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2年1月28日 (I) 17:51時点における版
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二・零零事件 | |
---|---|
現場となった学校。犯人も通っていた。 | |
場所 | 沖縄県南風原町新川646 沖縄県立開邦中学校・高等学校 |
標的 | 生徒・教諭 |
日付 | 2021年11月26日 |
時間 | 午前8時10分~午前8時45分 |
概要 | 男子中学生による無差別殺人 |
凶器 | 包丁、机 |
死者 | 47人(犯人を除く) |
負傷者 | 153人 |
犯人 | 中学校の男子生徒 |
動機 | 不明 |
二・零零事件とは、2021年11月26日に沖縄県南風原町で発生した連続無差別殺傷事件である。男子中学生(事件当時15歳:沖縄県立開邦中学校3年生)が相次いで同中学校および併設されている高等学校の生徒、教員を殺傷した。死傷者は合計200名にのぼり、それゆえに二・零零事件と称されている。
殺害人数47人は、日本で発生した殺人事件としては最も多く[1]、近代日本最悪の殺人事件として世間に大きな衝撃を与えた。
本事件は開邦中・高殺人事件、2・00事件などと呼ばれることもある。
概要
事件を起こした犯人の実名は少年法に則り、公開されていない。そのため、本稿では少年と表記する。
沖縄県立開邦中学校の3年生だった少年は、2021年11月26日の初めの授業が始まった時、自宅から持ち出した包丁で彼のクラスメイトを次々と切りつけた。そして別の教室にも次々と押し入り、生徒を殺傷した。制止を図った教諭も被害にあっている。また、教室の机によって撲殺された被害者もいる。少年はいくつかの教室で35分にわたって多くの人を殺傷した挙げ句、自らの腹部に包丁を突き立てて死亡した。
結果として、少年を除いて生徒46人、職員1人が死亡した。また、生徒149人と職員4人が重軽傷を負った。日本最悪の殺人事件であるが、被疑者死亡のため不起訴処分となった。
事件の経緯
11月24日~25日
生き残った少年のクラスメイトは、「少年は事件の前々日から様子がおかしかった」と証言している。
「彼(引用者注:「少年」を指す)は2日前の水曜日からなんか様子がおかしかったんです。社会のテストが終わった頃だから2時間目くらいか、その時からなんか思いつめたような顔して、なんかブツブツつぶやいてました。翌日はもっとひどくなってて、つぶやくというよりうなってました。頭を抱えたりなんかして、なんかもう一人の自分と戦ってるみたいな。一度「大丈夫?」と声をかけたんですけどね、力無く生返事が返ってきただけでした。いつもの様子に比べたら、明らかに異常ですよ。」
~ 「少年」 について、生き残った少年のクラスメイト [2]
脚注
- ↑ この事件の発生までは、京都アニメーション放火殺人事件における36人が最多であった。
- ↑ 『二・零零事件 あの日何があったのか』毎日新聞社