「イクスティンクション」の版間の差分

提供:WikiWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(脱字)
 
(4人の利用者による、間の20版が非表示)
1行目: 1行目:
{{スタブ}}
{{スタブ}}


{{お知らせ|内容を記入してください='''この記事の「歴史」節には不確定な情報が含まれている可能性があります。'''<br>より詳細で正確な情報を持つ方は、ぜひ「歴史」節の追記・修正をお願いします。                                 }}
{{お知らせ|内容='''この記事の「歴史」節には不確定な情報が含まれている可能性があります。'''<br>より詳細で正確な情報を持つ方は、ぜひ「歴史」節の追記・修正をお願いします。}}


==概要==
==概要==


'''エクスティンクション'''とは、素晴らしいカードゲームである。
'''イクスティンクション'''(エクスティンクションとも)とは、素晴らしいカードゲームである。


==歴史==
==歴史==


===発祥===
===発祥===
エクスティンクションは、[[井谷壮良]]氏によって制作された。いつ出来たのかは定かではない。
イクスティンクションは、[[井谷壮良]]氏によって制作された。いつ出来たのかは定かではない。


2019年、那覇市民体育館にて行われた中学生のバドミントンの大会で、開邦中学校男子バドミントン部に広く周知された。
2019年、那覇市民体育館にて行われた中学生のバドミントンの大会で、開邦中学校男子バドミントン部に広く周知された。


===第一次流行===
===第一次流行===
エクスティンクションは、その高度な駆け引きが要求されるゲーム性から、開邦中学校男子バドミントン部の間で大きなブームを巻き起こした。
イクスティンクションは、その高度な駆け引きが要求されるゲーム性から、開邦中学校男子バドミントン部の間で大きなブームを巻き起こした。


主に那覇市民体育館の二階ベランダにてゲームは開催され、バドミントンの試合のことも忘れ多くの部員がこのゲームを楽しんだ。
主に那覇市民体育館の二階ベランダにてゲームは開催され、バドミントンの試合のことも忘れ多くの部員がこのゲームを楽しんだ。


同大会の全日程が終了した後、[[利用者:Mapilaplap|Mapilaplap]]によってエクスティンクションの全カードは保管されることとなったが、それ以来オリジナルのエクスティンクションのカードが姿を現すことは遂になかった。
同大会の全日程が終了した後、[[利用者:Mapilaplap|Mapilaplap]]によってイクスティンクションの全カードは保管されることとなったが、それ以来オリジナルのイクスティンクションのカードが姿を現すことは遂になかった。


===リメイク版の誕生===
===リメイク版の誕生===
[[トートロジー|エクスティンクションの消滅]]から数か月が経過した後、[[利用者:popbob|popbob]]と[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]によってエクスティンクションのリメイクが計画された。
[[トートロジー|イクスティンクションの消滅]]から数か月が経過した後、[[利用者:popbob|popbob]]と[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]によってイクスティンクションのリメイクが計画された。


カードの作成は厚紙を持っていた[[利用者:popbob|popbob]]が、音楽の授業中などにこっそり行ったりした。
カードの作成は厚紙を持っていた[[利用者:popbob|popbob]]が、音楽の授業中などにこっそり行ったりした。
28行目: 28行目:
また、このとき[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]によって、後述するリメイク版での独自のカードも追加された。
また、このとき[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]によって、後述するリメイク版での独自のカードも追加された。


こうしてエクスティンクションのリメイク版が誕生し、開邦中学校男子バドミントン部の間では勿論のこと、それ以外の生徒も広くこのゲームを楽しむこととなった。
こうしてイクスティンクションのリメイク版が誕生し、開邦中学校男子バドミントン部の間では勿論のこと、それ以外の生徒も広くこのゲームを楽しむこととなった。


===二度の教師への露見と封印===
===二度の教師への露見と封印===
リメイク版エクスティンクションが生徒に広まって数週間経った後、放課後の教卓にてエクスティンクションをプレイしていた数人の生徒がとある教諭にそれを見けられてしまった。
リメイク版イクスティンクションが生徒に広まって数週間経った後、放課後の教卓にてイクスティンクションをプレイしていた数人の生徒がとある教諭にそれを見つけられてしまった。


一度目の露見は注意だけで済んだものの、さらに数週間が経った後、朝の授業が始まる前にエクスティンクションを行っていた数人の生徒が再び同教諭に見つけられてしまう。
一度目の露見は注意だけで済んだものの、さらに数週間が経った後、朝の授業が始まる前にイクスティンクションを行っていた数人の生徒が再び同教諭に見つけられてしまう。


