肘を折る頭突き
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この項目では、肘を折る頭突きについて説明しています。 ・非自己叙述的については「非自己叙述的」をご覧ください。 |
「ある頭突きの効果が特に肘に顕著であること」を指す言葉である。本記事では、この言葉をかみ砕いて説明するとともに、伴って発生するパラドックスについても解説する。
物語（一人の老人による語り）[編集 | ソースを編集]
ひいぃ！ どうか、どうか勘弁してくだされ！ 「肘を折る頭突き」だけは！ 分かっております、私は大罪人ですとも。君の息子を二週間もの間狭い部屋に閉じ込めて、永遠に続く大音量のドラムロールを聞かせる事で精神を破壊し、「カメレオンの排泄物」に変えてしまったのはまぎれもない事実だ。二週間て。長くない？ 自分でも思いますよそりゃあ。ええもう、本当に反省しているんですよ。私はもうね、この罪を償うためだったら水責めでも火責めでも何でも受けてやりますよ。どんな拷問でも君の息子の苦痛を思えば大したことは無いんだ。それでもどうか、ここは一つ、肘を折る頭突きだけは勘弁して頂けないでしょうか！ いやいやそんな、飽きたみたいな、面白くないみたいな顔をしなさんな。ま、待ってください！ ち、近づくな！ おい！ やめ……
ボギィッ！
物語（二人の若者の会話）[編集 | ソースを編集]
ある日の涼しい午後のこと。肘男さんは言った。
「ねえ、『肘を折る頭突き』ってどういう意味？」
「教えてやるよ。歯ぁ食いしばれ」動物園好き君が得意げに答えた。
ボギィッ！
物語（若い論理学者の独りごと）[編集 | ソースを編集]
この国もずいぶんと落ちこぼれたようだな。だいいちここの国民は頭が鋭すぎる。肘を折れるなんて、ほんとうに怖すぎる。
うーん、いや、そのおかげで、肘専用の強化シールドを売るだけで金がもらえるようになったのか。それは大いに感謝しないと。最近の収入に限っては、もはやほとんど肘ールドだもんね、笑っちゃうよ、ははっ。
そういえば……明日も肘ールドバザーじゃないか。実演販売のおさらいでもしておこう。肘ールド、肘ールド。ああ、あった。
ボグ……
カコンッ！
いよぉし、笑。