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10個の物語をあなたと

傑作小説

非自己叙述的
「非自己叙述的」という言葉から生まれる概念を、満遍なく説明した作。二部構成!
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第一節 「物語(一人の老人による語り)」

君「非自己叙述的(heterological)」という言葉を知っているか? 知らないとな? 仕方のないやつめ、教えてやろう。
非自己叙述的とは、「ある言葉の意味がその言葉自体と矛盾していること」だ。たとえば"long"という言葉は「長い」を意味するが、この言葉の綴りはわずか4文字と、長くない
したがって"long"という言葉は非自己叙述的だといえる。また"misspelled(綴りの誤った)"という言葉は正しく綴られている。つまりこの言葉も非自己叙述的だ。
君この話は飽きたか。面白くないか。けどもしばし待て。ここからだ、面白くなるのは。さあ君、この問題について考えようじゃないか。

   ・「非自己叙述的」という言葉は非自己叙述的であるか?

これを解くにあたって、重要なことがある。「すべての言葉は非自己叙述的であるか非自己叙述的でないかのどちらかである。」ということだ。
おっと、当たり前だといって笑っちゃいけないぞ君。これはほんとうに大切なことだ。何せ……粛清されました
本題に戻ろう。ではまず、「『非自己叙述的』は非自己叙述的である」と仮定して話を進めようか。「非自己叙述的」は非自己叙述的である。
すなわち「非自己叙述的」はその言葉自体と矛盾した意味を持っている。よって「非自己叙述的」は非自己叙述的でない
むむ? いま、「非自己叙述的」は非自己叙述的だ、として話を進めたはずだ。しかしそこから、それを否定する結論が得られた。なぜだろうか? うーん。
あるいは、最初の仮定が間違っていた、と考える方が自然であろう。
今度は他の可能性にかけるのだ――ところで先ほど、「すべての言葉は非自己叙述的であるか非自己叙述的でないかのどちらかである。」と述べた。
となると他の可能性とは、「『非自己叙述的』は非自己叙述的でない」ということじゃあないか!
では、そう仮定するとどうなるのだろうか? 「非自己叙述的」は非自己叙述的でない。つまり「非自己叙述的」はその言葉自体と矛盾した意味を持っていない。
ゆえに、「非自己叙述的」は非自己叙述的である
またもや仮定と矛盾する結論を導いてしまった。やあ君、どうしてこうなったのだ? 僕たちはすべての可能性を検討しきったのに、そのどれにおいても矛盾が生まれるだなんて……。
はっ! 君君、これ、パラドックスじゃないか!



第二節 「物語(二人の若者の会話)」
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ⒸWikiWiki文庫

すべての小説

麻薬の常用者親愛なる編集者の皆様へ
この記事は大喜利である。面白いのを思いついたら追加していきなさい。


敬語を知らない探偵
伊藤しえる
敬語を知らない探偵が、夜行列車で起こった殺人事件の謎を解く短編ミステリー。
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第一章 めっちゃ暗い電車と死体

―――六月二日・深夜―――

六月二日午前二時、めっちゃ高級な夜行列車に悲鳴が響き渡った。

六名しかいない(決して登場人物を考えるのが面倒だったわけではない。断じて。)乗客の一人、ささ怜太れいたの遺体が発見されたのだ。

しかし、こういうミステリー小説にありがちな、何故か同乗している探偵、梅丹逞めいたんていは、事件解決に乗り出した。

「あー、まずみんなの名前を教えてくれ」

第一レクリエーションルームの静寂を破ったのは梅丹の一声だった。

この部屋には、コクピットの操縦記録という確固たるアリバイがある運転手以外の全員がいた。


「私は茂公家もくげ喜紗きしゃ。えーと・・・こういうときの持ちネタは無いわ。」

「俺は有曾津うそつ偉輝いてる。俺のことは信用していいぞ、探偵さん。」

「俺ぁ慈研じけん繁仁はんにんだ。早く帰らせてくれよ。ったく・・・」

「私、伊藤いとうしえる!どこにでもいるフツーの女子中学生!」

「私はこの列車のナース、律家りつけラレよ。」


ついさっき来たばかりなのに図々しく椅子に深く腰を据えている男は、ただ黙っている。

「えーと、一応そこの警察の人も・・・」

「私は卦伊佐けいさ通寛つかん。犯人は早く自首したほうが身のためだぞ。」

「それにしても・・・何故か非常ドアが開いていたおかげで列車に入れたのは運がよかったな。」

この23世紀のテクノロジーによって、時速三千キロメートル以上の速さで走るこの列車に―――それも動いているときに―――

非常ドアが何故か開いていたからという理由で飛び込む精神を疑ったのは梅丹だけではなかった。

「みんな、ありがとう。」

「では、午前二時に悲鳴を上げた人、名乗り出てくれ。」


ここまでご覧になった読者の中には、何か違和感を抱いた人もいるかもしれない。

そう、普通、ミステリー小説に出てくるような探偵は紳士的な口調で語りかけるが・・・

梅丹逞は敬語を一切使っていないのだ。これは、彼なりの信念というわけではなく、

ただ単に国語の授業を寝て過ごし続けたせいで、敬語の存在を知らないからなのである。

何てダメなやつなんだ。


「私よ。」

「茂公家、きみが笹怜太の遺体を発見した時の様子を教えてくれ。」

「ええ、私はのどが渇いて、水を飲みに台所に向かったの。」

「そしたら、通路にナイフが刺さった笹さんの遺体があって・・・警察に通報したわ。7G通信が普及したこの時代に感謝ね。」

「あーね、じゃあ、誰か他の人を見なかった?」

「えーと、白い服を着た人が通りかかったのは見えたわ。けど、暗くて顔はわからなかったの・・・」

「確かに、この列車何故か夜は消灯して目の前も見えないくらい真っ暗になるからな・・・」

「お!これ、犯人、ナースの人じゃね!?」

突如として有曾都が声を上げる。

「白い服着てる人ってあの人しかいねぇじゃ~ん!」

「ちょっと静かに。律家、きみは午前二時、何をしていた?」

「私は自分の部屋にいたわ。」

「誰か、午前二時頃に律家を見たかい?」

「私はさっき言った通りよ。」

「私、この部屋のでっかいテレビでプリキュア見てたから知らな~い。」

「俺と慈研はコイツが廊下を歩いていたのを見たぜ。」

「ああ。有曾都の言った通りだ。」

「なるほど、律家は外にいた可能性が高い・・・と。」

「噓つき!私はずっと自分の部屋にいたわよ!!!」

少し間をおいて、律家が言った。

「一応言っとくけど、私はやってないわよ。人を助けるためにナースやってるのに、人殺しなんてありえないわ。」

「おいおい、苦し紛れの感情論か?やっぱコイツ犯人だろ!」

「有曾都、すこし落ち着いてくれ。大体まだ凶器も見つかってないんだぞ。」

―――「私、さっき凶器っぽい包丁拾ったわよ。」

「私の部屋のドアの前に落ちてた。」

「誰かが私を犯人に仕立て上げようとしてるってとこかしら。」

律家が続けざまに言う。

口調こそ冷静だが、目がバタフライでもしているように泳いでいる。凶器はバタフライナイフか!?

