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*和傘
*和傘
*まきびし
*まきびし
*50mm擲弾筒
*<ruby>機関銃<rt>マシンガン</rt></ruby>
*ゴールボール
*ゴールボール
*[[自学帳]]
*[[自学帳]]
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舞妓さんはまきびしを買いに、忍者の里へと向かっていた。どうせなら持っている和傘を志仁田はんにあげたかったが、志仁田はんがそこに集まった人々に適当に買うものを割り振ったので、仕方がない。どうやら近くに甲賀流忍者の里東京支部があるようなので、舞妓はそこを目指していた。それにしても、サラダを作りはるのにまきびしがなんの役に立つんでっしゃろ? と舞妓は思ったが、わからないものは仕方がない。やがて甲賀市東京支部に着くと、忍者グッズの売店に入った。手裏剣の横にまきびしコーナーはあり、さまざまな種類のまきびしが陳列されていた。店番のくの一から丁寧な説明を受けつつ、どのまきびしが最適か、舞妓は吟味し始めた。
舞妓さんはまきびしを買いに、忍者の里へと向かっていた。どうせなら持っている和傘を志仁田はんにあげたかったが、志仁田はんがそこに集まった人々に適当に買うものを割り振ったので、仕方がない。どうやら近くに甲賀流忍者の里東京支部があるようなので、舞妓はそこを目指していた。それにしても、サラダを作りはるのにまきびしがなんの役に立つんでっしゃろ? と舞妓は思ったが、わからないものは仕方がない。やがて甲賀市東京支部に着くと、忍者グッズの売店に入った。手裏剣の横にまきびしコーナーはあり、さまざまな種類のまきびしが陳列されていた。店番のくの一から丁寧な説明を受けつつ、どのまきびしが最適か、舞妓は吟味し始めた。


[[Sisters:WikiWiki麻薬ショナリー#「伊賀流忍者」|伊賀流忍者]]は50mm擲弾筒を買いに、東急ハンズへと向かっていた。どうせなら帯びているまきびしを志仁田殿にあげたかったでござるが、志仁田殿がそこに集まった人々に適当に買うものを割り振ったので、詮方ないでござる。しかし、「ごじふみりてきだんとう」とは、いかなるものでござろうか。通りすがりの男に訊ねてみると、「さあ? なんか武器っぽいけどね」との応えでござった。拙者、忍びが用いる暗器には詳しいものの、近頃の世事にはとんと疎い。そこで、大抵のものが売られているという<ruby>大店<rt>おおだな</rt></ruby>、「とうきふはんず」に向かっているのでござる。ところが、駅前の店に着き、店員の娘に聞いてみたでござるが、目的の品は取り扱ってござらぬとのこと。天下の大店、とうきふはんずにも売ってござらぬならば、浮世で入手するのは至難の業、蓬莱の玉の枝ほどに希少な珍品でござろう。途方に暮れた伊賀流忍者は、ふとある品に目を留めた。
[[Sisters:WikiWiki麻薬ショナリー#「伊賀流忍者」|伊賀流忍者]]は機関銃を入手しに、横田基地に忍び込んでいた。どうせなら帯びているまきびしを志仁田殿にあげたかったでござるが、志仁田殿がそこに集まった人々に適当に買うものを割り振ったので、詮方ないでござる。拙者、忍びであるゆえ、武具には多少通じてござる。火筒は日の本にはあまりないでござるが、南蛮北狄に行っている刻は到底ござらぬ。そこで、自衛隊の陣にいるのでござる。忍者は隠れ身の術を使って監視の目を掻い潜り、武器の保管庫の扉にたどり着いた。しかしここへの侵入は容易なことではないと悟った忍者は、思い切って火薬玉を扉に投げつけた。轟音と黒煙とともに扉は吹き飛び、近くにいた隊員がすぐさま駆けつけたとき、黒ずくめの影が保管庫から飛び出してくるところだった。突然の事態だが統制をとって追いかけてくる屈強な男たちを、煙玉や土遁の術、火遁の術で撒き切り横田基地から飛び出た影の腕には、一挺の<ruby>軽機関銃<rt>LMG</rt></ruby>が握られていた。


ミリオタの男はゴールボールを買いに、スポーツ用品店へと向かっていた。どうせなら界隈民御用達のミリタリー関係のセカンドショップをあの女子に紹介したかったが、あの女子がそこに集まった人々に適当に買うものを割り振ったので、仕方がない。ゴールボールを買ってこいと言われたときは「スポーツを⁈」と驚いたが、買えるからには使われるボールのことだろう。慣れない歩行で滝のように流れる汗を拭い拭い、到着した店ではしかし、ゴールボールは売っていなかった。まあそこまで一般人に膾炙した競技じゃないしなあと思いつつ、落胆を隠せなかった男に、店主は声をかけてきた。事情を知った老齢の店主は、男に孫の話をし始めた。
ミリオタの男はゴールボールを買いに、スポーツ用品店へと向かっていた。どうせなら界隈民御用達のミリタリー関係のセカンドショップをあの女子に紹介したかったが、あの女子がそこに集まった人々に適当に買うものを割り振ったので、仕方がない。ゴールボールを買ってこいと言われたときは「スポーツを⁈」と驚いたが、買えるからには使われるボールのことだろう。慣れない歩行で滝のように流れる汗を拭い拭い、到着した店ではしかし、ゴールボールは売っていなかった。まあそこまで一般人に膾炙した競技じゃないしなあと思いつつ、落胆を隠せなかった男に、店主は声をかけてきた。事情を知った老齢の店主は、男に孫の話をし始めた。
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