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ある晩の 車両基地 ゆいレール 一台爆破
事業長 言いました 「ダイヤは 変えずに走れ」
職員ら 面食らって 説得を 試みたけれど
てんでだめで 苦慮の末 代役立てようと 決めた


翌朝 四時起きで 呼び出された 代役は
新地 みんなの アイドルさ 新地希綿 yeah!


「あまりにも 突然で 何が何だか わからないが
 大好きな ゆいレール お役に 立てるのならば」


新地が そう言った途端に 露骨にニヤつく 職員
「言質は取った 馬鹿な嬢ちゃん」 蔑むような 目つきで


百五十の客を ひとりで乗せて レールを
毎時六十四キロ出して 走れ 希綿 yeah!


終電過ぎ 車両基地 新地は 服を脱いでいた
周りの 車両は みんな裸だと 言われたから


「車両は ひと月ありゃ 新調されるだろうよ
 明日も その調子で頼む 代役ちゃん」


Yeah!