梅丹には、これが「嘘と思われるかもしれない恐怖」から来ているのか、それとも「嘘がばれるかもしれない恐怖」からなのか、見当もつかなかった。

「律家ラレ、少し貴方の話を伺いたい。」

律家は卦伊佐によってどこかに連れられていった。

「あの人が犯人だったのね・・・」

「夜更かししてたら肌荒れちゃうから、お部屋にもどっていい?」

「やっぱナースが犯人じゃねぇか!」

「あーだりィ、もう帰っていいか?」

「ちょっと待ってくれ。」

梅丹は何か不可解な蟠りを感じていた。

「荷物検査を行いたい。みんな、荷物を持ってきてくれないか。」

「はァ!?もうナースが犯人で決まりだろ!そんなん必要ねぇよ!」

「やましいものでも入ってなければ何ら問題はないだろう?」

「まぁいいじゃねぇか、慈研。」

と、有曾都がなだめる。

馬鹿みたいにデカい慈研の舌打ちが廊下に鳴り響いた。

第二章 コペルニクス的転回(使いたいだけ)

―――あれから数分後―――

第一レクリエーションルームに全員が荷物を持ってきた。

あぁ、運転手と卦伊佐と律家以外・・・それと、梅丹以外は。

「なんなんだよアイツ!」

慈研が壁を殴る。

「宇曾都、もう帰らねぇか?」

「おいおい、ここで帰ったら絶対疑われるぞ。」

慈研が壁を殴る。

「ほんと、あいつら馬鹿ね。」

突如、ドアが開いた。

「律家ラレは犯人ではなかった」

卦伊佐の言葉が部屋中を駆け巡った。

「ここの変態運転手が律家の部屋に隠しカメラをセットしていた。」

「午前二時、たしかに律家は部屋にいたことが記録されている。」

「あのゴミ・・・」

律家は複雑な表情だったが―――安堵していた。

「はァ?俺たちが嘘をついてたっていうのかよ!絶対そいつが犯人だろ!」

「そうだぞ、慈研の言う通りだ。」

声を荒らげこそしないものの、茂公家も動揺していた。

そのとき、再びドアが開いた。

「みんなの部屋を調べさせてもらった。」

梅丹はスマホと小さな紙を持って、ニヤニヤしていた。

「私のスマホ!返しなさいよ!」

茂公家は先ほどとは別人の形相で梅丹に掴みかかるが、卦伊佐に引きはがされた。

「運転手から部屋のカギを借りたんだ。犯人に荷物を持って来いといったところでやましいものは持ってこないことくらい誰もがわかる。」

「そして・・・いくつかとても興味深いものがあった。」

「まず一つ・・・茂公家と有曾都の通話履歴だ。聞いてみてくれ。」ポチー


「「慈研...k..らだ...」」

「「..伊藤sh...えるs...aが殺さ...れた....」」

「「...ええ、分k...った..。確認sh...てく..る」」


「雑音のせいで聞き取りずらいが・・・」

「伊藤しえるが殺された、と言っているな。」

「クソが・・・」

有曾都が壁を殴る。

茂公家はバタフライ中の競泳選手が急に陸上にテレポートしてきたかの如くバタバタしていた。

「そして・・・この紙だ。」


最低な私を許してくだ
さい。もうこれ以上涙
を拭くのはたくさん。
今夜飛び降ります。線
路に当たったら死ねま
すよね。死ねるよね。
     伊藤しえる


「嘘!私こんなの書いてないわ!」

「これはどういうわけか有曾都の部屋にあった。」」

「今までの手がかりから推測するに、犯人は・・・慈研、有曾都、茂公家の三人さ。」

「どういうこと?」

律家と伊藤は混乱している。

「こいつら三人は伊藤しえるを殺害しようと企んでいた。」

「本来の予定では・・・まず慈研が伊藤を殺害し、有曾都に連絡、」

「そして有曾都はあの偽造遺書をセッティングしてから、茂公家に連絡し、茂公家は非常ドアを開けて伊藤の死体を線路に突き落とす。」

「こうして伊藤は自殺したことになり、完全犯罪は成立する。」

「といったところだったが・・・慈研。きみはミスを犯してしまったようだね。」

梅丹を睨む慈研。もはや壁を殴る気力すらなくしたのだろうか。

「きみは―――”暗くて顔がわからなかった”から―――間違えて笹怜太を殺した。そうだろ?」

「慈研から有曾都を経由した茂公家への連絡と、偽造遺書のセットは順調に進んだが、」

「茂公家は非常ドアを開け・・・月明りのおかげで抱えている死体が伊藤のものではないことに気づいた。」

「偽造遺書は伊藤しえる用だったから、笹怜太の死を隠せない。」

「その後こいつらは、とっさに機転を利かせて、律家ラレを犯人に仕立て上げようとした。」

「三人がかりなら丸め込めるとでも思ったのだろうね。」


慈研、有曾都、茂公家は卦伊佐によってどこかに連れられていった。



翌朝の新聞が―――――死者九名を告げた。

第三章 敬語を知らない探偵

―――六月二日・未明―――

「ねぇ、探偵さん」

「あぁ、伊藤。なんだい?」

「なんで頑なに敬語を使わないの?」

「ケイゴ?誰だ、それは。」

「国語の授業、ちゃんと受けてた?」

「も、もちろんだよ!授業中に寝るなんてこと、す、するわけがないじゃないか!」

「ふふ、敬語ってね、ちょっと面白いんだよ。」

「例えば、「先生が食べる」という文。これを敬語にするとね、「先生が召し上がる」とか、「先生がお食べになる」とか・・・」

「「先生が食べられる」にもなるんだ。」

「ねぇ、」

「あの”遺書”に違和感を感じなかった?」

「特に最後なんか、「死ねますよね。死ねるよね。」なんて・・・」

「あの”遺書”を書いたのは私なんだよ。」

「お友達に私の意思を伝えるために、書いたんだよ。」

「でも私は別に自殺したいわけじゃない。」

「あなたたちは読み方を間違えてるのかもしれないね。」


「ねぇ、」

「もしかして、あなた、」

のこと、知ってるの?」

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引っ込み思案の茶封筒
27年ぶりの世紀末、その雲はハンバーガーとともに輝きだした……。
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第一章 人の気も知らずに

