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「この記事」と掛けまして、「ボットン便所に落ちたエクスの最初だけ狭くてアメリカザリガニみたいである笑顔が反抗しない」と解きます。その心は、「'''クソなぞかけ'''」でしょう。<ref>「エクス」は「デウス・エクス・マキナ」に通じ、「デウス・エクス・マキナ = 機械仕掛けの神」に「デウス = 神」と「マキナ = 機械」を代入すると「神・エクス・機械 = | 「この記事」と掛けまして、「ボットン便所に落ちたエクスの最初だけ狭くてアメリカザリガニみたいである笑顔が反抗しない」と解きます。その心は、「'''クソなぞかけ'''」でしょう。<ref>「エクス」は「デウス・エクス・マキナ」に通じ、「デウス・エクス・マキナ = 機械仕掛けの神」に「デウス = 神」と「マキナ = 機械」を代入すると「神・エクス・機械 = 機械仕掛けの神」である。辺々を「神・機械」で除算して「エクス = 仕掛けの」が導かれる。また、これは最初だけ狭い笑顔であるので、「笑顔」の音韻<span style="font-family: Tahoma"> [e̞ɡäo̞] </span>の最初の単音<span style="font-family: Tahoma"> [e̞]</span>(非円唇前舌中央母音) が狭母音化し、<span style="font-family: Tahoma">[i]</span>(非円唇前舌狭母音) となった「笑顔」の音韻<span style="font-family: Tahoma"> [iɡäo̞] </span>によって、音素列 /egao/ は /igao/ すなわち「いがお」に変換されるので、「仕掛けの」内のイ段音「し」が「そ」になり、さらにアメリカザリガニが生息しているということは辺りは水質階級Ⅳ(とてもきたない水)であって濁っているので、「そ」は濁音化して「ぞ」となり、結果「ぞかけの」である。さらに、これは反抗しない。反抗しないということは「ノー」と言わないということであるから、「ぞかけ」になる。ボットン便所に落ちていることから、この「ぞかけ」とやらはクソなものであるため、「クソなぞかけ」である。証明終。</ref> | ||
==「この節」と掛けまして、「すべてが正常である自己言及」と解きます。その心は、「概要」でしょう。<ref>"Everything is normal" = "Nothing is abnormal" = | ==「この節」と掛けまして、「すべてが正常である自己言及」と解きます。その心は、「概要」でしょう。<ref>"Everything is normal" = "Nothing is abnormal" = 「無が異様」。メタ言語として用いうる「無」が自己を叙述し、「が異様」すなわち「がいよう」、「概要」である。証明終。</ref>== | ||
クソなぞかけとは、ご覧の通りのクソみたいな謎掛けを出しまくって金をせびるという遊びである。 | クソなぞかけとは、ご覧の通りのクソみたいな謎掛けを出しまくって金をせびるという遊びである。 | ||
==「この節」と掛けまして、「日本にやって来た中国の騎士に風穴が空いた」と解きます。その心は、「歴史」でしょう。<ref> | ==「この節」と掛けまして、「日本にやって来た中国の騎士に風穴が空いた」と解きます。その心は、「歴史」でしょう。<ref>騎士に風穴が空いているので、「き し」である。中国から日本に来たらこうなったのだから、中国では「 」は「きし」の間には無かったはずであると考えると、訓読によって「 」の位置が移動したといえる。ここにおいて、<p style="writing-mode:vertical-rl">「 <span style="font-size:0.2em; position:absolute; transform:translateX(-10px);">レ</span> き し」</p>すなわち「レきし」、「歴史」である。証明終。</ref>== | ||
古くからあったかもしれないね。 | 古くからあったかもしれないね。 | ||
==「この節」と掛けまして、「大和言葉を嫌うお前ら」と解きます。その心は、「例」でしょう。<ref>お前らは弱い。すなわち<ruby>齢<rt>よわい</rt></ruby>。しかし大和言葉が嫌いなので訓読みをせず、而して「れい」、すなわち「例」である。証明終。</ref>== | ==「この節」と掛けまして、「大和言葉を嫌うお前ら」と解きます。その心は、「例」でしょう。<ref>お前らは弱い。すなわち<ruby>齢<rt>よわい</rt></ruby>。しかし大和言葉が嫌いなので訓読みをせず、而して「れい」、すなわち「例」である。証明終。</ref>== | ||
