Sisters:YGT財団/YGT-014

アイテム番号:YGT-014

オブジェクトクラス:Kohinoor

有効な外部存在対策:

YGT-014の前では覚醒状態を維持してください。

説明:
YGT-014は不明な能力を持つ人型の存在です。

YGT-014は特定の施設に定期的に出現し、そのことを人間が不自然に思うことはありません。

YGT-014が特定の時間・場所に出現したとき、イベント"睡魔"が発生します。

イベント"睡魔"が発生すると、YGT-014はなんらかの未知の手段を用い、影響範囲内の人間の眠気を喚起します。この際、YGT-014はある種類の行動(パターンを有する線を描画する、連続した視覚的イメージを投影するなど)を見せますが、YGT-014が及ぼす効果がその行動に関係するのかは不明です。

イベント"睡魔"の結果、人間がフェーズ"睡眠"に移行することがあります。フェーズ"睡眠"に移行した人間は意識を失います。この効果への有効な対策は現時点では見つかっていません。

ただ、この効果の効力は限定的です。即座に全ての人間がフェーズ"睡眠"に移行するわけではなく、また移行した人間も60分以内には意識を取り戻します。およそ60分後、イベント"睡魔"は終了します。終了後、YGT-014がなんらかの影響を人間に与えることはありません。

ただし、イベント"睡魔"中に当該空間内の人間全員がフェーズ"睡眠"に移行した場合、イベント"アンノウン"が発生します。このイベントの詳細は不明です。

イベント"アンノウン"の脅威レベルおよび影響範囲が不明であるために、YGT-014のオブジェクトクラスをGujaratiに引き上げるという提案が過去になされましたが、W5評議会はこれを却下しました。

偽装:
現在、カバーストーリー「授業」を展開中です。

YGT-014による活動が認識阻害されていることを利用し、当該施設の人物にイベント"睡魔"は必修の授業であると誤認させることが可能になっています。また、授業に偽装することで、フェーズ"睡眠"への移行を心理的に抑制できるという副次的効果も存在します。(追記:対策研究員の中にはこの「副次的効果」に疑問を呈する者もいます。)

また、当該施設にCクラス常習者を配置することで、イベント"アンノウン"の発動を阻止しようとする取り組みも行われています。

イベント"アンノウン"の詳細が不明である以上、イベントの発生の阻止、および事態の注視と一刻も早い研究解明が急がれます。