「今すぐ生ハムでも降ってきそうな天気ね」

 広瀬君はそう言うと、姿を消したのだった。コードレス化が進む昨今、ポケットティッシュを整理するのにもはや湖など必要ない。思わずうかうかしてしまいそうな話である。不意打ちに見つかったバターナイフでさえ急須でラベルを飲むのだから、まあ無理もない、といえば、当然嘘になる。

 川西フットサル――Italian, 42, male, fat, blond――もその一人であった。彼女はまだ若く、一人で合格証書を受け取った。日本人の悪い癖といえばそうだ。誰もそんなものは計算しない。したがってこの日も、ベランダで弓道を侮辱する43分となった。西日本の読者諸賢はすでにお気づきのことと思うが、発電機とはあくまで鏡を売るということであり、そう簡単に通学していいものでは、決してない。

 彼らはそんな神様に嫌気がさしていた。参考書のQWERTY配列、コンビニおにぎりの些細な下駄箱、あるいはカリギュラ効果の持つ、はらはらどきどきのショートケーキ、そしてそういった全てのものに、愛着が湧いていた。

「全く、句点ほど厄介なものはないね」

 誰かはそう言って、おもむろに肩を並べてみるのであった。


第二章 謝りなさい

 それでもなお、カレーだ。「あえて」なのか、「わざと」なのか。「シュン」はつまるところ、「ムォン」であるというのか。一体どうして、誤診のためなら、と人々が列挙しはじめるのか。ルービックキューブと埃まみれになるのに、どれほどの思考実験を繰り返したのか。赤の広場にいるピアノ調律師の数は、印象派をあわせて何人いたのだろうか。宇宙の恒星の分布が一様で、恒星の大きさも場所によらないならば、空は常に光り輝いているはずではないのだろうか。アスタリスクの快進撃に、チャーチルは涙を流したのだろうか。Why did you want to climb Mount Everest? 定款書は地球儀を回すというのか。

 語彙力の足らない騒がしさは、スーパーマンのブーツであったのだろうか。信号機のクロップス・スクラッケスにとって、エッフェル塔を勉強するトンボは何を示すのだろうか。白い青空は54点ほどにマトートルケールなのだろうか。キミって明日予定ある?


第三章 まず第一に

 世の中たるもの、教室のクリケットを確実に狩っていくのでは、あまりにも根拠がない。まあ、信じるということだ。どこからが嫌われる水かだなんて、クラークが指を固めてからそれっきりである。おっと、難しく運転しすぎるのも褒められたものでない。何が言いたいのかと言うと、紅茶やマンホールは、すこぶる浅はかな駅階段がすずらすずらと舞い降りるのを見たいということだ。報告書と見なせば、反比例してでもそのことを忘れてはならないのである。

 何せ、NとBである。よほど赤色が将来でない限り、電柱さえままならないジャコウアゲハがサボりを盗むことはあり得ない。たとえば、心太ではタイプミス、北京ダックでは品定め、オレオレ詐欺では明眸皓歯であることなどは、今となっては理屈が駆け抜けるミトコンドリアだ。また不変の本文とヒューロ的な最先端医療は、どうにかしても消防車クレープだ。桐沢も同様に思い、怪奇と暗記に抱きついたのである。


第三章 緑色のいかにも


第六章 山河敗れてパイロット

 そうなると、彼女がどのような紫色を破壊していたかが問題となる。以下は人類の全ての再见である。軍帥を以てピザに喚く、注意せよ、ああ。

  白バニラ コロンボ居ます 革命家

 しこうして、ゆくゆくはリスである。君はどう理解していますか。夜明けを打ってドアを喰らう。それでこそ。

ⒸWikiWiki文庫

人形浄瑠璃
爺s(Yuito&キュアラプラプ
"古き良き日本の文化"をテーマにした、大和魂溢れるジジイ共による人形浄瑠璃。
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第一話
やあ!僕はナマステハムナム!
今日はローソンにゴミ袋とファミチキを買いに行くよ!
いつもこの時間になると、川の上流からローソンが流れてくるんだ!
(どんぶらこ どんぶらこ)
あれ?今日はローソンの代わりにたくさんの水が川を流れてるね!
これじゃあゴミ出しができないじゃないか。こまったなあ…
あっ!そうだ!心中すればいいじゃないか!
第一話 完



第二話
やあ!僕はナマステナムハム!
ウィキペヂァによると、心中(しんじゅう、旧仮名遣い:しんぢゆう)とは、
相思相愛の仲にある男女が双方の一致した意思により一緒に自殺または嘱託殺人すること。
転じて二人ないし数人の親しい関係にある者たちが一緒に自殺することらしいよ!
人形浄瑠璃とかいうよくわからん謎の儀式ではよく題材にされるらしいよ!
とりあえず、一緒に心中してくれる方を探しに行くよ!
第二話 完



第三話
やあ!僕はナムハムナマステ!
そういえば、自己紹介を忘れていたよ!
僕の名前はご存じの通りナマハムステナム!
え?名前を間違えてる?そんなことないよ!
僕の名前、ええっと、ナマ…?ナマナム…?あ、ナムステハムナマだ!
ははは、じ、自分の名前を忘れるわけないじゃないか!
第三話 完



第四話
やあ!僕はナマナマナマナマ!
あれからだっだっだいぶたったし、未だに心中してくる人に見つけません!
え?日本語のおかしい?そんなことがないよ!
それはさておき、オリジナルの生物とその生物のクローンはどっちの方が大切にすべきなんだろう?
第四話 完



第五話
やあ!僕はナマハムオイシイ!
クローンでコローンになたから、エイコサはドコサ?魚の中さ!え?意味、言ってる分からない?
ほは!1+1=3になるのはいつからか時間です。
ちょっと前にエイドコが馬の話にしたわ、馬は人でアリ、人にアリでしなし。
ところで私何?何は馬でアリ、アリはアリよりのナシ、ナシを植物、双子葉?単子葉?
わからない。わかりたくない。とりあえず牛にしておこう双子葉。
第五話 完



第六話
やあ!僕はナマステハムナム!
オリジナルである僕のクローンを何重にも作った結果、
みんなナマステ度が低下したせいで記憶力や言語能力が異常に低下して壊れちゃったよ!
きょうはローソンが流れてこないせいでゴミ袋がないからみんなを捨てられないなぁ…
あ、そういえば…首謀者が"親しい関係にある者たち"に対して嘱託殺人を行い、
自分も自殺することも心中というらしいよ!
まあ、みんな"僕"なんだし勝手にしてもいいよね!
みんなもやりすぎたものは水に流そうね!
(どんぶらこ どんぶらこ)

