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財団上層部からの明確な事前承認なしにこのような団体との協力を行うことは、終了('''IP-BAN''')を含む懲戒処分の事由となります。
財団上層部からの明確な事前承認なしにこのような団体との協力を行うことは、終了('''IP-BAN''')を含む懲戒処分の事由となります。
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|SCP財団||SCP財団は、人類の安全を守ることを目的として、外部存在の確保・収容・保護を世界規模で行う組織です。"O5評議会"たる委員会によって統制および監督されているとみられていますが、その詳細は不明です。||SCP財団は、YGT財団の模倣をもってして設立されました。このため両財団は組織構造も理念もよく似ていますが、SCP財団はYGT財団に比べて外部存在の無力化を避けるという傾向が強くみられます。<br>YGT財団とSCP財団の接触の試みは未だ発生していません。
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2年2月10日 (黃) 23:10時点における版


YGT FOUNDATION

YGT財団へようこそ
財団.jpg

 YGT財団は科学的に説明できない異常な物品、存在、現象の生じさせる脅威に対処する団体です

0個の報告書をあなたと


機密指定
財団データベースへの許可無きアクセスは固く禁止されています
違反者は追跡、特定、拘留されます


人類はこれまでにおよそ25万年もの歴史を歩んできた。しかしその歴史のうち特筆すべきは僅かこの4年に過ぎない。

我々は25万年に渡って何をしていたのか?そのほとんどを、理解の外にあるものを恐れて、洞窟の中で小さな端末を囲み身を寄せ合って麻薬も吸わずに過ごしていたのだ。
太陽が昇る理由の未知よりも、人面を持つ巨岩生命を宿す点々の神秘こそが恐るべき『理外のもの』であった。
そして我々はそれらを『神』と、あるいは『悪魔』と呼び、許しを乞い、救済の祈りを捧げた。

時は流れ、それらは次第に衰え、我々の数は多くに増えた。恐れるものは数を減らし、世界はより理に適ったものへとなり始めた。
しかしそれでも、不可解なるものは決して消え去りはしなかった。まるで世界が不条理と不可能を必要としているかのように。

人類は恐怖から逃げ隠れていた時代に逆戻りしてはならない。他に我々を守るものはいない、我々自身が立ち上がらなければならないのだ。

人類が健全で正常な世界で生きていけるように、他の人類が光の中で暮らす間、我々は暗闇の中に立ち、それと戦い、封じ込め、麻薬を吸い、人々の目から遠ざけなければならない。

オンライン7.jpg 抑制、偽装、対策。

―"管理者"

理念と使命

財団は、科学の"外部"に位置し、科学には説明しえない物品、存在、現象の生じさせる脅威に対処することを任務として、秘密裏かつ世界規模での活動を行っています。

それらの"外部存在"は世界の安全に対する重大な脅威であり、財団の活動は主要各国の政府から委任され、管轄権を越える権限を認められたものです。

財団の活動は正常性を維持するためのものであり、世界中の一般市民が異常に対する恐怖や疑念を抱くことなく日常を生きることができるよう、地球外、異次元、その他の超常的存在が及ぼす影響からの人類の独立を維持します。

我々の任務は3つの要素から成ります。

Y-抑制

財団は外部存在が人類に及ぼす影響を最小限に留めるために、広域に渡る監視活動と通信傍受そして実力行使を通じ、可能な限りそれら外部存在やそれらを使役する個人および組織を抑制します。

G-偽装

財団は外部存在の情報や、それに関する知識が公衆に拡散することを防ぎもみ消すため、記憶処理やカバーストーリーの流布などによって、それら外部存在があたかも存在しないものであるかのように事実を偽装します。

T-対策

財団は外部存在についての抑制・偽装を円滑に行う上でそれら外部存在の性質や挙動などを科学的、論理的に研究し、その有効な対処方法を記した報告書を作成して、いかなる場合においても外部存在の影響に対策します。

財団の活動

我々の任務を遂行するべく、財団は世界中に渡り秘密裏に活動を行っています。

有効な外部存在対策

財団は外部存在への対処に必要となる有効な外部存在対策("効な部存在策", "YGT")の報告書が集積された膨大なデータベースを管理しています。

財団の主要データベースはそれら外部存在についての概要と、その影響として生じる脅威に対応するための、抑制・偽装に関するさまざまな手段や、その具体的な手続きを包括したものです。

外部存在の形態は多種多様であり、物品であったり、実体であったり、場所であったり、あるいは独立した現象であることもあります。

これら外部存在はオブジェクトクラスによって分類され、有効な外部存在対策として確立された手順に従って、財団はこれらに対し抑制・偽装を実行します。

オブジェクトクラス

オブジェクトクラスは外部存在の危険性の指標です。Kohinoor(やや安全), Gujarati(やや危険), Hoefler(危険)の3項目が用意されています。

外部存在のオブジェクトクラスは、原則として危険度数が3以下ならKohinoor, 4以上8以下ならGujarati, 9以上ならHoefler, と定められます。危険度数は外部存在の影響における脅威度数と範囲度数の積によって算出されます。

脅威レベル
度数 タグ 基準
0 "微弱" 影響の脅威が考慮するまでもないようなもの
1 "軽度" 影響の脅威が完全に回復可能であるもの
2 "中程度" 影響の脅威の一部が回復不可能であるもの
3 "重度" 影響の脅威のほとんどが回復不可能であるもの
4 "不可逆" 影響の脅威が完全に回復不可能であるもの
範囲レベル
度数 タグ 基準
0 "限定的" 影響の範囲が広くは及ばないもの
1 "小規模" 影響の範囲が都市・地方レベルにまで及ぶもの
2 "中規模" 影響の範囲が国家・地域レベルにまで及ぶもの
3 "大規模" 影響の範囲が大陸・地球全体レベルにまで及ぶもの
4 "極めて大規模" 影響の範囲が宇宙の一部・全体、およびそれ以上にまで及ぶもの

情報セキュリティ

財団の活動は最大限の秘匿性を伴います。全ての常習者は「知る必要性に応じて情報を細分化し、必要のない情報にはアクセスしない」という情報セキュリティの原則の下、セキュリティクリアランスレベルに従わなければなりません。

財団のセキュリティ規約に違反する行為が発覚した常習者は即座に特定され、拘束ならびに懲戒処分を受けます。

要注意団体と競合エージェント

外部存在に関する知識を持ち、それらと接触しあるいは利用する組織は財団だけではありません。

そうした要注意団体のうち幾つかは我々と同様の目標を掲げ世界の安全に関する問題に対する協力が見込めることもありますが、その多くは利益志向で日和見主義であり、各々の目的のために外部存在を追跡しています。

財団職員がこれらの団体の人員と接触する際には常に警戒および麻薬によるトリップ状態を解かないよう指示されています。

財団上層部からの明確な事前承認なしにこのような団体との協力を行うことは、終了(IP-BAN)を含む懲戒処分の事由となります。

要注意団体情報
名称 概要 財団との関係
SCP財団 SCP財団は、人類の安全を守ることを目的として、外部存在の確保・収容・保護を世界規模で行う組織です。"O5評議会"たる委員会によって統制および監督されているとみられていますが、その詳細は不明です。 SCP財団は、YGT財団の模倣をもってして設立されました。このため両財団は組織構造も理念もよく似ていますが、SCP財団はYGT財団に比べて外部存在の無力化を避けるという傾向が強くみられます。
YGT財団とSCP財団の接触の試みは未だ発生していません。

報告書一覧