これによって、その生徒らは指導を受け、朝のショートホームルームにて、教師らがこの件を第一学年全生徒に向けて注意するという異例の事態が起こった。
これによって、その生徒らは指導を受け、朝のショートホームルームにて、教師らがこの件を第一学年全生徒に向けて注意するという異例の事態が起こった。


この後、[[利用者:popbob|popbob]]によってリメイク版エクスティンクションは封印されることとなった。
この後、[[利用者:popbob|popbob]]によってリメイク版イクスティンクションは封印されることとなった。


皮肉にも、このリメイク版を楽しむ生徒が増えたことによって、それは自らの消滅を誘ってしまったのであった。
だがこのことは、逆説的に考えれば、今のイクスティンクションの高い知名度と人気度を獲得するきっかけになったとも言える。後にpopbobはこう語っている。『あの露見は計画的なもので、教師も含めた八百長だったのです。私の調査によると、イクスティンクションが特許を獲得するには約2年が必要でした。その第1歩としての行動が、あの事件だったのです。現に、イクスティンクションはその日のうちに花鬼先生(仮名)によって返却されました。まぁ、その返却理由が少し適当だったので八百長がバレかけましたがね。』
 
しかしpopbobの目論見は失敗し、皮肉にも、このリメイク版を楽しむ生徒が増えたことによって、それは自らの消滅を誘ってしまったのであった。


===ポケット版の作成===
===ポケット版の作成===
エクスティンクションは何度も消滅を繰り返し、そのカードは幾度となく消え去っているが、エクスティンクションはもはやエクスティンクションプレイヤーの脳内に寄生していた。
イクスティンクションは何度も消滅を繰り返し、そのカードは幾度となく消え去っているが、イクスティンクションはもはやイクスティンクションプレイヤーの脳内に寄生していた。


リメイク版の作成当時から秘密裏に[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]によって作成されていたエクスティンクション・ポケット(小型版エクスティンクション)の完成により、エクスティンクションは再生を果たしたのだ。
リメイク版の作成当時から秘密裏に[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]によって作成されていたイクスティンクション・ポケット(小型版イクスティンクション)の完成により、イクスティンクションは再生を果たしたのだ。


広がった評判故に封印されたリメイク版の反省から、小型版はなるべく人目に触れない更衣室などで密かにプレイされ、今尚[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]の筆箱のポケットにしまわれている。
広がった評判故に封印されたリメイク版の反省から、小型版はなるべく人目に触れない更衣室などで密かにプレイされ、今尚[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]の筆箱のポケットにしまわれている。
52行目: 54行目:
===オリジナル版===
===オリジナル版===


井谷壮良氏によって作られた。すべてのエクスティンクションの基本となっている。現在は[[利用者:Mapilaplap|Mapilaplap]]が所持していると考えられている。
井谷壮良氏によって作られた。すべてのイクスティンクションの基本となっている。現在は[[利用者:Mapilaplap|Mapilaplap]]が所持していると考えられている。


===リメイク版===
===リメイク版===
86行目: 88行目:


====平和的なトレード====
====平和的なトレード====
エクスティンクションでは、一般的なカードゲームと違って、プレイヤー同士の同意の上でのカードの自由な交換が可能である。
イクスティンクションでは、一般的なカードゲームと違って、プレイヤー同士の同意の上でのカードの自由な交換が可能である。