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The Tragedy In The Plastic Bag
Notorious
One day, a woman was killed in the ship. Can you solve this case?
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1.Introduction

I am Tom. I work as Mr.Brunt’s assistant. He is a great detective. Mr.Brunt has solved many cases. One day, we were going to Ash Island to investigate the murder case which happened there.
I was in a cabin in the ship. A few hours ago, engine of the ship had broken down. Rescue will come tomorrow, so passengers were forced to spend the night in their cabins. There were seven people in this ship, including captain. We had listened to captain’s explanations. After that we had introduced ourselves.
Fortunately, everyone had their own spare clothes, cosmetics and so on.
It was ten p.m. I had taken a shower and changed my clothes already. I laid on the bed and closed my eyes. But I couldn’t stop thinking about this situation. It’s a “closed circle”. I hoped to happen nothing tonight...
I fell asleep soon. But as a result, my wish didn’t come true.

2.Conversation

I was waked by alarm of my smartphone. It was seven a.m. I washed my face and changed my clothes. I left my cabin and went to the dining room. When I opened the door, there were two people. Mr.Brunt and captain.
Mr.Brunt was so tall and had beautiful blue eyes. Contrary to him, I was short. Mr.Brunt was drinking a cup of coffee. I guessed he had already had his breakfast. Mr.Brunt said,
”Good morning.”
Captain’s name was Benjamin. He was listening to the radio. He looked back at me and said,
“Good morning, boy. Would you like to eat a can of salmon?”
I said,
“Please do not treat me as a child. I’m eighteen years old.” Actually, I was seventeen.
“Oh I’m sorry.”
Captain said and laughed.
Then Johnson came in the room. Johnson was a doctor who was working in Ash Island.She talked about operations which she managed to do yesterday.
“Good morning, everyone. Captain, when will the rescue come?”
Captain said,
“I think the help will come until noon.”
“I see. By the way, where is Koo-ko?” Mr.Brunt answered,
“He hasn’t come here yet.”
The door opened at that time. Koo-ko was standing there. Koitawa ———we call “Koo-ko” or “He”——— was a Japanese comedian. This is a stage name. According to Koo-ko, there are many comedians who have strange names in Japan. However, “Koitawa” was too difficult for us to say. He was traveling all over the world. I saw Koo-ko’s gag yesterday. To be honest, It was not so funny.
“Good morning” Koo-ko said.
“Talk of the devil...” Mr.Brunt murmured.
“I couldn’t sleep well last night due to seasickness.”
“Oh, that’s too bad. I’ll give you a medicine.” Johnson said.
“Thank you,Ms.Johnson.”
Then Ms.Hunt came in the dining room. Ms.Hunt was a tourist. She was going to spend her vacation in Ash Island. Ms.Hunt looked over fifty and too fat. Of course I never say.
“Good morning, everyone. I am hungry. Captain, is there something to eat in this ship?”
“Yeah, I have some canned foods. Everyone except Mr.Brunt hasn’t had breakfast yet, so I will wake up Ms.Emily and eat breakfast together.”
“Yes, let’s.” Ms.Hunt agreed.
“I’ll go her room and wake up her.” Captain said and left the dining room.
Ms.Emily was a singer. She was going to Ash Island to hold a show.
But a few seconds later,we heard captain’s scream.
We ran to Ms.Emily’s room. Captain was standing in front of the room. He said,
“Look!”
The door was opened. We could see inside of the cabin. I saw “it”.
“Tom, come on.” Mr.Brunt told me and put on his gloves.
“Yes,sir.” I said and took a pair of gloves from my pocket.
We entered the cabin. Bathroom was on my left side. A shelf, a desk and a chair were on my right side, and Ms.Emily was lying in front of the bed. Mr.Brunt touched her throat and said,
“She is dead.”
I looked at Ms.Emily’s head. That was so strange. Her head was wrapped in a plastic bag.

3.Investigation

The transparent plastic bag was knotted around Ms.Emily’s neck tightly. Mr.Brunt took a pair of scissors from his pouch and cut the bag. Ms.Emily was opening her eyes. There was a deep wound on her forehead.
Ms.Emily was wearing a white one-piece. Some blood stains were on the chest of her one-piece.
I found a bloody radio on the floor.
“Mr.Brunt, is it a deadly weapon?”
“I think so too. Look at Ms.Emily’s suitcase.”
A small suitcase was under the desk. It was full of many goods, but there was a space of a radio in it. Mr.Brunt investigated the suitcase. There was one clothing which Ms.Emily was wearing yesterday. Ms.Hunt said,
“Ms.Emily said that she has only two clothes on this journey.” Ms.Hunt’s voice was shaking with fear.
“I heard so too yesterday.” Johnson agreed.
“When she got on this ship, she had only this suitcase.” I said.
“I saw it too.” Mr.Brunt said. And he asked,
“Whose is that plastic bag?” No one answered.
“I think it is the murderer’s.” Mr.Brunt said. The plastic bag was printed nothing.
Mr.Brunt stood up and said,
“We did all we can do here. Let’s go back to dining room.”
“Don’t you...don’t you put her on the bed?” Koo-ko watched Ms.Emily’s thin body and asked.
“We shouldn’t move the things if we can.” Mr.Brunt told.
“I see.” Koo-ko said faintly.
We left Ms.Emily’s room and went back to dining room without any words. Six people sat on the chairs.
Mr.Brunt said,
“What did you do last night, everyone? I was sleeping through the night and woke up at six.”
“I went to bed at twelve and waked up at seven.” Captain answered.
“I went to bed at eleven but I couldn’t sleep well last night. And came here at seven fifteen.” Koo-ko replied.
“I fell asleep at ten and woke up at seven.” I answered.
“I don’t know when I went to bed. I woke up at seven too.” Johnson said.
“I read a book until midnight and fell asleep. I woke up at six thirty.” Ms.Hunt replied.
“I guess Ms.Emily was killed at about two o’clock from her body. Is there a person who has an alibi for last night?” Mr.Brunt asked. No one answered.
“Alright. Next, please let me investigate your cabins.”
Ms.Hunt and Koo-ko objected, but finally they agreed.
We investigated all cabins, but we couldn’t find any suspicious things. Johnson had some goods for surgical operations, but it was natural. I saw a surgical knife for the first time.
After that, we came back to dining room again.
“Did you find the murderer?” I asked Mr.Brunt.
“Not yet but I will find it soon. Please give me a bit of time.” He answered.
“I think the plastic bag is the key. If I can understand why it was used, I can find who is a criminal….” Mr.Brunt murmured.
And five minutes passed. Suddenly, Mr.Brunt shouted.
“Oh, Jesus! I understood!”
Mr.Brunt smiled and said,
“I found who killed Ms.Emily.”

