利用者:キュアラプラプ/サンドボックス/戊
へのへのもへじとは、表情ダイナミクスにおける平衡点アトラクタ、およびそれを引き起こす情報生命体の総称である。
概要
情報生命体として、へのへのもへじは一次元へのへのもへじ(Linear HHM)と平面へのへのもへじ(Facial HHM)の二形態を持つ。へのへのもへじは、単純なテキストファイルには一次元へのへのもへじとして、また画像・動画媒体に対しては平面へのへのもへじで潜入することができるが、一次元へのへのもへじ形態は外界に対して一切の影響を示さないため、この形質の理由は依然不明である。
平面(二次元)へのへのもへじを認識したあらゆる表情ダイナミクスを持つ存在は、そのそれぞれの表情プロパティにおける収縮−弛緩値と代謝機能値とを状態変数とした相空間において、そこに平衡点アトラクタを発生させる。引力圏はあまねく全体に及ぶ。より平易に言い換えれば、平面へのへのもへじを認識した「表情を持つ何か」はすべて、ある特定の表情に半永久的に固定されてしまうということである。
この表情状態を、実体的へのへのもへじ(substantial HHM)あるいは単にへのへのもへじと呼ぶこともあるが、実際にはこの表情は平面的情報媒体に記録されたときでも平面へのへのもへじとして働くことはないため、不適切な呼称であるという意見も多い。
形状
へのへのもへじは、ひらがなのいくつかの文字の集合として確認される。一次元へのへのもへじにおいては、無論それは単なる文字列として現れるが、平面へのへのもへじになると、文字はタイポグラフィカライズされ、まるで人間の表情のような要素や輪郭を象る。へのへのもへじは古典的運動機能こそ有していないが、情報生命体として情報空間上を移動することが確認されており、情報媒体に潜り込んでいることもしばしばある。
発見と命名
へのへのもへじは、それを認識した者に対する記憶処理能力を有しているため、長らく発見されてこなかった。しかし、文明社会から逃れ続けた秘境・エラッピコンググ島で現人神として崇められる長老[1]に対する生物学的調査がなされた結果として、そのような情報生命体が存在するという仮説が立てられた。これは暫定的に「プロジェクト・へのへのもへじ」として調査され、該当の情報生命体が発見されたあとにも変わらず「へのへのもへじ」と呼ばれた。
当然だが、この情報生命体「へのへのもへじ」が、全く無関係の有名な文字絵と同名であることについて、「混乱を招く」という批判は非常に多い。
脚注
- ↑ ギバカッン家から代々即位し、八億歳になるとプログラム細胞死を迎える風習がある
ギャラリー
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