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嘘つき
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==パラドックス== {{格納|中身= さて、この記事には、'''緑色の文章は嘘ではない'''というルールがあったね。では、こんな文が現れたらどうなるだろう? <span style="color:#008800">'''Notorious:「私は嘘つきだ。」'''</span> そうかそうか君は正直だねえ、とはならない。なぜなら、[[利用者:Notorious|Notorious]]が正直者ならば、'''「私は嘘つきだ」という文も本当のことになってしまう'''からだ。つまり、彼は嘘つきだということだ。これは仮定に'''矛盾'''してしまう。 じゃあ今度は、[[利用者:Notorious|Notorious]]は嘘つきだと仮定してみよう。もしそうなら、'''「私は嘘つきだ」という文も嘘となってしまう'''。ということは彼は嘘つきではない、すなわち正直者だということになり、これも仮定に'''矛盾'''する。 あれあれ、これは、<big>パラドックスじゃないか!</big> {{格納|中身= いいえ、これはパラドックスではありません。 結論から言ってしまうと、[[利用者:Notorious|Notorious]]は確かに嘘つきですが、あの発言は本当のことなのです。 こんな解釈が成立するのはなぜでしょうか? それは、言葉の定義が曖昧だからです。確かに、「嘘つきとは、間違ったことしか言わない人のことである。」という定義がなされていれば、上の発言はパラドックスになってしまいます。しかし、'''普通、「嘘つき」という言葉はそんな意味で使われません'''。「嘘つき」とは、'''嘘を言うこともある人という意味です'''。 だって、そうだろ? 君は人を「嘘つき!」と言って非難するとき、「お前は生まれてこのかた嘘しか言ったことがないな!」と糾弾しているのかい? つまり、[[利用者:Notorious|Notorious]]は、'''「私は嘘をつくこともある。」'''と言っているに過ぎないのです。これはパラドックスでも何でもありません。 え? この記事の始めに'''嘘つきとは、間違ったことしか言わない人のことである'''と定義されているじゃないか、だって? '''はは、そんなの嘘に決まってるだろ?''' {{格納|中身=じゃあ、こんな文だったらどうなるんだろうね? <span style="color:#008800">'''Notorious:「私は嘘しか言わない。」'''</span> <span style="color:#ffffff">'''彼は続けて言った。 Notorious:「もちろん、そんなことはない。」'''</span> ・・・君は麻薬慣れしているんだね。もちろんこれもパラドックスなんかじゃない。<ref><span style="color:#ffffff">じゃあ、この“帳尻合わせ”を無くした文をここに書いたら・・・この辺でやめておこうか。</span></ref> }} }} }}
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