====独占====
====独占====
103行目: 105行目:
==カードの種類==
==カードの種類==
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
!名称
! rowspan="9" |数字カード
!英語名
! rowspan="2" |名称
!系統
! rowspan="2" |英語名
!枚数
! rowspan="2" |系統
!発動できる時
! colspan="3" |枚数
!効果
! rowspan="2" |発動タイミング
! rowspan="2" |効果
! rowspan="2" |オリジナル版
! rowspan="2" |リメイク版
! rowspan="2" |ポケット版
|-
!オリジナル版
!オリジナル版
!リメイク版
!リメイク版
116行目: 123行目:
|なし
|なし
|数字系
|数字系
|7枚
| colspan="2" |7枚
|
| 5枚
----
| colspan="2" rowspan="5" style="background-color:gray ; border-bottom:1px solid gray ; border-right:none ; border-left:1px solid gray" |
|
----
|
|○
|○
| ○
|○
|○
|-
|-
128行目: 133行目:
|なし
|なし
|数字系
|数字系
|6枚
| colspan="2" |6枚
|
|4枚
----
|
----
|○
|○
|○
|○
140行目: 142行目:
|なし
|なし
|数字系
|数字系
|5枚
| colspan="2" |5枚
|
|3枚
----
|
----
|○
|○
|○
| ○
|○
|○
|-
|-
152行目: 151行目:
|なし
|なし
|数字系
|数字系
|4枚
| colspan="2" |4枚
|
|2枚
----
|
----
|○
|○
|○
|○
164行目: 160行目:
|なし
|なし
|数字系
|数字系
|3枚
| colspan="2" |3枚
|
|1枚
----
|
----
|○
|○
|○
|○
176行目: 169行目:
|なし
|なし
|数字系
|数字系
|2枚
| colspan="2" | 2枚
|
| rowspan="2" style="background-color:gray ; border-bottom:1px solid gray ; border-right:1px solid gray" |
----
| colspan="2" rowspan="2" style="background-color:gray ; border-top:1px solid gray"|
|
----
|○
|○
|○
|○
188行目: 179行目:
|なし
|なし
|数字系
|数字系
|1枚
| colspan="2" |1枚
|
----
|
----
|○
|○
|○
|○
|
|
|-
|-
! rowspan="14" |能力カード
|強盗
|強盗
|rob
|rob
|入手系
|入手系
|
|
|2枚
|2枚
|自ターン時
|自ターン時
|相手の札を1枚取れる
|相手の札を1枚取れる
210行目: 200行目:
|robbing-killing
|robbing-killing
|入手系
|入手系
|
| style="background-color:gray" |
|1枚
| style="background-color:gray" |
|自ターン時
|自ターン時
|相手の札を3枚取れる
|相手の札を3枚取れる
221行目: 213行目:
|入手系
|入手系
|
|
|3枚
|2枚
|札が捨てられた時
|札が捨てられた時
|捨札を1枚取れる
|捨札を1枚取れる
230行目: 224行目:
|reincarnation
|reincarnation
|入手系
|入手系
|
| style="background-color:gray" |
|1枚
| style="background-color:gray" |
|札が捨てられた時
|札が捨てられた時
|捨札を3枚取れる
|捨札を3枚取れる
241行目: 237行目:
|操作系
|操作系
|
|
|3枚
|2枚
|自ターン時
|自ターン時
|相手の札を全て見れる
|相手の札を全て見れる
250行目: 248行目:
|clairvoyant
|clairvoyant
|操作系
|操作系
|
| rowspan="2" style="background-color:gray ; border-bottom:1px solid gray" |
|1枚
| rowspan="2" style="background-color:gray ; border-bottom:1px solid gray" |
|自ターン時
|自ターン時
|プレイヤー全員の札を全て見れる
|プレイヤー全員の札を全て見れる
260行目: 260行目:
|bacteria
|bacteria
|操作系
|操作系
|
|2枚
|相手ターン時
|相手ターン時
|相手のターンと手札を、1ターン分乗っ取れる。
|相手のターンと手札を、1ターン分乗っ取れる。
271行目: 271行目:
|破棄系
|破棄系
|
|
|4枚
|3枚
|入手時(強制)
|入手時(強制)
|自札を全て捨てる
|自札を全て捨てる
280行目: 282行目:
|annihilation
|annihilation
|破棄系
|破棄系
|
| style="background-color:gray" |
|1枚
| style="background-color:gray" |
|入手時(強制)
|入手時(強制)
|プレイヤー全員、5枚自札を捨てる
|プレイヤー全員、5枚自札を捨てる
291行目: 295行目:
|破棄系
|破棄系
|
|
|2枚
|2枚
|自ターン時
|自ターン時
|相手に自札を1枚送り、1枚捨てさせる
|相手に自札を1枚送り、1枚捨てさせる
300行目: 306行目:
|dumping
|dumping
|破棄系
|破棄系
|
| style="background-color:gray" |
|1枚
| style="background-color:gray" |
|自ターン時
|自ターン時
|相手に自札を1枚送り、3枚捨てさせる(なお、この時の捨札は入手できない<ref>この特徴的な能力から、「イヤガラセドロップ」という別名を持つ。</ref>)
|相手に自札を1枚送り、3枚捨てさせる(なお、この時の捨札は入手できない<ref name="drop">この特徴的な能力から、「イヤガラセドロップ」という別名を持つ。</ref>)
|
|
|○
|○
311行目: 319行目:
|破棄系
|破棄系
|
|
|1枚
|1枚
|自ターン時
|自ターン時
|自分の札と相手の札を全て交換する
|自分の札と相手の札を全て交換する
321行目: 331行目:
|保護系
|保護系
|
|
|1枚
| rowspan="2" style="background-color:gray ; border-bottom:1px solid gray" |
|所持時(強制)
|所持時(強制)
|「強盗」「剽賊」「透視」「天眼」「交換」の影響を受けない
|手札への「強盗」「剽賊」「透視」「天眼」「交換」の影響を防ぐ(効果は半永久的に続く)
|○
|○
|○
|○
331行目: 343行目:
|保護系
|保護系
|
|
|1枚
|所持時(強制)
|所持時(強制)
|「消滅」「殲滅」の影響を受けない
|手札への「消滅」「殲滅」の影響を防ぐ
|○
|○
|○
|○
338行目: 351行目:
|}
|}