<code><nowiki>{{</nowiki>このテンプレート名と掛けまして、「しがない王の寝相の悪さが口腔内に再帰的」と解きます。その心<ref>寝相が悪い王は歯ぎしりをするが、それが口の中で自己参照しつづけるので、「王ぎしり」が妥当である。しがないので、「王ぎり」、すなわち「おうぎり」で、まあ「おおぎり」、「大喜利」である。代入すると、以下のようになる。{{大喜利|場所=3}}</ref>|場所=3}}</code> | <code><nowiki>{{</nowiki>このテンプレート名と掛けまして、「しがない王の寝相の悪さが口腔内に再帰的」と解きます。その心<ref>寝相が悪い王は歯ぎしりをするが、それが口の中で自己参照しつづけるので、「王ぎしり」が妥当である。しがないので、「王ぎり」、すなわち「おうぎり」で、まあ「おおぎり」、「大喜利」である。代入すると、以下のようになる。{{大喜利|場所=3}}</ref>|場所=3}}</code> | ||
*「チンジャオロース」と掛けまして、「狭い笑顔の教師に心中を持ちかけるもちょっと噛んでしまう中国のアニメキャラ」と解きます。その心は、「チンジャオロース」でしょう。<ref>心中を持ちかけているならば、当然そのセリフは「死んじゃお?」である。これは中国のアニメキャラであるので、教師は「老師」となり、さらに狭い笑顔であるので「笑顔」の音韻 [e̞ɡäo̞] 中の母音 [e̞](非円唇前舌中央母音) および [o̞](円唇後舌中央母音) が狭母音化し、[i](非円唇前舌狭母音) および [ɯ̹](弱円唇後舌狭母音) となった「笑顔」の音韻 [iɡäɯ̹] によって、音素列 /egao/ は /igau/ | *「チンジャオロース」と掛けまして、「狭い笑顔の教師に心中を持ちかけるもちょっと噛んでしまう中国のアニメキャラ」と解きます。その心は、「チンジャオロース」でしょう。<ref>心中を持ちかけているならば、当然そのセリフは「死んじゃお?」である。これは中国のアニメキャラであるので、教師は「老師」となり、さらに狭い笑顔であるので「笑顔」の音韻 [e̞ɡäo̞] 中の母音 [e̞](非円唇前舌中央母音) および [o̞](円唇後舌中央母音) が狭母音化し、[i](非円唇前舌狭母音) および [ɯ̹](弱円唇後舌狭母音) となった「笑顔」の音韻 [iɡäɯ̹] によって、音素列 /egao/ は /igau/ すなわち「いがう」に変換されるので、「老師」内のイ段音「し」が「す」になり、「ろうす」である。「死んじゃおろうす」をちょっと噛んでしまっているので、「ちんじゃおろうす」、即ち「チンジャオロース」である。証明終。</ref> | ||
*「サマンサタバサ」と掛けまして、「黒シャツ隊がこそこそ走る」と解きます。その心は、「サマンサタバサ」でしょう。<ref>黒シャツ隊はファシストの「<ruby>男<rt>マン</rt></ruby>」たちに構成される。ファシズムのシンボルであるファスケスはすなわち「束」であり、これらがこそこそ走るので、サササッとした擬音が幅を持って鳴る。したがって、「サ + マン + サ + タバ + サ」で「サマンサタバサ」である。証明終。</ref> | *「サマンサタバサ」と掛けまして、「黒シャツ隊がこそこそ走る」と解きます。その心は、「サマンサタバサ」でしょう。<ref>黒シャツ隊はファシストの「<ruby>男<rt>マン</rt></ruby>」たちに構成される。ファシズムのシンボルであるファスケスはすなわち「束」であり、これらがこそこそ走るので、サササッとした擬音が幅を持って鳴る。したがって、「サ + マン + サ + タバ + サ」で「サマンサタバサ」である。証明終。</ref> | ||
*「アイスクリーム」と掛けまして、「モンブランの溺死体を食べた私」と解きます。その心は「アイスクリーム」でしょう。<ref>モンブランの溺死体は、<ruby>水<rt>すい</rt></ruby>に閉じ込められた栗であるので、「すい」の中に「くり」、すなわち「すくりい」である。これが私、すなわち「I'm」たる存在の内部に含有されているため、「あいむ」の中に「すくりい」、すなわち「あいすくりいむ」、「アイスクリーム」である。証明終。</ref> | *「アイスクリーム」と掛けまして、「モンブランの溺死体を食べた私」と解きます。その心は「アイスクリーム」でしょう。<ref>モンブランの溺死体は、<ruby>水<rt>すい</rt></ruby>に閉じ込められた栗であるので、「すい」の中に「くり」、すなわち「すくりい」である。これが私、すなわち「I'm」たる存在の内部に含有されているため、「あいむ」の中に「すくりい」、すなわち「あいすくりいむ」、「アイスクリーム」である。証明終。</ref> | ||