4.Resolution

Everybody turned to him.
“Really? Please tell us!” I said.
“Alright. I will charge the person who killed Ms.Emily.” Mr.Brunt said aloud, and started the explanation.
“The key of this case is the plastic bag. Ms.Emily’s head was wrapped in it. I’ll call the murderer X. Why did X do that?” Mr.Brunt looked around us.
“Remember, there is a wound on her forehead. X covered it with a plastic bag.”
“But why?” I asked.
“What do you think, Tom?”
“Well...how about this? X didn’t want to see blood.” I replied.
“No, it is transparent. Also, there is a bloody radio too.” Mr.Brunt said.
“Oh. What do you think, sir?” I asked again.
“X wanted to prevent blood from sticking.”
“Stick?” I couldn’t understand well.
“I will explain what happened last night.” Mr.Brunt said. He started talking.
“X killed Ms.Emily by the radio. Then Ms.Emily’s blood was scattered a little, and stuck to X’s clothes.”
“Clothes? Why do you think so?” Captain asked.
“You will understand everything when I finish talking.” Mr.Brunt said and continued speaking.
“X was puzzled what to do. If someone see this blood, He or she will realize that I am a murderer! So X had to remove this blood stains. How about changing my clothes? But if this blood-stained clothes are found by someone, it’s same thing. X came up with a good idea. Changing the clothes with Ms.Emily. “
We were very surprised.
“Clothes that Ms.Emily is wearing now is not hers?!” Johnson said.
“That’s right. There is a blood stain, but it is strange to stick blood on the chest from the forehead.” Mr.Brunt explained with gestures. Then Ms.Hunt said,
“But if X throw the clothing away into the sea, we can’t find it.”
Mr.Brunt replied,
“I think X had only two clothes, and X had already taken a shower then. If X wears a clothing that X wore yesterday, it’s suspicious. X wanted to avoid it.”
“I see.” Ms.Hunt said.
“I guess Ms.Emily was wearing a T-shirt when she was killed. X had to take it off. But...”
“There is a wound!” I shouted.
“That’s right, Tom. X must not stick blood on T-shirt, so X wrapped the wound in the plastic bag. That plastic bag has no features, so X used it. This is the reason.” Mr.Brunt said proudly. His story took our breath away.
“X knotted the plastic bag tightly and changed the clothes. However, X knotted the plastic bag so tight that X couldn’t untie a knot.” Mr.Brunt took a breath and said aloud,
“Remember, the plastic bag was the murderer’s. So, X wanted to throw it away if X can. There is a very big trash box we call sea. But X didn’t. Why? Because X couldn’t do that. It means X didn’t have any edged tools like scissors.”
We were surprised again, and we felt nervous too. Someone is going to be charged as a murderer soon.
“If X could cut the bag, X would cut and throw it away. As X didn’t have scissors or something like that, X left it in Ms.Emily’s room.” Mr.Brunt took a deep breath.
“For those reasons, I can find who is X.
X is the person who had one-piece which Ms.Emily’s body is wearing now.
X is the person who didn’t have any edged tools.”
Resolution is going to the end. I felt so.
“For first condition, X is a woman. However, Ms.Emily’s clothes are too small for Ms.Hunt. So Ms.Hunt is not X.”
Ms.Hunt looked up to the ceiling and sigh deeply.
“For second condition, X has no edged tool. But Ms.Johnson has a surgical knife. So, Ms.Johnson is not X.”
Johnson closed her eyes silently.
Mr.Brunt said,
“So you are X!”
Mr.Brunt pointed at a person who is a woman and doesn’t have any edged tools.

5.Conclusion

She ———He Koitawa——— hung her head. And started crying.
“E-Emily stole my fiancé...b-but I said that to her last night, she didn’t remember! So, I-I...”
Koo-ko cried aloud. Other people were silent.
Suddenly, we heard a sound of engine.
“Rescue is coming soon.” Mr.Brunt murmured.
We went to the deck. We saw a ship coming here. The sun was high and shiny. The tragedy had ended.

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麻薬の大きな危険性
学者A
麻薬の危険性について、詳細に述べました。
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1.みなさんは「麻薬」と聞いて何を思い浮かべますか。
高い依存性や、心身への有害性など、否定的なイメージが強いことでしょう。
クレジットカード決済で脊椎管狭窄症を購入すると私は舞い上がり、天窓の大きなベルに激突した。
その音色はカレンダーと共に世界を祝福したがっていたが、逆洗ポンプのように窄めることにした。無理もないだろう?
私はにくくなっている。不等号の酒はもはやアシュアランスを請け負う。
おっと、これは失礼。なに、おまじないのようなものですよ。こう見えて私はホラーゲームは苦手なのでね。
さて、とどのつまり、麻薬は人を狂わせてしまうのですよ。あなたも知っているでしょうがね。
幻覚、幻聴、幻覚、幻聴…これらの無限ループは人間を頑丈な皮膚に閉じ込め、もうそれは筆舌に尽くしがたい美味を成します!
さらに彼ら(彼女らかもしれません。我々の世界はいかなるカーテンをも欲していないのですから。)はどこまでも大きな雲のように延長され、
私たちの鼻を、口を、耳を、目を、塞いでしまうのです。ああ!おかげで私たちは奇妙な―――まるで肉をすすったうがいのような―――音しか奏でられないのです!



2.正常は正義の味方か?
話を戻そう。麻薬の危険性はその中毒性にあるといえる。
いつでもどこでもだれでもなんでも麻薬を吸いたいというその強い思いが、人が日ごろから吐く"希望"という甘い液体なのだ。
ダイヤモンドでさえ柔らかく強いのだ。至極全うであり、かつ矛盾している。
では、その根拠を述べていこう。よもやウイルスがヴァイラスとさえなりうるのだから。
第二に、私は感謝している。このモニターに閲覧される我が人格はすべて反射し、後方(皮肉にも、完全なもの以外だが)を確認できることに。
イネとイエこそ我らの最大の幸福であったころを残留させれば、再び花として、いや、彼のためにもやめておこう。
夕暮れは 人を生かせし 泡を呼び 緑に帰する 輪郭を見て
思い出すものといえば、ただ一つ。我らも一つ。すべてが一つ。
誰もが孵化していく!あなたはこの道をどう辿る?答えは誰もが煙に巻く。



