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「ぐっ……小鳥くん……ぼくはあきらめないからね! いつかきみのことを食べてあげるから!」 | 「ぐっ……小鳥くん……ぼくはあきらめないからね! いつかきみのことを食べてあげるから!」 | ||
小鳥は、すぐさまいちごのもとに向かいました。 | |||
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カラスのことばには耳もかさず、小鳥はあのケーキやさんに向かってぜんそくりょくでかけていきます。お日さまはついに、とおくに見える山の向こうにしずんでしまいました。小鳥の中でいやなそうぞうがふくらんでいきます。ちかづいてきたケーキやさんのえんとつからは、もうけむりはのぼっていません。……いちごさん、おねがい、ぶじでいて! | カラスのことばには耳もかさず、小鳥はあのケーキやさんに向かってぜんそくりょくでかけていきます。お日さまはついに、とおくに見える山の向こうにしずんでしまいました。小鳥の中でいやなそうぞうがふくらんでいきます。ちかづいてきたケーキやさんのえんとつからは、もうけむりはのぼっていません。……いちごさん、おねがい、ぶじでいて! | ||
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「わたし、小鳥さんに出会えてよかったな。」 | 「わたし、小鳥さんに出会えてよかったな。」 | ||
小鳥は、いちごを食べました。 | |||
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小鳥がおうちを出ると、リスさんとウサギさんにばったり会いました。 | 小鳥がおうちを出ると、リスさんとウサギさんにばったり会いました。 | ||
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「やあ小鳥さん、いっしょに朝ごはん食べよ~!」 | 「やあ小鳥さん、いっしょに朝ごはん食べよ~!」 | ||
「ごめんねウサギさん、ぼくもうさっき食べちゃったんだ。」 | |||
「え~そうなの! じゃあ、またあとでね!」 | 「え~そうなの! じゃあ、またあとでね!」 |
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