== 特徴 ==
==戦術==
このゲームの代表的な戦術をいくつか紹介する。
 
===シーロブ===
「<ruby>透視<rt>シースルー</rt></ruby>」と強盗<rt>ロブ</rt>の組み合わせ。これによって相手の手札から好きなものを一枚選んで手に入れることができる。
 
派生形として、シーロビ(「<ruby>透視<rt>シースルー</rt></ruby>」+「<ruby>剽賊<rt>ロビキリ</rt></ruby>」)やクレロブ(「<ruby>天眼<rt>クレボリ</rt></ruby>」+「<ruby>強盗<rt>ロブ</rt></ruby>」)、クレロビ(「<ruby>天眼<rt>クレボリ</rt></ruby>」+「<ruby>剽賊<rt>ロビキリ</rt></ruby>」)などがある。
 
===嫌がらせドロップ===
この戦術は二つの意味で使われる。
 
一つ目は、「イヤガラセドロップ<ref name="drop"></ref>」の異名を持つ「一擲」を用いて、自分のカードを1枚相手の手札に加える代わりに相手の手札を3枚捨てさせ、さらに「再生」等を無効化するというものであり、
 
二つ目は、「消失」の能力によって「消滅」を安全に所持している状態で、これを「投下」を用いて相手の手札に送ることによって最高級の嫌がらせを行うというものである。
 
==特徴==


===魅力===
===魅力===
344行目: 372行目:
このゲームの魅力は、先述した通りカードを使ってシンプルながらも良質な駆け引きができることであり、まあ簡潔に述べるならばこの一言に尽きる―――'''<big>楽しい。</big>'''
このゲームの魅力は、先述した通りカードを使ってシンプルながらも良質な駆け引きができることであり、まあ簡潔に述べるならばこの一言に尽きる―――'''<big>楽しい。</big>'''


=== 問題点 ===
===問題点===


==== 時間 ====
====時間====
エクスティンクションは、勝利条件の仕様上、一試合がとても長くなってしまう。リメイク版は顕著な例であり、30分以上の時間がかかることもあった。
イクスティンクションは、勝利条件の仕様上、一試合がとても長くなってしまう。リメイク版は顕著な例であり、30分以上の時間がかかることもあった。


ポケット版では、カードの削減、それに伴う勝利条件の緩和などがあるが、こちらもそれなりに時間がかかってしまう。
ポケット版では、カードの削減、それに伴う勝利条件の緩和などがあるが、こちらもそれなりに時間がかかってしまう。


==== 密室強すぎ問題 ====
====密室強すぎ問題====
エクスティンクションの能力カードの一つ、「密室」は、ほとんどの能力カードをデメリット無しに常時無効にするとんでもないチートカードであり、
イクスティンクションの能力カードの一つ、「密室」は、ほとんどの能力カードをデメリット無しに常時無効にするとんでもないチートカードであり、


控えめに言って強すぎる。大げさに言ったらゲームのバランスブレイカーである。
控えめに言って強すぎる。大げさに言ったらゲームのバランスブレイカーである。
359行目: 387行目:


