8,864
回編集
(→概要) |
編集の要約なし |
||
6行目: | 6行目: | ||
しかしながら、そんな自由な風紀に惹かれて自身の作品を持ち込む作家も多く存在しており、構談社は当然その全てを採用・文庫本化してしまうため、それによるお布施でなんとか事業を存続させられているという。 | しかしながら、そんな自由な風紀に惹かれて自身の作品を持ち込む作家も多く存在しており、構談社は当然その全てを採用・文庫本化してしまうため、それによるお布施でなんとか事業を存続させられているという。 | ||
デザインとしては、一切の装飾を施さないシンプルさが特徴。また、世の文庫本が普通A6判であるのに対し、構談社文庫ではその殆どがA7判であり、<ref>たまにA9判もある。</ref>ページ数についても6頁ほどしかない。 | |||
これは、構談社の持つ製本技術が「'''裏紙一枚折本'''<ref>①裏紙を半分に折り畳むのを三回繰り返した後、その紙を再び広げる。<br>②折り目のうち紙の端に触れる点がない二つをガイドにして、紙の中心に切れ込みを入れる。<br>③紙の裏面が表になるようにして、辺のうち短い方が折れるように紙を半分に折り畳む。<br>④横長になった紙の先端を持って互いに近づけ、②の切れ込みに接する面がその動きと垂直にそれぞれ外側に折れ曲がるようにする。<br>⑤上から見て十字型になった紙を、そのうちの一つの面に集めるようにして折り畳む。<br>⑥形を整えると、小冊子が完成する。</ref>」というものしかないためであると考えられている。 | |||
===構談社=== | ===構談社=== | ||
回編集