2,085
回編集
(差し替え) |
(楽だな) |
||
21行目: | 21行目: | ||
===アクション小説=== | ===アクション小説=== | ||
この作品には、メロスが山賊の集団を華麗な動きで撃退するシーンがある。よって、アクション小説の魅力があると言える<ref name="私見" | この作品には、メロスが山賊の集団を華麗な動きで撃退するシーンがある。よって、アクション小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
===恋愛小説=== | ===恋愛小説=== | ||
この作品には、メロスの妹の結婚式の様子が初々しく描かれている。よって、恋愛小説の魅力があると言える<ref name="私見" | この作品には、メロスの妹の結婚式の様子が初々しく描かれている。よって、恋愛小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
===スポーツ小説=== | ===スポーツ小説=== | ||
この作品には、メロスが己の限界を超え、走り続ける描写がある。これは、さながら陸上競技に打ち込む人々のようである。よって、スポーツ小説の魅力があると言える<ref name="私見" | この作品には、メロスが己の限界を超え、走り続ける描写がある。これは、さながら陸上競技に打ち込む人々のようである。よって、スポーツ小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
===青春小説=== | ===青春小説=== | ||
この作品の主要な登場人物は、おそらくそう年を取ってはいないと考えられる。若い登場人物が多けりゃ、そりゃもう青春小説と言っても過言ではない<ref name="過言">過言である。疑問を持つ者は[[過言ではない|こちら]]へ</ref>。よって、青春小説の魅力があると言える<ref name="私見" | この作品の主要な登場人物は、おそらくそう年を取ってはいないと考えられる。若い登場人物が多けりゃ、そりゃもう青春小説と言っても過言ではない<ref name="過言">過言である。疑問を持つ者は[[過言ではない|こちら]]へ</ref>。よって、青春小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
===ホラー小説=== | ===ホラー小説=== | ||
この作品には、ディオニス王が自分の腹心や家族を次々に殺していったという残酷極まりない記述がある。とても怖い。よって、ホラー小説の魅力があると言える<ref name="私見" | この作品には、ディオニス王が自分の腹心や家族を次々に殺していったという残酷極まりない記述がある。とても怖い。よって、ホラー小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
===BL小説=== | ===BL小説=== | ||
この作品には、男同士が抱き合う描写がある。ということは、これはBL小説と言っても過言ではない<ref name="過言" | この作品には、男同士が抱き合う描写がある。ということは、これはBL小説と言っても過言ではない<ref name="過言"/>。よって、BL小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
===SF小説=== | ===SF小説=== | ||
この作品には、「沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った」という一節がある。太陽の沈む速さは、地球の自転の速度である。シラクスのモデルとなった都市シラクサ(シラクーザ)における地球の自転速度は、<br>(2×6400×cos37°×π)÷24≒(2×6400×0.8×π)÷24≒1340<br>というわけで約時速1340kmである。その10倍と言えば、大体マッハ11である。そのような速度で走ることは、SFの世界でしかあり得ない。よって、SF小説の魅力があると言える<ref name="私見" | この作品には、「沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った」という一節がある。太陽の沈む速さは、地球の自転の速度である。シラクスのモデルとなった都市シラクサ(シラクーザ)における地球の自転速度は、<br>(2×6400×cos37°×π)÷24≒(2×6400×0.8×π)÷24≒1340<br>というわけで約時速1340kmである。その10倍と言えば、大体マッハ11である。そのような速度で走ることは、SFの世界でしかあり得ない。よって、SF小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
===歴史小説=== | ===歴史小説=== | ||
この作品の時代設定は、とても古いと推察できる。古い時代が舞台の小説は、歴史小説と言っても過言ではない<ref name="過言" | この作品の時代設定は、とても古いと推察できる。古い時代が舞台の小説は、歴史小説と言っても過言ではない<ref name="過言"/>。よって、歴史小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
===ミステリ小説=== | ===ミステリ小説=== | ||
この作品には、川が大雨で氾濫しているシーンがある。これは、[[クローズドサークル]]の原因であり、上流にある館では橋が流されて孤立しているに違いない。そうなれば、人が死ぬのはもはや不可避である。よって、ミステリ小説の魅力があると言える<ref name="私見" | この作品には、川が大雨で氾濫しているシーンがある。これは、[[クローズドサークル]]の原因であり、上流にある館では橋が流されて孤立しているに違いない。そうなれば、人が死ぬのはもはや不可避である。よって、ミステリ小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
===サスペンス小説=== | ===サスペンス小説=== | ||
この作品において、メロスは3日後の日没までに帰らないと、友が処刑されてしまうという窮地に立たされる。その3日間の出来事が、わずか原稿用紙26枚ほどに凝縮されている。これは、他のタイムリミットサスペンスと比較しても、とても早い。よって、サスペンス小説の魅力があると言える<ref name="私見" | この作品において、メロスは3日後の日没までに帰らないと、友が処刑されてしまうという窮地に立たされる。その3日間の出来事が、わずか原稿用紙26枚ほどに凝縮されている。これは、他のタイムリミットサスペンスと比較しても、とても早い。よって、サスペンス小説の魅力があると言える<ref name="私見"/>。 | ||
==脚注== | ==脚注== |
回編集