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このままウィイイイイイン!!さえ陥落してしまうかに思われたが、以前よりチョリェソ王国と敵対していた'''フランクファウラ共和国'''がウィインロレリア神聖帝国側として参戦したことで、 | このままウィイイイイイン!!さえ陥落してしまうかに思われたが、以前よりチョリェソ王国と敵対していた'''フランクファウラ共和国'''がウィインロレリア神聖帝国側として参戦したことで、 | ||
チョリェソ王国は撤退し、ウィインロレリア神聖帝国はどうにか存続した。 | |||
=== 聖ウィンナー帝国 === | === 聖ウィンナー帝国 === | ||
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'''第二次ウィナガイン'''を行い、軍備を増強させた。また、腸詰ナショナリズムの高揚から、ウィインロレリア神聖帝国は'''聖ウィンナー帝国'''と国名を改めた。 | '''第二次ウィナガイン'''を行い、軍備を増強させた。また、腸詰ナショナリズムの高揚から、ウィインロレリア神聖帝国は'''聖ウィンナー帝国'''と国名を改めた。 | ||
また、この頃から同帝国は外交面でも積極的に動くようになり、西暦529年、フランクファウラ共和国、そして'''サルァミン大公国'''との間で''' | また、この頃から同帝国は外交面でも積極的に動くようになり、西暦529年、フランクファウラ共和国、そして'''サルァミン大公国'''との間で'''三国腸詰友好同盟'''を結成した。 | ||
西暦629年、世界の平和を見届けた皇帝あらびきウィンナーIII世が崩御した。皮肉にも、これによって世界の平和は音を立てて崩れ始める。 | 西暦629年、世界の平和を見届けた皇帝あらびきウィンナーIII世が崩御した。皮肉にも、これによって世界の平和は音を立てて崩れ始める。 | ||
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戦争開始から26年もの間は腸詰同盟陣営が優勢だったものの、西暦656年の、腸詰機構陣営の大規模反攻によって攻守が逆転し、 | 戦争開始から26年もの間は腸詰同盟陣営が優勢だったものの、西暦656年の、腸詰機構陣営の大規模反攻によって攻守が逆転し、 | ||
さらにサルァミン大公国の腸詰機構陣営への寝返りや、中立を維持してきたハンバーガ合衆国の腸詰機構陣営への参加なども重なり、 | |||
西暦659年、腸詰同盟陣営が無条件降伏する形で、第一次腸詰国間戦争は幕を下ろした。 | |||
=== オーストロェイリア共和国 === | === オーストロェイリア共和国 === | ||
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西暦660年、オーストロェイリア共和国は飢餓に苦しむハングリー共和国と合体、 | 西暦660年、オーストロェイリア共和国は飢餓に苦しむハングリー共和国と合体、 | ||
さらに皇帝制が禁止されたにも拘わらず、'''皇帝あらびきウィンナーIV世'''を元首とする同君帝国、'''オーストロェイリア=ハングリー帝国'''を建設した。 | |||
=== オーストロェイリア=ハングリー帝国 === | === オーストロェイリア=ハングリー帝国 === | ||
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前資本主義的な国家方針のもとに成り立っていた。全帝国国民がウィンナーによって協力するこの国は、この動乱の時代を229年もの間生き抜いた。 | 前資本主義的な国家方針のもとに成り立っていた。全帝国国民がウィンナーによって協力するこの国は、この動乱の時代を229年もの間生き抜いた。 | ||
また、同帝国ではいつもウィンナーから生成される肉汁が滴っていたことから、'''肉汁帝国'''とも呼ばれている。 | |||
その一方、ベイ=コン連邦での共産腸詰革命によるソーセージ連邦(ソ連)の成立や、サルァミン大公国での結束腸詰主義者の台頭による、 | |||
ファシ・サルァミ王国の成立、フランクファウラ共和国の帝国腸詰主義化によるフランクファルタ帝国の成立、また、アジアの大国であったチャーシュー帝国を破り、 | |||
列強腸詰国に躍り出た新興腸詰国、カルプヮス帝国の登場、さらにフランクファルタ帝国、ファシ・サルァミ王国、そしてカルプヮス帝国による三国腸詰軍事同盟の締結などが起こり、 | |||
今までになかった腸詰イデオロギズム問題も表面化し、世界情勢は混沌を極めていた。 | |||
==== 第二次腸詰国間戦争 ==== | |||
== 脚注 == | == 脚注 == |
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