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(ページの作成:「'''<big>第一章 めっちゃ暗い電車と死体'''</big> ―――六月二日・深夜――― 六月二日午前二時、めっちゃ高級な夜行列車に…」) |
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「それにしても・・・何故か非常ドアが開いていたおかげで列車に入れたのは運がよかったな。」 | 「それにしても・・・何故か非常ドアが開いていたおかげで列車に入れたのは運がよかったな。」 | ||
この23世紀のテクノロジーによって、時速三千キロメートル以上の速さで走るこの列車に―――それも動いているときに――― | |||
非常ドアが何故か開いていたからという理由で飛び込む精神を疑ったのは梅丹だけではなかった。 | 非常ドアが何故か開いていたからという理由で飛び込む精神を疑ったのは梅丹だけではなかった。 | ||
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「ええ、私はのどが渇いて、水を飲みに台所に向かったの。」 | 「ええ、私はのどが渇いて、水を飲みに台所に向かったの。」 | ||
「そしたら、通路にナイフが刺さった笹さんの遺体があって・・・警察に通報したわ。7G通信が普及したこの時代に感謝ね。」 | |||
「あーね、じゃあ、誰か他の人を見なかった?」 | 「あーね、じゃあ、誰か他の人を見なかった?」 |
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