利用者:ケツアゴコロロ/サンドボックス/10月

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十月とは本来獣月である。そこには、涙なしには語れないお話があったのだ。

支配編集

むかーしむかしあるところに獣人のような見た目をしているとても可愛いモウフキーと呼ばれる種族が仲良く暮らしておったそうな。彼らはとても優しく正直者で争いを好まなかった。その性格が仇となってしまったのかモウフキーたちが住んでいたモフ国はアリルニオン将軍率いる闇の住人らによって支配されてしまったそうな。その支配はとても酷いもので彼らはモウフキーを奴隷として働かせ辱めを与え、まるでかの邪知暴虐の王として知られるタケシを彷彿させるようなものであった。彼らは毛皮と爪、牙で高い戦闘力を有していた。モウフキーらは弱いから支配されていたのではない。純粋無垢ゆえに嘘を嘘と見抜くことができないで、ずっと騙されていたからなのであった。

逆襲編集

支配され、抵抗しても嘘でなだめれ納得してしまうモウフキーを不憫に思ったのがそう、後に「大魔王」として恐れられるハン・ドレッドであった。彼はモウフキーのために逆襲の計画を練り始めた。自身をリーダーにモウフキー救い隊ニダを結成し、カルーという男を副リーダーに任命した。武器の調達や闇の住人が拠点としている宮殿の内装の把握、奴隷たちをどのように助けるかを綿密に計画し、遂に実行まで一週間を切ったという時、事件は起きた。副リーダーのカルが死んだのである。モウフキーらは怒り狂った。カルーは困った人を見捨てない心優しき青年であった。そんな優しい男が憎き闇の住人に殺されたとなれば暴動が起こるのは当然であった。

ハン・ドレッドはこの暴動を利用しモウフキー救い隊ニダを主力としてモウフキーたちを先導し宮殿へと進軍。いつものように嘘でごまかせないと判断した闇の住人らも宮殿で防衛、駆逐の準備をしていた。実は、今までモウフキーは人的資源としても活用されていたが、単純に毛布として「資源」として利用されていたのである。故に彼らは絶滅させられず、適度に採取され支配されていたのである。しかし、その養殖も今日までである。神の悪戯かモウフキーが反旗を翻した今日、毛布人口開発が可能になったのである。これにより闇の住人は利用価値のない全モウフキーを殲滅することにしたのであった。

衝突編集

闇の住人はあまりにも弱かった。強い言葉で見繕い、嘘で固めた彼らは仲間のために戦うモウフキーによって次々と倒されてしまった。アリルニオン将軍を除いて。おそろしやおそろしや!あぁ勝てないよ!どうしよう!どんどん仲間たちが倒されてしまう!助けて!ハン・ドレッドーーーーーーーーー!!!!!!!!

最期編集

ハン・ドレッドは覚悟を決めた。ここでやるしかないんだと。この手の中にある玉ニオン爆弾で我が身がどうなろうとも!そうして、ハン・ドレッドはアリルニオン将軍とともに死んでいった。爆発に耐えられなかったアリルニオン将軍はもちろん耐性のあったハン・ドレッドはウマ娘であるため馬同様に玉ねぎが大の苦手であった。それで死んだのであった。ありがとう、ハン・ドレッド!さらばだ、ハン・ドレッド!、、、、、うわっっこれは!玉ねぎの成分が目、目に入って涙が止まらないや!まさに、涙なしには語れないなぁ