利用者:芯/サンドボックス
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物語(ちょっと変わった論理学者による語り)
やあどうもこんにちは、あははは。しかし近頃の若者はぱっとしないねえ。そのくせして不景気だの人権侵害だの左翼政治だのパラドックスだの騒ぐんだから……。
え、何だって? 言葉の意味が分からない? まったく情けないねえ……。いいかね、「言葉」というのはだね、「音声や文字などにより表され、……何何、そうじゃない? ああ、私の言った、パラドックスという言葉の意味が分からないとな。パラドックスというのは、つまりその、……うむむ、どこから説明するべきだろうか。
ところで論理学って知っている? 何だ、それは知っているのか……。あ、じゃあ、論理学を研究する人の総称をなんというか知っているか? 知らないだと? ふははは、馬鹿め。正解は「論理学者」でした。
論理学者の一番の望みは何だろう? そんなの決まっている、すべての論理構造をひとつの理論で説明することだ。ソクラテスは、説得力ある文にはすべて三段論法が見られることを発見した。カタール……じゃなくてカタ―? いや、名前などどうでもいい。とりあえずその誰かさんは型の理論を提唱して論理の在り方を分類しようとした。
そのような例と同じように、