何故か「相手のターンをなかったことにして自分が山札からカードを一枚引ける」という能力みたいになってしまったりしたため、「密室」は強すぎるのである。
何故か「相手のターンをなかったことにして自分が山札からカードを一枚引ける」という能力みたいになってしまったりしたため、「密室」は強すぎるのである。
====剽賊ダサすぎ問題====
イクスティンクションの能力カードの一つ、「剽賊」は、相手の手札を3枚奪えるというかなり強力なカードである。このカードの名称は、[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]が適当につけたものであるが、
「剽賊」の意味が「追い剥ぎ」であることを彼は知らなかった。名前負けの権化のようなカードである。
この「剽賊」は「強盗」の上位互換であるのだが、明らかに強盗の方が追い剥ぎより強そうである。まぁ、英語名では「robbing-killing(強盗殺人)」となっているが、
<ruby>追い剥ぎ<rt>強盗殺人</rt></ruby>というのは何かがつっかかる。[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]は「掠奪」とかに名前を変えようとあれこれ画策したのだが、遂にそれが叶う時が来ることはなかった。
==題材とした作品==
*「[[Sisters:WikiWikiオンラインノベル#賭けイクスティンクション、そして頭足類|賭けイクスティンクション、そして頭足類]]」[[利用者:キュアラプラプ|キュアラプラプ]]著


==脚注==
==脚注==


<references />
<references />
== ギャラリー ==
<gallery widths="200" heights="100">
ファイル:エクスティンクションリメイク.png|リメイク版のカード。
ファイル:エクスティンクションポケット.png|ポケット版のカード。
</gallery>
{{foot|cat=ゲーム|ds=いくすていんくしよん}}

3年7月16日 (W) 19:14時点における最新版

この項目は、書きかけの項目です。
この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています。


この記事の「歴史」節には不確定な情報が含まれている可能性があります。
より詳細で正確な情報を持つ方は、ぜひ「歴史」節の追記・修正をお願いします。


概要[編集 | ソースを編集]

イクスティンクション(エクスティンクションとも)とは、素晴らしいカードゲームである。

歴史[編集 | ソースを編集]

発祥[編集 | ソースを編集]

イクスティンクションは、井谷壮良氏によって制作された。いつ出来たのかは定かではない。

2019年、那覇市民体育館にて行われた中学生のバドミントンの大会で、開邦中学校男子バドミントン部に広く周知された。

第一次流行[編集 | ソースを編集]

イクスティンクションは、その高度な駆け引きが要求されるゲーム性から、開邦中学校男子バドミントン部の間で大きなブームを巻き起こした。

主に那覇市民体育館の二階ベランダにてゲームは開催され、バドミントンの試合のことも忘れ多くの部員がこのゲームを楽しんだ。

同大会の全日程が終了した後、Mapilaplapによってイクスティンクションの全カードは保管されることとなったが、それ以来オリジナルのイクスティンクションのカードが姿を現すことは遂になかった。

リメイク版の誕生[編集 | ソースを編集]

イクスティンクションの消滅から数か月が経過した後、popbobキュアラプラプによってイクスティンクションのリメイクが計画された。

カードの作成は厚紙を持っていたpopbobが、音楽の授業中などにこっそり行ったりした。

また、このときキュアラプラプによって、後述するリメイク版での独自のカードも追加された。

こうしてイクスティンクションのリメイク版が誕生し、開邦中学校男子バドミントン部の間では勿論のこと、それ以外の生徒も広くこのゲームを楽しむこととなった。

二度の教師への露見と封印[編集 | ソースを編集]

リメイク版イクスティンクションが生徒に広まって数週間経った後、放課後の教卓にてイクスティンクションをプレイしていた数人の生徒がとある教諭にそれを見つけられてしまった。

一度目の露見は注意だけで済んだものの、さらに数週間が経った後、朝の授業が始まる前にイクスティンクションを行っていた数人の生徒が再び同教諭に見つけられてしまう。

これによって、その生徒らは指導を受け、朝のショートホームルームにて、教師らがこの件を第一学年全生徒に向けて注意するという異例の事態が起こった。

この後、popbobによってリメイク版イクスティンクションは封印されることとなった。

だがこのことは、逆説的に考えれば、今のイクスティンクションの高い知名度と人気度を獲得するきっかけになったとも言える。後にpopbobはこう語っている。『あの露見は計画的なもので、教師も含めた八百長だったのです。私の調査によると、イクスティンクションが特許を獲得するには約2年が必要でした。その第1歩としての行動が、あの事件だったのです。現に、イクスティンクションはその日のうちに花鬼先生(仮名)によって返却されました。まぁ、その返却理由が少し適当だったので八百長がバレかけましたがね。』

