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'''アイテム番号''':YGT-012
'''アイテム番号''':YGT-012


'''オブジェクトクラス''':Bold Hoefler
'''オブジェクトクラス''':Hoefler


'''有効な外部存在対策''':<br>
'''有効な外部存在対策''':<br>
感染者を見つけ次第、確実に殺害し、死体を完全に焼却してください。
YGT-012-Aの感染者を見つけ次第、確実に殺害し、死体を完全に焼却してください。
 
<del>YGT-012-Bを発見し次第、安全かつ確実に収容できる場合には収容を、そうでない場合には撤退的な破壊をしてください。</del>


'''説明''':<br>
'''説明''':<br>
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仮死状態を終えた感染者は、膨張を繰り返し、また感染者同士で"一体化"しながら、海中のある一点を目指して移動するようになります。このころには、感染者は最早ヒトとしての特性を全く残していません。
仮死状態を終えた感染者は、膨張を繰り返し、また感染者同士で"一体化"しながら、海中のある一点を目指して移動するようになります。このころには、感染者は最早ヒトとしての特性を全く残していません。


YGT-012-Bは強力な認識改変能力を保持しており、その実際の性質は明らかにされていません。しかし、前述した"海中の一点"に存在していると推測されています。
YGT-012-Bは認識改変能力を保持しており、その実際の性質は明らかにされていません。しかし、前述した"海中の一点"に存在していると推測されています。


YGT-012-Bによる認識改変は、YGT-012-Aの潜伏期間中も含む感染者には作用しないことが示唆されています。
YGT-012-Bによる認識改変は極めて強力であり、まったく非合理的な認識さえも自然に感じさせることが可能です。しかし、これはYGT-012-Aの潜伏期間中も含む感染者には作用しないことが示唆されています。


'''記録''':<br>
'''記録''':<br>
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深度約300mに到達後、海中班は第三分隊との合流に成功しました。以降、これらの編成単位を総じてL5特別分隊と称します。
深度約300mに到達後、海中班は第三分隊との合流に成功しました。以降、これらの編成単位を総じてL5特別分隊と称します。


特別分隊は、YGT-012-Bの調査のため、さらに潜水していきました。深度1200m程度の地点に到達したとき、YGT-012の影響で生成されたものと推定される未知の巨大な縦穴が発見されました。
特別分隊は、YGT-012-Bの調査のため、さらに潜水していきました。深度500m程度の地点に到達したとき、YGT-012の影響で生成されたものと推定される未知の巨大な縦穴が発見されました。


特別分隊は縦穴内部を潜航していきました。この約10時間後、YGT-012-Bが初めて知覚されました。機密保持の目的の下、記録はここでYGT-012-L5-Bに分割されています。
特別分隊は縦穴内部を潜航していきました。この約10時間後、YGT-012-Bが初めて知覚されました。機密保持の目的の下、記録はここでYGT-012-L5-Bに分割されています。
}}
}}
{{機密|レベル=4|中身=
このファイルを閲覧する財団職員は、念のためYGT-012-A検疫措置を受けてください。
*YGT-012-L5-B - 有人探査による発生源の知覚
*YGT-012-L5-B - 有人探査による発生源の知覚
{{格納|中身={{機密|レベル=4|中身=
{{格納|中身=YGT-012-Bは地球の内核として知覚されました。それはしばしば脈動するように振る舞った後、極まりなく巨大に膨張した周囲の感染者を海洋ごと引き寄せて、それを吸収、若しくはそれと"一体化"し、さらに高密になっていたとの報告があります。
YGT-012-Bは地球の内核として知覚されました。それはしばしば脈動するように振る舞った後、極まりなく巨大に膨張した周囲の感染者を海洋ごと引き寄せて、それを吸収、若しくはそれと"一体化"し、さらに高密になっていたとの報告があります。
[[ファイル:YGT-012-B.jpg|なし|サムネイル|特別分隊が撮影したYGT-012-Bの遠景。固体質かつ球形をしているのが見て取れる。]]
[[ファイル:YGT-012-B.jpg|なし|サムネイル|特別分隊が撮影したYGT-012-Bの遠景。固体質かつ球形をしているのが見て取れる。]]
しかしながら、
このことから、YGT-012の対策におけるYGT-012-Bの破壊および収容は不可能なものであることが判明したため、有効な外部存在対策は一部改定されました。
}}}}
 
その後、特別分隊は浮上し、回収されました。記録はここで終了しています。
}}
*YGT-012-L5-C - 有人探査による発生源の知覚
{{格納|中身=
財団機動部隊第三分隊と、第八分隊海中班からなるL5特別分隊(YGT-012-L5-B参照)が回収された後、YGT-012-Bの活動によって第三分隊から離脱してしまった第三分隊の潜水艦のうち1隻との通信が復活しました。
 
YGT-012-L5-Bの記録を当該艦へ送信すると、以下のような返答がありました。
 
<blockquote>何を言う、奴には認識改変能力が<br>あることを忘れたのか?それとも<br>その認識さえ歪められているのか<br>?少なくとも、あれは確実に地核<br>じゃない。あれは約三千キロも地<br>下にあるんだ、ほんの十時間でた<br>どり着けるわけがないだろう。こ<br>ちらからも奴の観測に成功してい<br>るが、断じて地核には見えない。<br>だが、いや、おかしい、こっちの<br>認識も狂わされているのか?あん<br>なものが深海にあるわけがないよ<br>うにだ!<ref name="quote" /></blockquote>


その後、これから浮上するという旨の連絡が送信されてから再び通信が途切れ、当該艦は今現在も発見されていません。記録はここで終了しています。
}}
*YGT-012-L6 - 対策研究チームによる発生源の分析
{{格納|中身=
この記録は統合済みです。
}}
}}
'''注釈''':
'''注釈''':
<references />
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