コンピューター

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　警告

　　　　　　　　　　　　　この記事は日本の未来を左右する、重要な機密が含まれている。その機密性を守るため、口外は厳重に禁止されている。

bdn̪̍年ɕ月ɸn̪̍日国家緊急対策会議が首相官邸3階で行われた。（このときの記録が今でも少し残っている。）この時、F18：日本民主主義人民共和国大統領デデ二オン（仮名）の証言によると、「超大型人型コンピュータウィルス集合型生命体の確認報告を受けた」と話している。レーダーで観測を行った所、全世界のコンピュータウィルス、またそれに感染したコンピューターが特殊な磁気により吸い寄せられている事が判明した。実体はF1：アメリカ王国管轄下、マリアナ海溝チャレンジャー海淵特殊環境下生物反応センター付近、座標値29，96に銅像のように自立している。大きさは高さ68，2メートル、最大幅54，5メートルである。

顕現目的

ワールドデータ、全世界のビックデータを管轄するF18：日本民主主義人民共和国最高峰のスーパーコンピューター「永山」の情報を盗事が目的と考えられる。永山からは何故か「全世界の冷蔵庫の数」のデータが流出してい て、冷蔵庫の期待超過性に関する機密文章を流出させられた。F1～F20各国政府は、緊急対策会議；コード301を開いたが、対策のしようが無いことや、攻撃の様子が無いことなどから,様子を見るということで合意した。

経過観察：人工コンピュータ言語応用コミュニケーションによる対話プログラム

顕現から3日、全世界からコンピューター学者、荏原進等の冷蔵庫学者が集い、コンピュータウィルス集合型生命体（cualf)との接触が試みられた。「2進法＝０と１だけを使った言語」での対話が試みられた。言語の翻訳表を貼る。

翻訳表

あ	い	う	え	お
あ＝０	い＝１	う＝００	え＝０１	お＝１０
か＝１１	き＝０００	く＝００１	け＝０１０	こ＝０１１
さ＝１００	し＝１０１	す＝１１０	せ＝１１１	そ＝００００
た＝０００１	ち＝００１０	つ＝００１１	て＝０１００	と＝０１０１
な＝０１１０	に＝０１１１	ぬ＝１０００	ね＝１００１	の＝１０１１
は＝ １１０１	ひ＝１１１０	ふ＝１１１１	へ＝１００００	ほ＝１０００１
ま＝１００１０	み＝１００１１	む＝ １０１００	め＝１０１０１	も＝１０１１０
や＝１０１１１	(い)	ゆ＝１１０００	(え)	よ＝１１００１
ら＝１１０１１	り＝１１１１０	る＝１１１１１	れ＝１０００００	ろ＝１００００１
わ＝１０００１０		を＝１０００１１		ん＝１００１００

1文字と1文字の間に’を入れる。

（例）

麻薬――10010’10111’001

翻訳表だと、ま＝10010、や＝10111、く＝001になる。

これらの言語で交信をはかると1回のみ交信が成功し、次のようなメッセージが送られてきた。

100010’100000’100010’100000’1101’1110’0101’100011’11000’11111’100’0110’1’10110’11110’0101’10111’10010’0101’00’10011’100011’011’100010’101’0001’0011’10011’100011

30秒後、地球が消滅した。