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文の最も後ろに位置し、ある行為を行う名詞とその修飾語、そして補助語によって構成される。
文の最も後ろに位置し、ある行為を行う名詞とその修飾語、そして補助語によって構成される。


また、ピロリ語の文では、命令文などでさえ文起点語が省略されることはめったにない。これは、後述する不定菌称代名詞や四菌称代名詞の存在によるものである。
また、ピロリ語の文では、命令文などでさえ文起点語が省略されることはめったにない。これは、後述する不定菌称代名詞や第四菌称代名詞の存在によるものである。
====文修飾語====
====文修飾語====
ピロリ語における'''文修飾語(modhifaimei)'''は、述言や主言によって作られ、述言や主言などをより詳しく説明する文の成分の一つである。いわゆる'''修飾語'''として理解されている。
ピロリ語における'''文修飾語(modhifaimei)'''は、述言や主言によって作られ、述言や主言などをより詳しく説明する文の成分の一つである。いわゆる'''修飾語'''として理解されている。
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ピロリ語における、いわゆる人称代名詞の特徴として、「一人称」や「二人称」などが、話者のピロリ菌であるという性質上「一'''菌'''称」や「二'''菌'''称」とされるというものがある。
ピロリ語における、いわゆる人称代名詞の特徴として、「一人称」や「二人称」などが、話者のピロリ菌であるという性質上「一'''菌'''称」や「二'''菌'''称」とされるというものがある。


なお、ピロリ語の菌称代名詞は'''一菌称(pigu)'''、'''二菌称(pugu)'''、'''三菌称(pgu)'''、'''不定菌称(wigu)'''、'''四菌称(yipagu)'''からなる。
なお、ピロリ語の菌称代名詞は'''第一菌称(pigu)'''、'''第二菌称(pugu)'''、'''第三菌称(pgu)'''、'''不定菌称(wigu)'''、'''第四菌称(yipagu)'''からなる。


一般的な人称代名詞(一、二、三人称)にはない、'''不定菌称'''や'''四菌称'''があり、さらに'''単純格'''や'''疎外格'''などのこの言語独自の意味格による、かなり独特な区分があることが挙げられる。
一般的な人称代名詞(一、二、三人称)にはない、'''不定菌称'''や'''第四菌称'''があり、さらに'''単純格'''や'''疎外格'''などのこの言語独自の意味格による、かなり独特な区分があることが挙げられる。


また、三菌称は'''男性(pegu)'''、'''女性(pogu)'''、'''中性(pagu)'''、'''生物(hagu)'''、'''物体 / 無生物(fagu)'''、不定菌称は'''生物(wigu)'''、'''物体 / 無生物(vigu)'''に分けられる。
また、第三菌称は'''男性(pegu)'''、'''女性(pogu)'''、'''中性(pagu)'''、'''生物(hagu)'''、'''物体 / 無生物(fagu)'''、不定菌称は'''生物(wigu)'''、'''物体 / 無生物(vigu)'''に分けられる。


なお、これらの「男性」や「女性」といった概念は、三菌称を順序立てて区別するために打ち立てられた'''三種類の三菌称'''<ref>北米アルゴンキン語族の、<span class="plainlinks">[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E4%BA%BA%E7%A7%B0#%E5%89%8D%E5%87%BA%E3%81%A8%E3%81%AE%E7%95%B0%E5%90%8C 三、四、五人称の文法]</span>とかなり酷似している。</ref>が、代名詞における言語的な慣習からそのように翻訳されたものであり、
なお、これらの「男性」や「女性」といった概念は、第三菌称を順序立てて区別するために打ち立てられた'''三種類の三菌称'''<ref>北米アルゴンキン語族の、<span class="plainlinks">[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E4%BA%BA%E7%A7%B0#%E5%89%8D%E5%87%BA%E3%81%A8%E3%81%AE%E7%95%B0%E5%90%8C 三、四、五人称の文法]</span>とかなり酷似している。</ref>が、代名詞における言語的な慣習からそのように翻訳されたものであり、


実際のピロリ語には性別などという概念は存在していない。<ref>[[ピロリ語#親族語彙|親族語彙節]]も参照。</ref>しかし、非ピロリ語ネイティブにおいては、これを性別的な意味で分けて使うことが慣習となっており、本項でもそれを用いている。
実際のピロリ語には性別などという概念は存在していない。<ref>[[ピロリ語#親族語彙|親族語彙節]]も参照。</ref>しかし、非ピロリ語ネイティブにおいては、これを性別的な意味で分けて使うことが慣習となっており、本項でもそれを用いている。
======菌称======
======菌称======
'''一菌称'''、'''二菌称'''、'''三菌称'''は、単にそれぞれ一人称、二人称、三人称に対応したピロリ語独自の名称であり、その意味はそれらと変わらない。
'''第一菌称'''、'''第二菌称'''、'''第三菌称'''は、単にそれぞれ一人称、二人称、三人称に対応したピロリ語独自の名称であり、その意味はそれらと変わらない。


