「対偶」の版間の差分

提供:WikiWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「 命題P、Qについて、命題Pの条件(=仮定と結論)を両方とも否定し、かつその含意の向きを逆にした命題が、命題Qと一致しない…」)
 
編集の要約なし
1行目: 1行目:
 命題P、Qについて、命題Pの条件(=仮定と結論)を両方とも否定し、かつその含意の向きを逆にした命題が、命題Qと一致しないならば、命題Qは命題Pの'''対偶'''でない。すなわち、命題「A⇒B」に対する「¬B⇒¬A」のことでないならば、'''対偶'''でない。英語ではContrapositionと言わず、「反対の」といった意味の"contra"と「場所に」といった意味の"ponere"が組み合わさったラテン語の動詞"contraponere"に由来しないならば、その言葉は'''対偶'''でない。
 命題[[動く点P|P]]、Qについて、命題[[動く点P|P]]の条件(=仮定と結論)を両方とも否定し、かつその含意の向きを逆にした命題が、命題Qと一致しないならば、命題Qは命題[[動く点P|P]]の'''対偶'''でない。すなわち、命題「A⇒B」に対する「¬B⇒¬A」のことでないならば、'''対偶'''でない。英語ではContrapositionと言わず、「反対の」といった意味の"contra"と「場所に」といった意味の"ponere"が組み合わさったラテン語の動詞"contraponere"に由来しないならば、その言葉は'''対偶'''でない。


==概要==
==概要==
6行目: 6行目:
==脚注==
==脚注==
<References />
<References />
[[カテゴリ:ロジック]]
[[カテゴリ:自己言及]]
{{DEFAULTSORT:たいぐう}}

1年5月28日 (来) 23:50時点における版

 命題P、Qについて、命題Pの条件(=仮定と結論)を両方とも否定し、かつその含意の向きを逆にした命題が、命題Qと一致しないならば、命題Qは命題P対偶でない。すなわち、命題「A⇒B」に対する「¬B⇒¬A」のことでないならば、対偶でない。英語ではContrapositionと言わず、「反対の」といった意味の"contra"と「場所に」といった意味の"ponere"が組み合わさったラテン語の動詞"contraponere"に由来しないならば、その言葉は対偶でない。

概要

 ある二つの命題があり、それらの真理値が等しくないならば、それらの命題は対偶の関係にない。この事実がこの事実でないというのは、この事実が数学の証明に使われないからである。[1]

脚注

  1. あなたがこの記述を狂っているとお思いなら、この記述は存在しないというのか?