3.結論
これらのことから、麻薬はとても危険であり、使用してはいけないことが分かるであろう。
ご清聴、ありがとうございました
ご清聴、ありがとうございました
ご清聴、ありがとうございました本当にありがとうございます
ご清聴、ありがとうございました
ご清聴、ありがとうございました本当に本当にありがとうございました
ご清聴、ありがとうございました
ご清聴、ありがとうございましたありがとうございますありがとうございます
ご清聴、ありがとうございました本当に本当に本当に本当にありがとうございます
これで、誰もが救われます。


P.S.   茶封筒への大きな華を同封して。

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蜘蛛の糸、あるいは悪趣味な釈迦
Notorious
現代版蜘蛛の糸
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 ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色のずいからは、何とも云えない好い匂いが、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。
 やがて御釈迦様はその池のふちに御佇みになって、水の面を蔽っている蓮の葉の間から、ふと下の様子を御覧になりました。この極楽の蓮池の下は、丁度地獄の底に当って居りますから、水晶のような水を透き通して、三途の川や針の山の景色が、丁度覗き眼鏡を見るように、はっきりと見えるのでございます。
 するとその地獄の底に、神田太郎かんだたろうと云う男が一人、ほかの罪人と一しょに蠢いている姿が、御眼に止まりました。この神田太郎と云う男は、人を殺したり家に火をつけたり、いろいろ悪事を働いた大泥棒でございますが、それでもたった一つ、善い事を致した覚えがございます。と申しますのは、ある時この男が深い林の中を通りますと、小さな蜘蛛が一匹、路ばたを這って行くのが見えました。そこで神田太郎は早速足を挙げて、踏み殺そうと致しましたが、「いや、いや、これも小さいながら、命のあるものに違いない。その命を無闇にとると云う事は、いくら何でも可哀そうだ。」と、こう急に思い返して、とうとうその蜘蛛を殺さずに助けてやったからでございます。
 御釈迦様は地獄の様子を御覧になりながら、この神田太郎には蜘蛛を助けた事があるのを御思い出しになりました。そうしてそれだけの善い事をした報いとして、この男に地獄を抜け出す機会を与えてやろうと御考えになりました。幸い、側を見ますと、翡翠のような色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、美しい銀色の糸をかけて居ります。御釈迦様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、玉のような白蓮の間から、遥か下にある地獄の底へ、まっすぐにそれを御下しなさいました。

 神田太郎は他の罪人達とともに血の池で浮いたり沈んだりしていた。地獄は真っ暗で、たまに何か光ったと思えばそれは針山の針なものだから、心細くて仕方がない。聞こえるものといえば罪人の嘆息くらいだ。地獄の責め苦に疲れ、泣き叫ぶ気力はとうになくなっている。生きている間は微塵も感じなかった自らの悪行への後悔に、今は苦しめられていた。こうして神田太郎はまた、溜息を絞り出すのだった。
 神田太郎は根っからの悪人だった。子供の頃は虫を殺したりクラスの子を叩いたりしていた。学生になるとそれはいじめへと変わった。もちろんいじめる側だ。盗みは高校の時から始めた。当然就職はせず、空き巣で生計を立てるようになった。それは次第に強盗へと発展していった。そして一度、弾みで人を殺してしまったのだ。それを見られたから、もう一人殺した。逃亡中にも何人か殺したと思う。結果捕まり、死刑となって今地獄にいる。善いことをした覚えといえば、一度森で蜘蛛を踏み潰さなかったことくらいか。
 その時、神田太郎がふと空を見ると、一筋の銀色の蜘蛛の糸が、人目を忍ぶようにすうっと下りてくるのが見えた。神田太郎は思わず手を打って喜んだ。この糸を登れば、地獄から抜け出せるだろう。うまくいけば、極楽にだって入れるかもしれない。そうすればもう、この責め苦から逃れられる。きっとあの時の蜘蛛だ、と神田太郎は思った。善行が報われたのだ、と。
 神田太郎はすぐに糸を掴んで登り始めた。もともとが泥棒だから、こういったことは慣れっこである。
 だが糸は途方もなく長かった。登っても登っても極楽はなかなか近づかない。神田太郎はついに一手繰りもできなくなってしまった。そこで、一度休もうと糸にぶら下がったまま、ふと遥か下を見てみた。
 登ってきた甲斐あり、血の池も針山も豆粒ほどにしか見えなくなっていた。神田太郎は何年も出していない大声で、「しめた、しめた。これも蜘蛛を助けたお陰だ。」と笑った。だがそこで、神田太郎は何か蠢いている小さなものを目に留めた。その正体に気づき、神田太郎は戦慄した。罪人達だ。神田太郎が登ってきたこの蜘蛛の糸を、一心に手繰ってきているのだ。この細い糸があんなに多くの人の重さを支え切れるとは思えない。このままではこの糸がぷつりと切れてしまうのではないか。そうしたら、肝心の自分もともに落ちてしまうじゃあないか。
 そこで、神田太郎は、
「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸はおれのものだぞ。お前たちは一体誰にいて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」
と喚いた。
 その途端、今までなんともなかった糸が、神田太郎が掴まっていたあたりからふつりと切れてしまった。神田太郎は、暗闇の中へと再び落ちていった。後には、銀色の蜘蛛の糸が微かに揺れているだけであった。

 園田摘人そのたつみひとは、神田太郎が突然上へ上へと昇っていくのを見ていた。何が起こっているかは、目を凝らせばわかった。糸だ。細い糸が遥か天上へと伸びている。園田摘人は、その瞬間疲れを忘れ、糸の方へ血の池を泳いでいった。
 園田摘人は、至って善良な人間であった。普通の学生生活を送り、普通に会社に勤め、普通の人間関係を築いていった。だがそれはある日瓦解した。その日園田摘人は、父親と口論になった。きっかけはつまらぬことだったと思う。しかし園田摘人は、思わず父親を突き飛ばしてしまった。父親はふっ飛び、机の角に頭をぶつけて動かなくなった。
 その時の怯えた母親と妹の目と、レスキュー隊員の弟が蘇生措置を行う様子を覚えている。園田摘人は気がつくと家から逃げ出していた。そして、父殺しの事実に耐えかね、首を吊った。結果、今地獄にいる。
 これはチャンスだ。上手くいけばこの地獄を抜け出せるかもしれない。やっとの思いで糸に辿り着くと、満身の力を込めて登り始めた。神田太郎は既に何十メートルも上にいる。他の罪人達も集まってきた。園田摘人は無我夢中で糸を手繰っていった。体力は無い方のため後ろがつかえ始めたが、それでも地獄から離れたい一心で体を持ち上げ続けた。その時、上方から神田太郎の声が聞こえてきた。
「しめた、しめた。これも蜘蛛を助けたお陰だ。」
蜘蛛を助けたお陰、だと? 園田摘人は思った。するともう一度声が降ってきた。
「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸はおれのものだぞ。お前たちは一体誰にいて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」
その瞬間、体がふっと軽くなった気がした。いや、違う。落ちているのだ。体は重力によってぐんぐん加速していく。
 園田摘人は思った。蜘蛛を助けたお陰、だと? そんな命、俺だって何千と助けている。だったら俺のもとにも糸が雨のように降ってきてしかるべきじゃないか。神田太郎は極悪人だから蜘蛛を助けたのが目についただけだ。不良が優しくするとちやほやされるのに、いつも優しい者が優しくしても何も言われないのと同じ事じゃあないか。釈迦の救いがそんなでいいのか。不条理だ。理不尽だ。こんなことなら。園田摘人は墜落しながら尚も思った。こんなことなら、母親も妹も殺して、レスキュー隊員の弟だけ助けるんだった、と。