ピロリ語における'''不定菌称'''は基本的に、定まっていない、または分からない名詞を指すものである。通常疑問文や不能文の内部では、'''不定代名詞(purono ^ baneyayi D zii'K wi)'''として、それぞれの文法上の役割を形式的に獲得する。
ピロリ語における'''不定菌称'''は基本的に、定まっていない、または分からない名詞を指すものである。通常疑問文や不能文の内部では、'''不定代名詞(purono ^ baneyayi D zii'K wi)'''として、それぞれの文法上の役割を形式的に獲得する。
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また、平叙文の内部では[[関節疑問文|間接疑問文]]のような形で使われ、<ref group="例文">Chye^ '''wi''' D pe waka pi(私は彼が'''誰なのか'''分からない。)</ref>さらに感嘆文でも強調の意味で用いられることがある。<ref group="例文">Chyo^ herico gN '''viofarizin''' D biutukusi('''なんと'''美しいピロリ菌なのだろう!)</ref>
また、平叙文の内部では[[関節疑問文|間接疑問文]]のような形で使われ、<ref group="例文">Chye^ '''wi''' D pe waka pi(私は彼が'''誰なのか'''分からない。)</ref>さらに感嘆文でも強調の意味で用いられることがある。<ref group="例文">Chyo^ herico gN '''viofarizin''' D biutukusi('''なんと'''美しいピロリ菌なのだろう!)</ref>


また、'''四菌称'''については様々な言語でみられるが、ピロリ語においての四菌称は、促し文や命令文などの内部で、普遍示称と同様に'''普遍代名詞(purono ^ baneyayi D zii'K yipa)'''として、それぞれの文法上の役割を形式的に獲得する。
また、'''第四菌称'''については様々な言語でみられるが、ピロリ語においての第四菌称は、促し文や命令文などの内部で、普遍示称と同様に'''普遍代名詞(purono ^ baneyayi D zii'K yipa)'''として、それぞれの文法上の役割を形式的に獲得する。


さらに、日本語などの主語が省略されることが多い言語のピロリ語への翻訳においてはこの四菌称が多く使われる。<ref group="例文">とても早く走った(日本語)→Ko^ beri hasu N da' '''yipa'''(ピロリ語)</ref>また、神を示す際もしばしば使われる。
さらに、日本語などの主語が省略されることが多い言語のピロリ語への翻訳においてはこの第四菌称が多く使われる。<ref group="例文">とても早く走った(日本語)→Ko^ beri hasu N da' '''yipa'''(ピロリ語)</ref>また、神を示す際もしばしば使われる。
======格======
======格======
菌称代名詞の格には、文法格の'''主格(yigo)'''、'''所有格 / 属格(yifago)'''、そして意味格の'''単純格(yipayago)'''、'''疎外格(yipayaqingo)'''が存在し、英語と同様に「~のもの」を意味する'''所有代名詞(purono ^ baneyayi D zii'K yifaya)'''も存在する。
菌称代名詞の格には、文法格の'''主格(yigo)'''、'''所有格 / 属格(yifago)'''、そして意味格の'''単純格(yipayago)'''、'''疎外格(yipayaqingo)'''が存在し、英語と同様に「~のもの」を意味する'''所有代名詞(purono ^ baneyayi D zii'K yifaya)'''も存在する。
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!疎外格
!疎外格
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! colspan="2" |一菌称
! colspan="2" |第一菌称
|pi
|pi
|pihi
|pihi
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|pirorikin<ref>「'''ピロリ菌'''」という言葉は、ピロリ語における一人称複数外格代名詞「'''pirorikin'''」からきていると考えられている。</ref>
|pirorikin<ref>「'''ピロリ菌'''」という言葉は、ピロリ語における一人称複数外格代名詞「'''pirorikin'''」からきていると考えられている。</ref>
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! colspan="2" |二菌称
! colspan="2" |第二菌称
|pu
|pu
|puhu
|puhu
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|puorukin
|puorukin
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! rowspan="5" |三菌称
! rowspan="5" |第三菌称
!男性
!男性
|pe
|pe
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|viofarizin
|viofarizin
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! colspan="2" |四菌称
! colspan="2" |第四菌称
|yipa
|yipa
|yifa
|yifa
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