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(→建国時代) |
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兄弟はとても仲が良く、喧嘩なども滅多にしなかった。彼らが喧嘩したのは、ティナディヨのバター-トーストをルビルラスが横取りしようとした時のみである(なお、このルビルラスの目論見は失敗に終わった。ティナディヨのバター-トーストを釣り竿で釣り上げようと試みたのだが、引っ掛け方を間違えて'''聖なる床'''に落としてしまったためである<ref>なお、このときバターの付いた面を下に落ちたことは宇宙の基礎定数として確定し、今日ではマーフィーの法則との呼称で知られる。</ref>)。 | 兄弟はとても仲が良く、喧嘩なども滅多にしなかった。彼らが喧嘩したのは、ティナディヨのバター-トーストをルビルラスが横取りしようとした時のみである(なお、このルビルラスの目論見は失敗に終わった。ティナディヨのバター-トーストを釣り竿で釣り上げようと試みたのだが、引っ掛け方を間違えて'''聖なる床'''に落としてしまったためである<ref>なお、このときバターの付いた面を下に落ちたことは宇宙の基礎定数として確定し、今日ではマーフィーの法則との呼称で知られる。</ref>)。 | ||
=== | ===宇宙狭小化現象とゲブクス会議=== | ||
ある段階で、宇宙は日に日に狭くなっていた(=宇宙狭小化現象)。したがって兄弟は頭を悩ませていた。「さて宇宙をどうしようか」、口を開くと出てくる言葉はそればかりであった。すでに42の解決案が出ていた。だが実行できるのはただの一つである。どれにしようか。互いに鋭い歯を軋らせながら話し合い、考えに考え、兄弟は計画を以下の三つまで絞った。 | |||
#使用人を雇い宇宙のいちばん外側の方に配置することで収縮を食い止めるのはどうだろう。 | #使用人を雇い宇宙のいちばん外側の方に配置することで収縮を食い止めるのはどうだろう。 | ||
#宇宙の真ん中で「アノ呪文」を唱え続けることで収縮の力の向きを反転させ、逆に膨張させるのはどうだろう。 | #宇宙の真ん中で「アノ呪文」を唱え続けることで収縮の力の向きを反転させ、逆に膨張させるのはどうだろう。 |
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