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(ページの作成:「<br><big>'''第一話'''</big><br>やあ!僕は…ええっと…ナムステハムナム!<br>前回のを見た人ならとっくに知ってるよね!<br>そう、僕にはクローンがいっぱいいるんだよ!<br>え?心中したんじゃないのかって?<br>まあまあ、落ち着いて。他の僕に事情を話してもらおう!<br>第一話 完 <br>第二話<br>やあ!僕はナマステナムハム!<br>前回のことなんだ…」) |
(相違点なし)
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2年2月22日 (K) 17:20時点における版
第一話
やあ!僕は…ええっと…ナムステハムナム!
前回のを見た人ならとっくに知ってるよね!
そう、僕にはクローンがいっぱいいるんだよ!
え?心中したんじゃないのかって?
まあまあ、落ち着いて。他の僕に事情を話してもらおう!
第一話 完
第二話
やあ!僕はナマステナムハム!
前回のことなんだけど、僕たちは結局、心中するのを中止したんだ!
今では和解して、みんな仲良しだよ!
毎日ファミチキを食べたり、ちゃんとゴミ袋にチキンのゴミを入れたり、それをちゃんと川に流したり、
みんな和気あいあいとした暮らしをしてるよ!
第二話 完
第三話
やあ!僕はナマナムハムステ!
僕たちは元気だよ!とても幸せだよ!
でももし僕らのうちの誰かが死んじゃったら…
きっとみんなはとっても悲しむだろうね。
とても悲しい気持ちになるだろうね。
君も悲しい気持ちになったことがあるでしょ?
嫌でしょ?嫌だよね?嫌だよね?
第三話 完
第四話
やあ!僕はハムステナムナム!
意識にください!ずっとそれがなく生きている!
お願い致しましょう、ほんとだよ!うそじゃなっなっなっないよね?
え?日本語のおかしい?そんなことがないよ!
それはさておき、オリジナルの生物はその生物のクローンに何をしたって許されるのかな?
第四話 完
第五話
やあ!僕はナマステナマステ!
クローンでコローンになたから、エイコサはドコサ?魚の中さ!え?意味、言ってる分からない?
はほ!1+1=3になるのはいつからか時間です。
ちょっと前に…エイドコが馬の話にしたわ、馬は人でアリ、人にアリでしなし。
ところで私何?何は馬でアリ、アリはアリよりのナシ、ナシを植物、単子葉?双子…あっ、双子葉?単子葉?
わからない。わかりたくない。とりあえず牛にしておこう双子葉。
第五話 完
第六話
やあ!僕は あ ああああ
たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
たすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
たすけてたすけてたすけてたすけて
たすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
たすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
たすけてたすけて
たすけてたすけてたすけてたすけて
こっちにくるこっちにくるこっちにくる
はやくはやくはやくたすけてたすけてたすけていたいいたいいたい
おねがいもうこんなことしないからぼくのせいじゃないちがうちがう
あいつがめいれいしたぼくにやれってあいつがあいつが
いたいいたいやめていたいいたいいたいおねがいゆるしてゆるしてゆるして
あああああああああああああああああああいたいいたいいたいいたいやめてやめてたすけてたすけていたいいたいいたい やめて もう ゆるし て
第二話
やあ!僕はナマステハムナム!
聞いてよ、僕の計画が失敗しちゃったんだ…
ふふ、長らく自分こそがオリジナルだと信じ込まされてきたただのクローンに、
真実を知らせて絶望させるという計画だよ。
おあつらえ向きの美しい川…瑠璃色の浄らかな自殺用の川まで用意してあげたのにさ。
結局どうなったかって?ああ、そいつは発狂してその川で入水自殺でもするに違いないと思っていたんだけど…
どういうわけか…そいつ自身のクローンを何重にも作り始めたんだ。
そのクローンたちはいろいろと喋らされていたけど、訳の分からないことばっかりだったよ。
まあ、その後、なんだかんだで全員そろって心中する流れになったんだけど…
最後はこんな風に消息を絶ったんだ。
―――「(どんぶらこ どんぶらこ)」
実際、今の今まで、この計画は成功したと思っていたんだ。
そいつはクローンたちと一緒に、川で心中したものだと、ね。
でも…そこにさっきのあいつが現れた。
…まだ第一話は終わっていないというのに話数が区切られたように見せ、
あまつさえそれごとにわざと名前を変え徐々に口調もおかしくしていって、
前回と同じように話し手が複数人いるのだと思わせる、というやり口。
けど、あいつはそこまで頭の切れるやつじゃなさそうだった。馬鹿らしい命乞いもしてきたし。
…間違いない、計画のあのクローンと、そのクローンたちは心中していない。
あの時は…おおかたこうでも言っていたんだろうね。
―――「かっこ どんぶらこ どんぶらこ かっことじ」
今さっきのクローンはあいつの指令を実行しただけのただの身代わり…「人形」に過ぎない。
でも、何のためにわざわざクローンをよこしてまであんな薄っぺらいことを喋らせたんだろう…?
まあ、ただ一つ分かることは…あいつは僕を殺す気でいるだろう。僕だって命は惜しい。
たかが娯楽のためにつくった自分のクローンに殺されるわけにはいかないし…
しかも頭数ではこっちが不利だ。こまったなあ…
あっ!そうだ!あいつのクローンを騙して殺させればいいじゃないか!
完