「利用者:芯/サンドボックス/2/イ」の版間の差分

編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
29行目: 29行目:
|国際電話番号=1764
|国際電話番号=1764
}}
}}
'''アンモク共和国'''(あんもくきょうわこく、[[英語|英]]:The Republic of Angmoghi、The Angmon Republic、[[管理者語|管]]:亜武藻苦共和国)とは、シズーカ州東部の一端にある共和国である。国史は大きく分けて「神話時代」、「建国時代」、「神国時代」、「共和国時代」の四つがある。
'''アンモク共和国'''(あんもくきょうわこく、[[英語|英]]:The Republic of Angmoghi、The Angmon Republic、[[管理者語|管]]:亜武藻苦共和国)とは、シズーカ州東部の一端の地帯「ピートロヘト」にある共和国である。かつて「アンモク神国」と呼ばれた国が起源である。本記事ではこの「アンモク神国」についても説明する。


==概要==
==概要==
56行目: 56行目:




さて次に何が起こったのかというと、あろうことか兄弟は、ここへ来て怠け始めたのだ。もう三つに決まったのだからと言い、休息を欲したのである。
さて次に何が起こったのかというと、あろうことか兄弟は、ここへ来て怠け始めたのだ。「もう三つに決まったのだ」と言い、休息を欲したのである。


そうして12年が過ぎた頃、ティナディヨはふいに叫んだ。
そうして12年が過ぎた頃、ティナディヨはふいに叫んだ。
70行目: 70行目:
しかし、ついに兄弟は、一つの明確な手段を見つけ出した<ref>絶対に無いと思っていたはずの引き出しから見つかったという。</ref>。彼らの見つけた手段は以下のようなものである。
しかし、ついに兄弟は、一つの明確な手段を見つけ出した<ref>絶対に無いと思っていたはずの引き出しから見つかったという。</ref>。彼らの見つけた手段は以下のようなものである。


「だいたい、ぼくたちの仲が良すぎるのがいけないのだ。話し合いの間だけは他人として接しようじゃないか。よそよそしく、礼儀正しく」――そうして彼らは静粛に話し合いを始めた。これが'''ゲブクス会議'''である。
「だいたい、ぼくたちの仲が良すぎるのがいけないのだ。話し合いの間だけは他人として接しようじゃないか。よそよそしく、礼儀正しく」――そうして彼らは静粛に話し合いを始めた。これが'''ゲブクス会議'''である。


兄弟はこの思いつきを得て仕事に取り掛かったのだが、三つのうちのどの案も、非常に魅力的に思えるものだった。そのため兄弟は実に42ヶ月の月日を費やして頭を悩ませ、そしてようやく二つの自明な真理に気づいた。
兄弟はこの思いつきを得て仕事に取り掛かったのだが、三つのうちのどの案も、非常に魅力的に思えるものだった。そのため兄弟は実に42ヶ月の月日を費やして頭を悩ませ、そしてようやく二つの自明な真理に気づいた。
106行目: 106行目:
兄弟にとって領地とは、全宇宙を指し得たのだが、それを宣言するのはあまりにも[[Wikipedia|ナンセンス]]だと考えた。やはり特定の土地を指して領地とするのがよい、としたのである。
兄弟にとって領地とは、全宇宙を指し得たのだが、それを宣言するのはあまりにも[[Wikipedia|ナンセンス]]だと考えた。やはり特定の土地を指して領地とするのがよい、としたのである。


「ではどこを領地としようか?<ref>これは世界で最も有名な問いである。</ref>」と言って兄弟は、宇宙のあらゆる場所を調査した。兄弟の結論は、地球という惑星のシズーカ州の東端にある、「紫なる山」に囲まれた部分「ピートロヘト」が我々の領地としてふさわしい、というものであった。
「ではどこを領地としようか?<ref>これは世界で最も有名な問いである。</ref>」と言って兄弟は、宇宙のあらゆる場所を調査した。兄弟の結論は、地球という惑星のシズーカ州の東端にある、「[[Sisters:WikiWiki麻薬ショナリー#紫なる山|紫なる山]]」に囲まれた部分「[[Sisters:WikiWiki麻薬ショナリー#ピートロヘト|ピートロヘト]]」が我々の領地としてふさわしい、というものであった。


理由はただ一つ。兄弟は「その惑星の他の土地には昇る『オヒサマ』が、唯一昇らない」「その惑星の他の土地からは沈む『オヒサマ』が、唯一沈まない」という条件に当てはまる土地を探していたのである(「オヒサマ」とは、日本語でいうところの「お日様、太陽」である)。最初に兄弟が見つけたのは南極や北極であったが、以下の理由で決定は見送られた。
理由はただ一つ。兄弟は「その惑星の他の土地には昇る『オヒサマ』が、唯一昇らない」「その惑星の他の土地からは沈む『オヒサマ』が、唯一沈まない」という条件に当てはまる土地を探していたのである(「オヒサマ」とは、日本語でいうところの「お日様、太陽」である)。最初に兄弟が見つけたのは南極や北極であったが、以下の理由で決定は見送られた。
133行目: 133行目:
}}
}}


このように万事は真の意味で滞りなく進んだ。かくして建国時代は終わりを迎えた。同時に、世界最初の国・'''アンモク神国'''が誕生したのである。
すべては滞りなく進んだ。かくして建国時代は終わりを迎えた。同時に、世界最初の国・'''アンモク神国'''が誕生したのである。


==神国時代==
==神国時代==
アンモク神国の偉大な歴史のうち、最初の6時間は兄弟によって成り立っていた。アンモク神国は、神が絶対的地位に君臨し、なおかつその権力が近代的な法律によって制限された、立憲君主政(=制限君主政)の国である。
アンモク国の偉大な歴史のうち、最初の6時間は兄弟によって成り立っていた。この期間を'''神国時代'''という。アンモク神国は、神が絶対的地位に君臨し、なおかつその権力が近代的な法律によって制限された、立憲君主政(=制限君主政)の国である。


==共和国時代==
アンモク神国誕生の6時間後、場所を同じくしてアンモク共和国が誕生した。これは現在のものとほぼ同一の国家である。
===ナテュラライゲン化===
===ナテュラライゲン化===
上述のように、アンモク神国の歴史は、わずか6時間と短く儚いものであった。実はアンモク神国には当初から不穏な空気があったのである。どのような空気だったのかは、資料が残っていないために判明していない<ref>なお、[[Sisters:WikiWiki麻薬ショナリー#ピートロヘト|ピートロヘト]]から2209キロメートル離れたところにある洞窟で、「アンモク神国の不穏な空気」とのラベルが貼られた缶詰が発見されたという。現在研究者チームによって分析が進められている。</ref>。
アンモクという国が神国から共和国に変化したこと、またはその瞬間を'''ナチュラライゲン化'''という。
アンモクという国が神国から共和国に変化したこと、またはその瞬間を'''ナチュラライゲン化'''という。


146行目: 146行目:


その後自然に形成された住民の自治会議の結果、新しい代表には[[レイシゴ・ハヤカワ]]が選ばれた。
その後自然に形成された住民の自治会議の結果、新しい代表には[[レイシゴ・ハヤカワ]]が選ばれた。
==共和国時代==
アンモク神国誕生の6時間後、場所を同じくしてアンモク共和国が誕生した。これは現在のものとほぼ同一の国家である。


===言語の表記法の誕生===
===言語の表記法の誕生===
3,314

回編集