 御釈迦様は極楽の蓮池のふちに立って、この一部始終をじっと見ていらっしゃいましたが、やがて神田太郎が血の池の底へ石のように沈んでしまいますと、悲しそうな御顔をなさりながら、またぶらぶら御歩きになり始めました。神田太郎にだけ救いの手を差し伸べるのは不公平なことなど、先刻承知です。ですが、釈迦はこれが「救い」の手とは端から思っておりません。もともとは、極楽へあと一手繰りで手が届くという所で糸を切ってしまうつもりだったのですが。しかしこのタイミングで切ってもよかったでしょう。神田太郎は、自分の傲慢が糸を断ち切ったと、一生後悔するでしょう。こんなことをした理由はただ一つ、後悔こそが、どんな地獄の業火よりも熱く、苦しく心を焼くと、御釈迦様は存じておられるからです。
 しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着致しません。その玉のような白い花は、御釈迦様のおみ足のまわりに、ゆらゆらうてなを動かして、そのまん中にある金色のずいからは、何とも云えない好い匂いが、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽ももう午に近くなったのでございましょう。

ⒸWikiWiki文庫

賭けイクスティンクション、そして頭足類
キュアラプラプ
あなたはこのトリックを見破れるだろうか。
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1 タコ部屋は嫌だ!

俺は大学九年目のさえないバンドマンだ。

ああ、それにしても、バンドっつーのはものすごく金がかかるものだ。

使う機材を買うために借金、それを返すためにまた借金。

借りた金には雪だるま状に利子が増えていって、今じゃもうそれはそれは天文学的な額だ。むろん、大きい方のな。

ついでに、返済期日は明日と来た。このままじゃあ、黒服の野郎どもにひっとらえられてタコ部屋行きだぜ。全く笑えねぇ。

それで…俺は考えたんだ。この状況を打開する方法を…

そう。ギャンブルさ。

なに、お前たちは俺を馬鹿だと思うかい?ハハ、そういうのは最初の自己紹介でさっさと気づくもんだぜ。

さて、そうこうしてるうちに着いちまった。地下賭博場だ。ここではもう日本国憲法は通用しねぇ。

「やぁ、そこの若者。」

随分としっかりスーツを着こんでるジジイだ。いかにも弱者をカネの力で弄んでそうな、といったら大体のイメージはできるかい?

「なんだい、爺さん。ギャンブルのお誘いか?」

「見たところ、アンタは金に困ってるのぉ?」

「ここに来るやつはみんなそんなもんだろうに。」

「ウァッハッハッ、ちょうどいい。ワシには金が腐るほどあるんだ…」

「『腐っても鯛』っていうだろ?捨てちまうくらいならよこしてくれよ。ああ?」

「そうはいっても、ワシの大事な箱入り娘はアンタの顔すら見たことがない。お見合いから始めるのが筋だろう?」

そう言うと、ジジイはおもむろに箱入り娘…もといスーツケース入りの天文学的な(もちろん、大きい方の。)大金を俺に見せてきた。

「アンタのほしいものは何だい?」

俺は絶句した。

「そ…それって…」

「んん…?よく聞こえないのぉ…」

ジジイはにやりと笑い、こう言った。

「ほしいか?」

「ハハ…当然さ…!」

「………ほう。」

「では…アンタがワシにとある『ゲーム』で勝ったら…」

「お望みの物をくれてやろう。その代わり、もしアンタが負けたら…ガハハ、タコ部屋行きにしてやろう!」

「…乗ったぜ、その勝負。」

「ウァッハッハッ!ではやろうか。その『ゲーム』とは―――」

「『イクスティンクション』だ。ルールは分かるよのぉ?」

「イクスティンクション…面白え!」

2 賭けイクスティンクション

ハハハ…このジジイ…大誤算をしでかしたな…

何を隠そう、この俺は…『イクスティンクション・ワールドカップ』の初代王者なんだよ!

しめた!タコ部屋行きの明日が来る可能性が完全に"消滅"したぜ!ヒャッハー!

「ローカルルールとして、『殲滅』で捨てる手札は三枚、それも能力カードに限るものとしよう。そのほうが愉快に違いないからのぅ!」

「よし、では…ゲームスタートじゃ…」

『独占』という声が同時に放たれた。

俺の手札は「密室」「輪廻」「6」「4」「2」の五つだ。密室シールドルームが出たのは幸運すぎるぜ…!

「ほう、アンタ、何を独占しとるんだね?」

「おいおい、俺が答える筋合いはないぜ。」

「ウーーーム、答え次第では『平和的なトレード』をしようと思っとったんだがなぁ…」

「3000万円、これでどうじゃ?」

このジジイ…金でゆすってきやがる…!三千万円…流石にデカすぎるぞ…!どうする…俺…どうする…

「…俺が…俺が独占しているのは『密室』だ。」

「ウァッハッハッ、ワシは『7』じゃ。トレード成立じゃのう。」

そしてジジイは紙袋を俺に投げつけてきた。中には確かに3000万円が入っていた。

大丈夫。俺は初代王者だ。シールドルームごとき、無くても余裕で勝てる…!

「ククク…では、『透視』そして『強盗』じゃ。」

「なっ…!?」

まんまとハメられた!クソ!金で判断を狂わされた!「密室」も「7」も失っちまった!

「ウァッハッハッ!!!実に滑稽じゃのぅ!!!」

「チッ…」

―10分後―

ああ、今日は、今日は…絶望的に運が悪い!

『密室』をトレードして以降、ただの一つも能力カードが出ねぇ…!

運よく『6』を二枚で独占しているからジジイは上がれていないが…リーチになるのも時間の問題だ。

「ぬぅ…『消滅』じゃ…」

素晴らしいタイミングだ!

