影踏み

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概要編集

影踏み」または「影踏み鬼」とは、じゃんけんのことである。

ルール編集

  1. じゃんけんでプレイヤーの中からを一人決める。
  2. 鬼は一定時間待ち、その間に他のプレイヤーは逃げ始める。
  3. 鬼が逃げるプレイヤーの影を踏むことができれば、影を踏まれたプレイヤーに鬼が交代される。
  4. このプロセスが続く。

論考編集

ここで影を踏むという行為について考えてほしい。

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とは、光の当たっていない場所のことである。影踏みは屋外で行う遊びのため、日光が当たっていない地面のことだと言ってもいいだろう。ここで、当然のことながら、「〇〇の影」とは、「〇〇が日光を遮断しているためにできた、日光の当たっていない地面」と定義することができる。

踏む編集

踏むとは、足を何かの上に置く行為のことだ。影踏みの場合、踏まれる対象は地面に絞られる。だからここでも、「踏む」とは、「鬼が靴を地面の上に置くこと」だと定義できる。

影を踏む編集

では、「影を踏む」という行為に焦点を移そう。
定義の通り、「踏む」ときに靴は地面に接している。ここで、その靴の下にあるのは何だろうか? 影であることは間違いない。なぜなら、日光が当たっていないのだから。では、それは何の影なのだろうか? 言い換えると、何に邪魔されて日光が当たらないのだろうか?
そう、鬼の靴である鬼の靴が地面と接しているがゆえに、その地面に日光が当たらないのである
だから、鬼が踏んだのはプレイヤーの影ではなく、鬼の靴の影なのである。太陽の位置が限りなく地平線に近く、靴が限りなく地面に近づいたときにまだプレイヤーの影が存在したとしても、鬼が地を踏んだ瞬間、プレイヤーの影は消え失せるのである
これが表すことは、プレイヤーの影を踏むことはできないということである。ひいては、影踏みでは鬼は永遠に交代し得ないということである。すなわち、冒頭の結論に至る。

結論編集

影踏みとは、じゃんけんのことである。 WikiWiki