しかしpopbobの目論見は失敗し、皮肉にも、このリメイク版を楽しむ生徒が増えたことによって、それは自らの消滅を誘ってしまったのであった。

ポケット版の作成[編集 | ソースを編集]

イクスティンクションは何度も消滅を繰り返し、そのカードは幾度となく消え去っているが、イクスティンクションはもはやイクスティンクションプレイヤーの脳内に寄生していた。

リメイク版の作成当時から秘密裏にキュアラプラプによって作成されていたイクスティンクション・ポケット(小型版イクスティンクション)の完成により、イクスティンクションは再生を果たしたのだ。

広がった評判故に封印されたリメイク版の反省から、小型版はなるべく人目に触れない更衣室などで密かにプレイされ、今尚キュアラプラプの筆箱のポケットにしまわれている。

ゲームの種類[編集 | ソースを編集]

オリジナル版[編集 | ソースを編集]

井谷壮良氏によって作られた。すべてのイクスティンクションの基本となっている。現在はMapilaplapが所持していると考えられている。

リメイク版[編集 | ソースを編集]

popbobキュアラプラプによって作られた。「剽賊」や「輪廻」など、オリジナル版にはないカードも多く追加された。

小型版[編集 | ソースを編集]

キュアラプラプによって作られた。オリジナル版のカードを小さくし、数量を減らした形となった。

また、数字カードが5つに減少し、プレイにかかる時間も短縮された。

ルール[編集 | ソースを編集]

勝利条件[編集 | ソースを編集]

基本的には、最終的に「1」から「7」までの七枚の数字の札を全て集めたプレイヤーの勝利となる。

ゲームの手順[編集 | ソースを編集]

  1. カードを一人五枚配る。
  2. 山札からカードを一枚引き、手札の能力持ちカードの効果を発動できる「ターン」を一人ずつ回していく。
  3. 勝利条件を満たしたプレイヤーが出た時点で終了。

カード[編集 | ソースを編集]

数字カード[編集 | ソースを編集]

数字カードは、能力こそ持たないものの、勝利条件の要となっており、主にこれをめぐってプレイヤー内での駆け引きが生じる。

能力カード[編集 | ソースを編集]

能力カードは、特殊な能力によって、カードの入手や操作が行えるものであり、数字カードを手に入れるために使われるものである。

特殊なルール[編集 | ソースを編集]

平和的なトレード[編集 | ソースを編集]

イクスティンクションでは、一般的なカードゲームと違って、プレイヤー同士の同意の上でのカードの自由な交換が可能である。

独占[編集 | ソースを編集]

全カードの内、一枚しか存在していないカード(「7」や「密室」など)を入手した際は、「独占」と宣言しなければならない。

手札の数[編集 | ソースを編集]

手札の数が10枚を超えてはならない。このため、手札が10枚を上回ったならば、手札がちょうど10枚になるように、任意のカードを捨てることができる。

ランプ理論[編集 | ソースを編集]

「再生」で捨てられた「輪廻」を入手し、その「輪廻」で「再生」と他二つのカードを入手し、その「再生」で捨てられた「輪廻」を入手し…

といった無限ループを発生させないようにするため、このような操作はループが起こらない範囲までとされている。

この名称は、3つ願いを叶えてくれるランプの魔人に「願いを10までにしてください」と願い、さらにその最後の願いで「願いを100までにしてください」と願う、というズルから名づけられている。

カードの種類[編集 | ソースを編集]

