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ピロリ語

ピロリ語の最大の特徴は、なんといっても自然言語でも人工言語でもなく、ヘリコバクターピロリによる細菌工言語であるということだろう。細菌が自発的に開発し、さらにその話者として存続させている言語など、前代未聞のものである。[1] また、ピロリ語には句読点はおろか疑問符、感嘆符すら存在せず[2]、文のイントネーションは独自の文頭説明語によって決まる。[3]さらに、ピロリ語は世界的にもかなり複雑な代名詞を持ち、これによって主語が省略されることはほとんどない。[4] 表記体系では、ピロリベド(piroribedo)ピロソーバド(piroso^bado)という二つの文字が存在し、主に代表語や固有名詞の子音はピロリベドで[5]、他の単純語などはピロソーバドで表記される。 なお、ピロリベド、ピロソーバド共に一般的な文字コードが定められておらず、ここでの表記が難しいため、本項ではピロリ=アルファベット表記(Arupua^bado)を用いて説明する。[6][7] また、音韻は日本語のものと酷似しており、語彙にも日本語との類似点が見られることから、ピロリ語は日本語ともかなり関係が深い言語であるとされている。 さらに、ピロリ語は胃などという閉鎖空間[8]で発生し、使用され続けていることから、方言等の派生が存在していない。これによって、ピロリ語は発生当時の形を比較的簡単に予測し、遡ることが可能であるため、 近年では言語学者らが言語発生のメカニズムを知るために、ピロリ語を盛んに研究している。

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新興ピロリ派

多くの作品は抽象画である(創始者の伊藤しえるは稀に合成画像として発表することもある)。 また、大体のケースにおいて題材は架空の生物であるが、外見はおぞましさとどこか憎めないボディを兼ね備えてている。更に特筆すべきはその生物には人間の手が多数、生えていることである。これらの手は、ピロリ派の崇拝するピロリ菌を模しているものと思われる。しかしここで短絡的にそれを唯一の理由としてはいけない。何故ならば新興ピロリ派という派閥が目標としているのは「如何に美しい作品にするか」ではなく「如何におぞましさと健気さを演出するか」に重きが置かれているからである。そのため、「ただグロく見せたい」というためだけに《手を加えた》という可能性もありうるのである。 しかし著者はもうひとつの理由があると推測する。

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  1. しかし、ヘリコバクターピロリはピロリ語話者としてピロリ語の文法を拡張させていったのみであって、ピロリ語の起源は自然によるものであるとの主張もある。詳細は歴史節を参照。
  2. ただし、句点と同様の働きをする促音補助符号たるものが存在する。詳細は字種節を参照。
  3. 疑問文のときは文の後ろでイントネーションが上がる、など。
  4. 不定代名詞や普遍代名詞があるためである。詳細は語彙節を参照。
  5. ただし、固有名詞の表記に関して、ピロリ=アルファベット表記においてはシングルクォーテーション)で囲って強調するのが一般的になっている。
  6. ピロリ=アルファベット表記では、大文字をピロリベド、小文字をピロソーバドとして表記する。また、長音を「^」、促音を「'」で表す。
  7. なお、ピロリべド「ch」と「gn」のピロリ=アルファベット表記では、両方とも大文字にするのではなく、慣用として「Ch」、「gN」という特殊な形で表記する。
  8. 胃の容積は、小さいとき(食べ物が入っていないとき)で約50ml、大きいとき(食べ物が入っているとき)でも約1.5Lほどしかあらず、さらにヘリコバクターピロリは胃から外に出ることなどほとんどないため、社会コミュニティとしては異常な小ささと言える。