Sisters:WikiWikiオンラインニュース/那覇空港でハイジャック発生
本日(2021年12月31日)0時18分、沖縄県警が記者会見を開き、那覇空港でハイジャック事件が起こっていることを明らかにした。被害に遭っているのは東京国際空港行き日本航空904便で、現在は第一滑走路上に停止中。その機に加えて2機が犯人の要求に従って同滑走路上に停止している。
犯人の詳しい要求や機内の状況は不明。続報が入り次第、お伝えします。(12月31日12時47分)
犯人の要求に従い滑走路上に停止中の2機の情報が入った。1機は関西国際空港行きのジェットスタージャパン350便。もう1機は中部国際空港から那覇空港に到着したばかりの日本トランスオーシャン航空45便。
目撃者の証言によると、ハイジャック事件は11時50分頃には始まっていたという。
また、犯人は5人グループだという証言もある。(12時59分)
沖縄県警が再度記者会見を開き、日本航空904便の副操縦士が死亡したと発表。犯人に射殺されたと機長から連絡があったという。
たった今入ってきた情報によると、日本航空904便から乗客2名が放擲され、滑走路に落下した。怪我の有無などは不明。(13時07分)
沖縄県警は記者会見で、犯人は乗客乗員の身代金として日本政府に3兆円の支払いを要求していると発表。期限として今日の夜20時を設定しているという。要求額の高さは前代未聞だ。また、犯人は単独犯と見られるという。単独でハイジャック事件を起こしたとすればこれも異例の事態である。
さらに、滑走路上の2機に空港の車両が近づき作業をする様子が目撃されている。ハイジャックに詳しい同志社大学の深山三里教授は、
「車両は航空機給油車と呼ばれる、名前通り飛行機の給油をするためのもの。飛行機の配置からして、犯人は要求を呑まなければ機体を滑走路上の機体に突っ込ませると脅しているのではないか。そして航空機給油車は2機が移動するのを防ぐために燃料を取り出させたのではないか」
と我々のインタビューに答えてくださった。(13時44分)
13時45分、岸田総理は国会議事堂で記者団の質問に対し、
「(ハイジャック事件に関する)対応を検討中です」
と短く答えた。(13時49分)
沖縄県警は、13時05分頃に日本航空904便から放擲された乗客1名と乗員1名が死亡したと発表した。これでこのハイジャック事件での犠牲者が、少なくとも3人となった。
情報が錯綜しており、先報が誤っている箇所があることに深くお詫び申し上げます。ご理解いただけますようお願い申し上げます。(13時53分)
沖縄県警は、人質の人数とその内訳を公開。日本航空904便には犯人含め183名、ジェットスタージャパン350便には168名、日本トランスオーシャン航空45便には155名の乗員乗客が搭乗したとのこと。犯人と死者を除けば、現在502名の人質がいることになる。(14時06分)
15時20分、体調不良を訴えていた人質計3名が解放された。日本トランスオーシャン航空45便から2名、ジェットスタージャパン350便から1名それぞれ解放された。人質の解放は事件の発生以来初めてのことだ。(15時33分)
15時35分から岸田文雄内閣総理大臣が記者会見を開き、身代金を可能な限り支払うという方針を明らかにした。総理は「一人の生命は地球より重い」という福田赳夫元内閣総理大臣の言葉を引用し、「国の計上済み予算を使うことも辞さない」として超法規的措置の発動を視野に入れているとした。この判断に関しては、ダッカ日航機ハイジャック事件のときと同様、批判があることが予想される。(15時44分)
岸田総理大臣は、3000億円を犯人が指定した銀行口座に振り込んだと発表した。交換条件として、20名の人質が解放されるという。身代金には、2021年度の歳入の一部を使用したとのこと。詳しい内訳は不明だが、各所からは非難が相次いでいる。(16時05分)
日本トランスオーシャン航空45便から、20名の人質が解放された。犯人が政府との約束を守った形だ。これで人質は479名となった。犯人は身代金3兆円を要求しており、政府はその10分の1を支払ったことになる。事件が終結する気配は未だ無い。(16時10分)
日本航空904便から、乗員1名、乗客4名の遺体が機外に放擲された。さらに重傷を負った1名が開放された機のドアの横に座らされている。犯人は見せしめのためにこれらの行動を行っていると見られている。
米政府は公式に、「テロリストの要求を呑むとは信じられない。日本は卑劣な手段に屈するのか」と岸田総理の対応を批判した。(16時47分)
岸田総理は、追加で2000億円の身代金を支払い、交換条件として重傷者1名を解放させることを決定したと発表した。機のドアの横に座らされていた乗客が16時59分、解放された。乗客は機に近づいたタラップ車に乗り移って病院へと搬送された。その後機のドアは閉められた。(17時12分)
17時48分、日本トランスオーシャン航空45便が動き出し、第一滑走路を離れた。犯人側に動きはなく、合意の上での行動の可能性もある。(17時52分)
17時55分に開かれた記者会見で、岸田総理はさらに1兆円の身代金を払ったと明らかにした。そして交換条件として日本トランスオーシャン航空45便が解放されたという。これで追加で133名の人質が解放されたことになる。(17時59分)
警察の部隊が18時25分頃、ハイジャックされた機に近づいた。隊員2名が翼の上に登った直後、機がエンジンの回転数を急激に上げて発進、隊員は飛び降りた。機は滑走路を約50m走って停止。隊員の命に別状は無いようだ。(18時34分)
18時32分、トーイングカーで機は元の位置に戻った。そして乗客1名の遺体が滑走路に放擲された。これでこの事件での犠牲者は8名となった。おそらく警察の強行作戦に対する報復と見られている。(18時49分)
19時52分現在、ハイジャックされた機はエンジンを回転させ続けながら停止し続けている。いつまた急発進し、もう1機に突っ込むかわからない危険な状況が依然続いている。(19時54分)
岸田総理は、20時00分に開いた記者会見で、残りの身代金1兆5000億円を支払ったと発表した。犯人は10分後人質を全員解放すると約束したという。これで犯人の要求は全て叶えられたことになる。(20時07分)