「ハハハ、ざまぁ見やがれ!」

「おっと、いつワシが『消失』を持っていないと言った?」

「なに…待てよ、独占宣言をしていないじゃないか!」

「ウァッハッハッ、そんなもの一番最初に済ましたわい。『独占』しているカードが一種類だけだとは言っていないぞ?」

「くっ…」

「ほれ、『剽賊』じゃ。」

「ハハ…『2』と『4』か…いいチョイスじゃないか?」

「ヌワッハッハ!威勢だけは良いガキめが!」

まずい…ジリ貧だ…せめてあのシールドルームをどうにかしないと…

「よし…『一擲』だ。そろそろ運とやらが俺に味方してきたんじゃないか?送るのは『1』だ。陥落しろ!シールドルームゥゥゥ!」

「ほう…『2』と『4』と『3』か…なかなか良い選択じゃのぅ?」

「ぐぬぬ…」

このままでは…このままでは非常にまずい!タコ部屋行きの未来が息を吹き返し始めてやがる!

考えろ…この状況を打開する方法を…

「今度はワシの番じゃ…『再生』で『一擲』を入手して…アンタに送るのは『交換』じゃ。ま、この密室がある限りイミは無いがな。ガハハハハ!」

「やりやがったか!」

「ほれ、『6』二つと『2』…われながら良いチョイスじゃ!」

まずいまずいまずいまずい!俺の唯一のポテンシャル、「『6』の独占」が無くなっちまった!

もう時間が残されていない…この「6」が再び山札の上に上がってくる前に、なんとか優位に立たねば…

「『輪廻』で『消失』、『剽賊』、『一擲』を入手し…『一擲』を使用する。送るのは『3』だ。」

「『強盗』と『寄生』と『5』か…チッ、ついとらんのぉ。」

「さて…じゃあ爺さんの手札の三枚の内…一つが『密室』、一つが『7』、一つが『消滅』というわけか。」

「ウァッハッハッ、よく観察しておるのぉ。しかし、『密室』の効果によって『剽賊』は使えないぞぅ?」

「ワシの番じゃ…ワッハッハ!愉快なカードを引いてしもうたわい!」

「『投下』と『消滅』…これが何を表すかわかるかね?」

「『嫌がらせドロップ』…!」

「送るのはもちろん『消滅』じゃ。」

「ほれ、『3』か…まぁ、『消失』を使わせたのは大きいぞ!」

「俺のターン…『天眼』か。」

「ああ、ちょうどいい。ちとワシはトイレに行ってくる。今はまだアンタのターンの途中だが…どうせアンタはその手札じゃ何もできんしな!」

「いや、できることならあるぜ。…イカサマさ!」

「…それをしたらどうなるか…分かるな?」

「俺は大学五留だが、『ほしいもの』をむざむざ遠ざけるほど馬鹿じゃないぜ?」

「ウァッハッハッ!」


…さて…ああはいったものの…哀れなジジイよ、イカサマ以外にも…この手札でできることならあるんだよ。

3 逆転、そして頭足類

―5分後―

「ウァッハッハッ!リーチじゃ!」

「もう『6』以外の全数字カードを揃えやがったか…」

「ヌワッハッハ、そのうえ『密室』もあるぞ!後は『6』が山札に上がってくる時を待つのみじゃ!」

「おっと…すまないな、爺さん。『殲滅』を引いちまった。」

「ぬう、『密室』を捨てるのは惜しいが…ローカルルールはもちろん覚えているよな?数字カードに影響はない!」

「おい、アンタ…何をぼうっとしとるんだね?早う能力カードを捨てなされ。」

「ハハハ…ハハハハハハハハハ!」

「な、なにがおかしい…」

「おいおいおいおい、いつ俺が『消失』を持っていないと言った?」

「馬鹿な!『消失』が捨てられたのは『6』が捨てられた時よりも前!それに独占宣言もしていないじゃろうが!」

「独占宣言を聞いていないのは爺さんの責任さ。なぜなら俺は『消失』を…」

「爺さんがトイレに行ってるときに手に入れたからな!」

「アンタ…ワシの忠告を聞いとらんかったのか?イカサマをするやつに与えるものは無い。帰れ!」

「イカサマ?なんのことだ?俺はちゃんと…正式なルールに基づいて、山札から『消失』を手に入れたんだぞ?」

「な、なに…!?」

「爺さんは『剽賊』と『天眼』のカードを見たことがあるかい?」

「何を言っておる、ついさっきもそのカードは見たじゃろうが。」

「うーん、爺さん、変なプライドは捨てて老眼鏡を買ったほうがいいぜ?」

「山札に干渉できる効果!?」

「まぁ、知らないのも無理はない。なにせ、かの世界の全てを網羅するサイトにすらこの情報は載っていないんだからな。」

「そして俺は…『交換』を持っている。」

「そんな…馬鹿な…」

「ありがとよ、爺さん。俺のために数字カードをリーチにしてくれて。」

「クソ…ワシのカードが…まあいい、ワシの番じゃ…」

「ッ…!『6』じゃと…!?」

「ハハ、お生憎様。ああ、そういえば…たしか爺さんが一擲ダンピングで俺の『6』を捨てさせたとき…」

「二枚まとめて山札に戻したよな?」

「ま、まさか…」

「俺のターンだ。そして俺が引くカードは…」

「よし、『6』だ!」

「おのれええええええええええええええ!!!!!」

「数字カードは全部そろった。俺の勝ちだぜ、爺さん。」

よし!!!これでタコ部屋行きの明日が来る可能性は…完全に"消滅"したぜぇぇぇ!ヒャッハァァァ!

「認めよう。ワシの敗北じゃ…」

「約束通り、アンタに…先程にもほしがっていたものを渡そう。」

そういってジジイは鞄をあさり出し、何やらくすんだ白色の、乾燥している扁平な何かを俺に差し出した。

「…は?約束のあの大金は…?」

クソジジイはにやけながらこう言った。

「ああ…あの時はびっくりしたよ。」

「アンタに、『ほしいものは何だ』と聞いて…『カネだ』と即答すると思っていたが…」

「何やらごにょごにょ言っていて、よく聞き取れなかったから…ほんの冗談のつもりで…あてずっぽうで…」

『干しイカ?』

「なんて言ってみたら…フフ…アンタは『当然さ!』だとか言い始めるんだものな!」

「ウァッハッハッハッハッハッハッ!ウァァァァッハッハッハッハッハッハァァァァッ!」


俺は結局、ギャンブルであの「天文学的な額(もういまさら補足する必要もあるまい)」を手に入れることはできなかった。

あの三千万円だけで返済に足りるはずもなく、こうして俺は今、皮肉にもタコ部屋で働いているっていうわけだ。

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