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==概要== | ==概要== | ||
現在では、無音の状態で何かが聞こえたように感じる幻聴に近いものというよりは、特に母語とは異なる言語によって発される音韻について、それを母語に当てはめて解釈することで発生するものが主とされる。 | |||
===例=== | ===例=== | ||
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==ジョーク== | ==ジョーク== | ||
「空耳」を文字通りに解釈して、「これは『空に浮かんでいる耳』を指すものである」とするジョークは多くみられている。 | |||
{{LOCALYEAR}}年{{LOCALMONTH1}}月{{LOCALDAY}}日 追記: | {{LOCALYEAR}}年{{LOCALMONTH1}}月{{LOCALDAY}}日 追記: | ||
実際に「空に浮かんでいる巨大な耳」が発見されたというニュースが報道された。あまりにも信じがたい光景から、デマである可能性も論じられているが、情報が錯綜しているため、よく分かっていないというのが現状である。以下が実際のニュースである。 | |||
{| class="wikitable" style="margin:0 auto ; background-color:#ffffff ; width:100%" | {| class="wikitable" style="margin:0 auto ; background-color:#ffffff ; width:100%" | ||
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|詳細情報 | |詳細情報 | ||
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|オランダの超高性能最新設備が使用されたハイスピードカメラが、空に浮かぶ大きな"耳"を捉えた。[[ファイル:空耳.png|なし|サムネイル|▲撮影された"耳"。]] | |オランダの超高性能最新設備が使用されたハイスピードカメラが、空に浮かぶ大きな"耳"を捉えた。[[ファイル:空耳.png|なし|サムネイル|▲撮影された"耳"。]]まるでCGのようにも見えるが、そのオランダの技術者たちは至って真剣にこれが本物であると主張している。機械の誤作動であるという意見もあるが、詳しいことは依然として謎である。<br>もしかすると、空には本当に耳が浮かんでいるのかもしれない。私たちの頭上にも…… | ||
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そしたら…"小さい耳"の一つが血を吹いて消えたんだ。もう一つ切り落としてみると、また小さい耳が一つ血を吹いて消えた。 | そしたら…"小さい耳"の一つが血を吹いて消えたんだ。もう一つ切り落としてみると、また小さい耳が一つ血を吹いて消えた。 | ||
それで俺はこう考えた。俺たちの耳は、一瞬ずつ"母体" | それで俺はこう考えた。俺たちの耳は、一瞬ずつ"母体"と俺たちの頭の横、つまり脳ミソと接続される場所とを行き来しているんだ。 | ||
このとき"すべてを聞く耳"として一瞬機能していた俺たちの耳に残った音を、俺たちの脳ミソが周辺で起こった事象と結びつけることで生まれるのが"聴覚"となり、それとは逆に、結び付けられなかった"耳に残った音"がいわゆる幻聴にも近い"空耳"ということになる。「掘った芋いじるな」みたいなのはその中間といったところか。 | |||
それで、奴が自身の存在に気づいたやつを殺すのは、俺みたいにわざと耳を切り落とすやつをすこしでも減らすためなんじゃないか? 小さい耳、つまり俺たちの耳が全部なくなったらあいつも消えるんじゃないか? | |||
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もしかしたら、たまたま最初に発見されたのが"耳"なだけで、実際には俺たちの"気のせい"の数だけ、目も、脳も、空に浮かんでるんじゃないのか? | もしかしたら、たまたま最初に発見されたのが"耳"なだけで、実際には俺たちの"気のせい"の数だけ、目も、脳も、空に浮かんでるんじゃないのか? | ||
いや、もう考えるのはやめだ。あのニュースは全世界で報道された。きっとどこかの器用な学者が音も立てずに奴の正体を解明してくれるだろうさ。それか……どの学者も死ぬかだな。 | |||
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