数字カード 名称 英語名 系統 枚数 発動タイミング 効果 オリジナル版 リメイク版 ポケット版
オリジナル版 リメイク版 ポケット版
1 なし 数字系 7枚 5枚
2 なし 数字系 6枚 4枚
3 なし 数字系 5枚 3枚
4 なし 数字系 4枚 2枚
5 なし 数字系 3枚 1枚
6 なし 数字系 2枚
7 なし 数字系 1枚
能力カード 強盗 rob 入手系 2枚 2枚 自ターン時 相手の札を1枚取れる
剽賊 robbing-killing 入手系 1枚 自ターン時 相手の札を3枚取れる
再生 recycle 入手系 3枚 2枚 札が捨てられた時 捨札を1枚取れる
輪廻 reincarnation 入手系 1枚 札が捨てられた時 捨札を3枚取れる
透視 see-through 操作系 3枚 2枚 自ターン時 相手の札を全て見れる
天眼 clairvoyant 操作系 1枚 自ターン時 プレイヤー全員の札を全て見れる
寄生 bacteria 操作系 2枚 相手ターン時 相手のターンと手札を、1ターン分乗っ取れる。
消滅 extinction 破棄系 4枚 3枚 入手時(強制) 自札を全て捨てる
殲滅 annihilation 破棄系 1枚 入手時(強制) プレイヤー全員、5枚自札を捨てる
投下 drop 破棄系 2枚 2枚 自ターン時 相手に自札を1枚送り、1枚捨てさせる
一擲 dumping 破棄系 1枚 自ターン時 相手に自札を1枚送り、3枚捨てさせる(なお、この時の捨札は入手できない[1]
交換 trade 破棄系 1枚 1枚 自ターン時 自分の札と相手の札を全て交換する
密室 shield room 保護系 1枚 所持時(強制) 手札への「強盗」「剽賊」「透視」「天眼」「交換」の影響を防ぐ(効果は半永久的に続く)
消失 lose 保護系 1枚 所持時(強制) 手札への「消滅」「殲滅」の影響を防ぐ

戦術[編集 | ソースを編集]

このゲームの代表的な戦術をいくつか紹介する。

シーロブ[編集 | ソースを編集]

透視シースルー」と強盗ロブの組み合わせ。これによって相手の手札から好きなものを一枚選んで手に入れることができる。

派生形として、シーロビ(「透視シースルー」+「剽賊ロビキリ」)やクレロブ(「天眼クレボリ」+「強盗ロブ」)、クレロビ(「天眼クレボリ」+「剽賊ロビキリ」)などがある。

嫌がらせドロップ[編集 | ソースを編集]

この戦術は二つの意味で使われる。

一つ目は、「イヤガラセドロップ[1]」の異名を持つ「一擲」を用いて、自分のカードを1枚相手の手札に加える代わりに相手の手札を3枚捨てさせ、さらに「再生」等を無効化するというものであり、

二つ目は、「消失」の能力によって「消滅」を安全に所持している状態で、これを「投下」を用いて相手の手札に送ることによって最高級の嫌がらせを行うというものである。

特徴[編集 | ソースを編集]

魅力[編集 | ソースを編集]

このゲームの魅力は、先述した通りカードを使ってシンプルながらも良質な駆け引きができることであり、まあ簡潔に述べるならばこの一言に尽きる―――楽しい。

問題点[編集 | ソースを編集]

時間[編集 | ソースを編集]

イクスティンクションは、勝利条件の仕様上、一試合がとても長くなってしまう。リメイク版は顕著な例であり、30分以上の時間がかかることもあった。

ポケット版では、カードの削減、それに伴う勝利条件の緩和などがあるが、こちらもそれなりに時間がかかってしまう。

密室強すぎ問題[編集 | ソースを編集]

イクスティンクションの能力カードの一つ、「密室」は、ほとんどの能力カードをデメリット無しに常時無効にするとんでもないチートカードであり、

控えめに言って強すぎる。大げさに言ったらゲームのバランスブレイカーである。

「消滅」や「殲滅」、「寄生」は密室に対しての有効打になりえる希少な存在だが、前者二つは「消失」によって無効化できるうえに、「寄生」に至っては能力設定者の思惑とは外れ、

何故か「相手のターンをなかったことにして自分が山札からカードを一枚引ける」という能力みたいになってしまったりしたため、「密室」は強すぎるのである。

剽賊ダサすぎ問題[編集 | ソースを編集]

イクスティンクションの能力カードの一つ、「剽賊」は、相手の手札を3枚奪えるというかなり強力なカードである。このカードの名称は、キュアラプラプが適当につけたものであるが、

「剽賊」の意味が「追い剥ぎ」であることを彼は知らなかった。名前負けの権化のようなカードである。

この「剽賊」は「強盗」の上位互換であるのだが、明らかに強盗の方が追い剥ぎより強そうである。まぁ、英語名では「robbing-killing(強盗殺人)」となっているが、

追い剥ぎ強盗殺人というのは何かがつっかかる。キュアラプラプは「掠奪」とかに名前を変えようとあれこれ画策したのだが、遂にそれが叶う時が来ることはなかった。

題材とした作品[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 1.0 1.1 この特徴的な能力から、「イヤガラセドロップ」という別名を持つ。

ギャラリー[編集 | ソースを編集]

WikiWiki