopbobの発言。おっと、仮定によればLong谷せうゆも嘘をついていないが、嘘をついているのはケツアゴココロでもキュアラプラプでもなく、だ。これは矛盾している。よって、は嘘をついていないということがいえる。こんな感じで検討を進めていこう。

次は、Long谷が嘘をついている可能性だ。先ほどと同様に考えてみると、せうゆの発言に矛盾してしまう。よってLong谷は嘘をついていない

今度はケツアゴココロが嘘をついている可能性。これは、キュアラプラプの発言に矛盾している。したがって、ケツアゴココロは嘘をついていない

そしてせうゆが嘘をついている可能性。これはケツアゴココロの発言に矛盾。よって、せうゆは嘘をついていない

次はPopbobが嘘をついている可能性。これは、キュアラプラプの発言に矛盾している。ゆえに、Popbobは嘘をついていないといえる。

おや、後一人しかいないね。まあ一応確認してみようか。キュアラプラプが嘘をついている可能性を。・・・あれ? 真っ先にの発言に矛盾してしまうじゃあないか! ケツアゴココロの発言にもだね。あれ? 嘘つき候補がいなくなっちゃったよ・・・。











本当にそうかな? 問題文には嘘をついているのは「麻薬の常習者のうち」にいるとしか書いていない。何もこの6人だけに限っているわけじゃないんだ。

なら、一体誰が? 簡単だよ。どう考えても嘘をついている奴がいるじゃないか。


そう、私、Notoriousだよ。だって、この6人はここに書かれているようなこと言ってないじゃないか。この記事を読んでいる君が6人のうちの1人なら、それは自明だろう。そうじゃなくても、人があんな不自然で問題に都合のいいことを示し合わせたように言うわけがないことは幼稚園児でも分かる。それともなんだ、君は素晴らしい常習者である彼らを、嘘つき呼ばわりするのかい?

というわけで、  

答.Notorious

パラドックス

さて、この記事には、緑色の文章は嘘ではないというルールがあったね。では、こんな文が現れたらどうなるだろう?

Notorious:「私は嘘つきだ。」

そうかそうか君は正直だねえ、とはならない。なぜなら、Notoriousが正直者ならば、「私は嘘つきだ」という文も本当のことになってしまうからだ。つまり、彼は嘘つきだということだ。これは仮定に矛盾してしまう。

じゃあ今度は、Notoriousは嘘つきだと仮定してみよう。もしそうなら、「私は嘘つきだ」という文も嘘となってしまう。ということは彼は嘘つきではない、すなわち正直者だということになり、これも仮定に矛盾する。

あれあれ、これは、パラドックスじゃないか!


いいえ、これはパラドックスではありません。

結論から言ってしまうと、Notoriousは確かに嘘つきですが、あの発言は本当のことなのです。

こんな解釈が成立するのはなぜでしょうか? それは、言葉の定義が曖昧だからです。確かに、「嘘つきとは、間違ったことしか言わない人のことである。」という定義がなされていれば、上の発言はパラドックスになってしまいます。しかし、普通、「嘘つき」という言葉はそんな意味で使われません。「嘘つき」とは、嘘を言うこともある人という意味です

だって、そうだろ? 君は人を「嘘つき!」と言って非難するとき、「お前は生まれてこのかた嘘しか言ったことがないな!」と糾弾しているのかい?

つまり、Notoriousは、「私は嘘をつくこともある。」と言っているに過ぎないのです。これはパラドックスでも何でもありません。

え? この記事の始めに嘘つきとは、間違ったことしか言わない人のことであると定義されているじゃないか、だって?

はは、そんなの嘘に決まってるだろ?

じゃあ、こんな文だったらどうなるんだろうね?

Notorious:「私は嘘しか言わない。」 彼は続けて言った。 Notorious:「もちろん、そんなことはない。」



・・・君は麻薬慣れしているんだね。もちろんこれもパラドックスなんかじゃない。[2]

脚注

  1. [1]
  2. じゃあ、この“帳尻合わせ”を無くした文をここに書いたら・・・この辺でやめておこうか。