利用者:Mapilaplap/SandboxforNovels5

ドロップポップマップス編集



 3・2・1・よ〜い、アクション!


「そう、犯人は、この中にいる」

 重苦しい雰囲気だった突然会議室がどよめく。

「俺じゃないぞ! ルカだ。あいつがやったに決まってるだろ!」

「僕じゃない! こっちからしたら、君が一番怪しいね!」

「私も、ルカに同意よ! ジョウでしょ、こんなことするの」

「ミチ、白状するなら今だぞ」

「どうしてよ! 私にはアリバイがあるのよ」

 シー、という耳障りな音が聞こえて、喧々囂々していた場の全員が発生源を見る。

 ブレザーに袖を通した探偵が、人差し指を口の前に置いて目を閉じている。会議室には再び、曇天のような沈黙が訪れた。探偵はその手をひらりと振って話し始めた。

「では」

「」