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(10月とりあえず)
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事件の嚆矢となったのは、46.25度における11210番が搭乗していた自動操縦シャトルの通信能力の喪失であった。
事件の嚆矢となったのは、46.25度における11210番が搭乗していた自動操縦シャトルの通信能力の喪失であった。
太陽風の影響や、宇宙生命体の攻撃、はたまた11210番の故意など、これには様々な原因が考えられているが、近年の専門家の意見では「単なる制御装置の故障」として一致している。
太陽風の影響や、宇宙生命体の攻撃、はたまた11210番の故意など、これには様々な原因が考えられているが、近年の専門家の意見では「単なる制御装置の故障」として一致している。
===10月への不時着===
====10月への不時着====
暫くして、46.36度時点、シャトルの反応は復帰し、11210番との意思の疎通も修復された。しかし、装置の故障のためか位置情報の通信は不可能になっていた。
暫くして、46.36度時点、シャトルの反応は復帰し、11210番との意思の疎通も修復された。しかし、装置の故障のためか位置情報の通信は不可能になっていた。
11210番の報告によれば、このときちょうど何らかの惑星に不時着しており、その衝撃でシステムが復旧したと思われるとのことであった。
11210番の報告によれば、このときちょうど何らかの惑星に不時着しており、その衝撃でシステムが復旧したと思われるとのことであった。
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