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編集の要約なし |
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945行目: | 945行目: | ||
!日本語 | !日本語 | ||
|- | |- | ||
!順接 | |||
|'''zeafoyote''' | |'''zeafoyote''' | ||
|前の文脈の結果である後の文脈を導く。 | |前の文脈の結果である後の文脈を導く。 | ||
951行目: | 951行目: | ||
|我思う、ゆえに我あり。 | |我思う、ゆえに我あり。 | ||
|- | |- | ||
!逆接 | |||
|'''batosika''' | |'''batosika''' | ||
|前の文脈と相反する後の文脈を導く。 | |前の文脈と相反する後の文脈を導く。 | ||
957行目: | 957行目: | ||
|今朝は、朝なのに暗かった。 | |今朝は、朝なのに暗かった。 | ||
|- | |- | ||
!選択 | |||
|'''oramata''' | |'''oramata''' | ||
|述べた事柄から一つを選択する | |述べた事柄から一つを選択する | ||
963行目: | 963行目: | ||
|花を見ることと団子を食べることのどちらがいいのだろうか。 | |花を見ることと団子を食べることのどちらがいいのだろうか。 | ||
|- | |- | ||
!並立 | |||
|'''andoyobi''' | |'''andoyobi''' | ||
|述べた事柄が対等であることを表す。 | |述べた事柄が対等であることを表す。 | ||
969行目: | 969行目: | ||
|弁当および水筒を持ってきてください。 | |弁当および水筒を持ってきてください。 | ||
|- | |- | ||
!添加 | |||
|'''orusarani''' | |'''orusarani''' | ||
|述べた事柄に別の事柄を付け加える。 | |述べた事柄に別の事柄を付け加える。 | ||
975行目: | 975行目: | ||
|私は泣いた。さらに、ハチに刺された。 | |私は泣いた。さらに、ハチに刺された。 | ||
|- | |- | ||
! rowspan="2" |説明 | |||
|'''bikonode''' | |'''bikonode''' | ||
|述べた事柄を詳しく説明する。 | |述べた事柄を詳しく説明する。 | ||
986行目: | 986行目: | ||
|私は動物が嫌いだ。ただし、ネコは好きだ。 | |私は動物が嫌いだ。ただし、ネコは好きだ。 | ||
|- | |- | ||
!例示 | |||
|'''tatoigizan''' | |'''tatoigizan''' | ||
|述べた事柄の例を出す。 | |述べた事柄の例を出す。 | ||
992行目: | 992行目: | ||
|私は花が好きだ。例えば、サクラだ。 | |私は花が好きだ。例えば、サクラだ。 | ||
|- | |- | ||
!転換 | |||
|'''baizasate''' | |'''baizasate''' | ||
|述べた事柄から異なる話題に転換する。 | |述べた事柄から異なる話題に転換する。 | ||
1,260行目: | 1,260行目: | ||
さらに、述言補助語と同様に二つの主言補助詞を接続することによって、新たな意味を持たせることが可能となっている。例えば、 | さらに、述言補助語と同様に二つの主言補助詞を接続することによって、新たな意味を持たせることが可能となっている。例えば、 | ||
* 悪性の主言補助詞「u」と、不確実の主言補助詞「ye」を掛け合わせた、反語の主言補助詞「'''uye'''」<ref>ピロリ語における反語は、修辞的疑問文の形ではなく、皮肉、いわゆる<span class="plainlinks">[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC アイロニー]</span> | * 悪性の主言補助詞「u」と、不確実の主言補助詞「ye」を掛け合わせた、反語の主言補助詞「'''uye'''」<ref>ピロリ語における反語は、修辞的疑問文の形ではなく、皮肉、いわゆる<span class="plainlinks">[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC アイロニー]</span>の形で用いられる。</ref><ref group="例文">apupuru '''uye''' mogu pi(彼はリンゴやもしらぬもの―――そうでないものを食べる。)</ref> | ||
* 強疑確実の主言補助詞「a」と、強不確実の主言補助詞「ya」を掛け合わせた、婉曲の主言補助詞「'''aya'''」<ref group="例文">apupuru '''aya''' mogu pe(彼はリンゴにも思われるものを食べる。)</ref> | * 強疑確実の主言補助詞「a」と、強不確実の主言補助詞「ya」を掛け合わせた、婉曲の主言補助詞「'''aya'''」<ref group="例文">apupuru '''aya''' mogu pe(彼はリンゴにも思われるものを食べる。)</ref> | ||
* 確実の主言補助詞「i」と、善性の主言補助詞「yu」を掛け合わせた、適切の主言補助詞「'''iyu'''」<ref group="例文">apupuru '''iyu''' mogu pe(彼はリンゴよろしく何かを食べる。)</ref> | * 確実の主言補助詞「i」と、善性の主言補助詞「yu」を掛け合わせた、適切の主言補助詞「'''iyu'''」<ref group="例文">apupuru '''iyu''' mogu pe(彼はリンゴよろしく何かを食べる。)</ref> |
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