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*「オリーブオイル」と掛けまして、「『現在を過去に送る能力』をクジラの二重存在に行使した」と解きます。その心は、「オリーブオイル」でしょう。<ref>クジラは「ブオー」と音を立てていたが、「能力」によって最新の音響 (過去←「ブオー」→現在) が過去に送り返されたため、「-ブオ」である。そして、遂にはこのクジラの存在自体も過去に送り返されてしまうが、二重の存在が功を奏し、クジラは現在にも「いる」ことが可能であった。ただし、もう一つの「いる」はタイムリープの結果「をり」へと変質し、その結果「ーブオ + いる」(過去←「-ブオ」「いる(いる1・いる2)」→現在) は「をり + ーブオ + いる」(過去←「をり(いる2)」「-ブオ」「いる(いる1)」現在→) 、すなわち「をりーブオいる」、「オリーブオイル」である。証明終。</ref> | *「オリーブオイル」と掛けまして、「『現在を過去に送る能力』をクジラの二重存在に行使した」と解きます。その心は、「オリーブオイル」でしょう。<ref>クジラは「ブオー」と音を立てていたが、「能力」によって最新の音響 (過去←「ブオー」→現在) が過去に送り返されたため、「-ブオ」である。そして、遂にはこのクジラの存在自体も過去に送り返されてしまうが、二重の存在が功を奏し、クジラは現在にも「いる」ことが可能であった。ただし、もう一つの「いる」はタイムリープの結果「をり」へと変質し、その結果「ーブオ + いる」(過去←「-ブオ」「いる(いる1・いる2)」→現在) は「をり + ーブオ + いる」(過去←「をり(いる2)」「-ブオ」「いる(いる1)」現在→) 、すなわち「をりーブオいる」、「オリーブオイル」である。証明終。</ref> | ||
==「この節」と掛けまして、「鬼の薬物中毒者」と解きます。その心は、「脚注」でしょう。<ref>薬物中毒者は、薬物乱用によって脳が萎縮しているので、頭が小さくなり、すなわち「ゃくちゅう」である。ここに「<ruby>鬼<rt>き</rt></ruby> | ==「この節」と掛けまして、「技法」と解きます。その心は、「技法」でしょう。<ref>証明終。</ref>== | ||
クソなぞかけには、クソなぞかけをクソなぞかけたらしめるためのいくつかのクソ技法が存在する。これらは単純な「トトキマス」の個々の文内容からの逐語的連想ではその心を導けないようにするために用いられ、より高度な文意解釈を要求する。 | |||
たとえば、もっともよく使われる「置換法」は、その心には直接反映されない「トトキマス」中の描写-連想ユニット(以下、「虚心」)を通じて、実際の心 (以下、「本心」) の数文字の部分を別の数文字に置き換えるものである。これには、字母「が」を中心に「A が A'」を成り立たせる形が多く、「笑顔」「じゃがバター」「どれが銅鑼?」等がある。その形式をとらない物でも、例えば濁点付与の「アメリカザリガニ」や、濁点/半濁点除去の「和歌」、より高度なものでは「狭い」等の語に表象される音声学的操作 (「虚心の虚心」にもなりうる) がある。 | |||
なお、これら置換法は、単純な逐語的連想との境界近くにおいては弁別が曖昧であり、つまり機能的に定義される操作としての感覚的問題が発生する。例えば「合同方程式」のクソなぞかけでは、トトキマス中の「天皇」について、これを本心に現れないままで「うどウホウ」を「後うどウホウ」へと置換するという虚心的役割を担っている文内容だとする解釈も可能である。 | |||
===内分法=== | |||
===自己言及法=== | |||
==「この節」と掛けまして、「鬼の薬物中毒者」と解きます。その心は、「脚注」でしょう。<ref>薬物中毒者は、薬物乱用によって脳が萎縮しているので、頭が小さくなり、すなわち「ゃくちゅう」である。ここに「<ruby>鬼<rt>き</rt></ruby>」が結びつくので、「きゃくちゅう」である。証明終。</ref>== | |||
<references /> | <references /> |
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