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ピロリ語 ~基礎から発展まで~
基礎:ピロリ語
ピロリ語は、ヘリコバクターピロリによってつくられた、世界に類を見ない細菌工言語です。話者は無論のこと彼らピロリ菌たちであり、私たちの胃の中で日夜高度なコミュニケーションを行っています。
また、この言語は完全な閉鎖空間の中でのみ使われてきているという極端に孤立した言語であるため、現在知られているものの中では最もよく発生当時の姿を保存していると考えられています。このことから、言語の発生に関するヒントを探すべく、今では広く様々な研究者がピロリ語を学習・研究しています。
基礎:ピロリベドとピロソーバド
ピロリ語には114種類の文字と4種類の記号があります。これらは、ピロリベドとピロソーバドの2種類に分けられます。文字のほとんどは、子音を表す7種類の部位と、母音を表す5種類の部位の組み合わせによって構成されています。
なお、ピロリ語の文字はコンピューター上で表記する仕組みが整っていないため、代用としてピロリ=アルファベット表記がよく使われます。本講義でも、主としてこちらを使用することとなります。
基礎:フォニックス
文字 | a | i | u | e | o | gn |
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転写 | ア | イ | ウ | エ | オ | ン |
「a」「i」「u」「e」「o」は日本語のそれぞれと同じ発音。「gn」は、舌を平たくして付け根を喉の方に近づける感じで「ン」と発音する。(「ペンキ」の「ン」と同じ発音)
文字 | ka | ki | ku | ke | ko | k |
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転写 | カ | キ | ク | ケ | コ | ク |
「ka」「ki」「ku」「ke」「ko」は日本語のそれぞれと同じ発音。「k」は子音だけを発音する。
文字 | sa | si | su | se | so | s |
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転写 | サ | スィ | ス | セ | ソ | ス |
「sa」「su」「se」「so」は日本語のそれぞれと同じ発音。「si」は舌の先端を伸ばしたままで発音するので、「シ」ではなく「スィ」になる。「s」は子音だけを発音する。