「ピロリ語」の版間の差分

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ピロリ語における[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%A9 モーラ]の種類は、以下の表に示すように'''116'''ほど存在している。ここでは、ピロリ語の字に対応するピロリ=アルファベット表記と、その[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E8%A8%98%E5%8F%B7 国際音声記号]における発音も列挙する。
ピロリ語における[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%A9 モーラ]の種類は、以下の表に示すように'''116'''ほど存在している。ここでは、ピロリ語の字に対応するピロリ=アルファベット表記と、その[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E8%A8%98%E5%8F%B7 国際音声記号]における発音も列挙する。
なお、括弧内の表記は、普通は使われないものの、一部の単語に稀に使われることがあるものである。<ref>「'''jiyota'''(楽しむ)」の「'''ji」'''など。</ref>
{| class="wikitable" style="text-align:center"
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! style="border-top:1px solid #ffffff ; border-left:1px solid #ffffff ; background-color:#ffffff" |
! style="border-top:1px solid #ffffff ; border-left:1px solid #ffffff ; background-color:#ffffff" |
246行目: 248行目:
|-
|-
|ja
|ja
|jhi
|jhi(ji)
|ju
|ju
|je
|je
270行目: 272行目:
|-
|-
|da
|da
|dhi
|dhi(di)
|dhu
|dhu(du)
|de
|de
|do
|do
307行目: 309行目:
|fa
|fa
|fi
|fi
|fhu
|fhu(fu)
|fe
|fe
|fo
|fo
336行目: 338行目:
|yo
|yo
|[jä]
|[jä]
|[ji̠]
|[jhi̠]
|[jɯ̹]
|[jɯ̹]
|[je̞]
|[je̞]
810行目: 812行目:
|どうして彼は寝たのだろうか。
|どうして彼は寝たのだろうか。
|-
|-
|'''duriChyo^'''
|'''dhuriChyo^'''
|文が手段についての疑問文であることを表す。
|文が手段についての疑問文であることを表す。
|duriChyo^ gu^ pe
|dhuriChyo^ gu^ pe
|どうやって彼は寝たのだろうか。
|どうやって彼は寝たのだろうか。
|-
|-
861行目: 863行目:
|どうしても彼は寝られない。
|どうしても彼は寝られない。
|-
|-
|'''Ch'duriChyo^'''
|'''Ch'dhuriChyo^'''
|「Chyu^」と複合したもの。文が手段に関わらず不能であることを表す。
|「Chyu^」と複合したもの。文が手段に関わらず不能であることを表す。
|Ch'duriChyo^ gu^ pe
|Ch'dhuriChyo^ gu^ pe
|どうやっても彼は寝られない。
|どうやっても彼は寝られない。
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1,156行目: 1,158行目:


====文修飾語====
====文修飾語====
ピロリ語における'''文修飾語(modifaimei)'''は、主言によって作られ、述言や主言などをより詳しく説明する文の成分の一つである。修飾語として用いられる。
ピロリ語における'''文修飾語(modhifaimei)'''は、主言によって作られ、述言や主言などをより詳しく説明する文の成分の一つである。修飾語として用いられる。


述言を修飾するときは前置修飾、主言を修飾するときは後置修飾となる。また、文修飾語は単独で被修飾語を修飾することはできず、修飾補助語による修飾補助を受けなければならない。
述言を修飾するときは前置修飾、主言を修飾するときは後置修飾となる。また、文修飾語は単独で被修飾語を修飾することはできず、修飾補助語による修飾補助を受けなければならない。
1,166行目: 1,168行目:


=====修飾補助語=====
=====修飾補助語=====
ピロリ語における'''修飾補助語(modifa-herukumei)'''は、述言や主言またはそれ自体を修飾し、対象や起点などの意味を付け加える際に、修飾語と述言や主言をつなぐ補助のために使われる言葉である。
ピロリ語における'''修飾補助語(modhifa-herukumei)'''は、述言や主言またはそれ自体を修飾し、対象や起点などの意味を付け加える際に、修飾語と述言や主言をつなぐ補助のために使われる言葉である。


品詞分類においては、修飾補助詞の中でも述言修飾補助語としてのみ用いられる品詞を述言修飾補助詞とし、主言修飾補助詞としてのみ用いられる品詞を主言修飾補助詞としている。
品詞分類においては、修飾補助詞の中でも述言修飾補助語としてのみ用いられる品詞を述言修飾補助詞とし、主言修飾補助詞としてのみ用いられる品詞を主言修飾補助詞としている。
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疑問文であることを表すものを'''疑問説明詞(chyo-ekusupumeyayi)'''、それ以外のことを表すものを'''文係説明詞(senbun-ekusupumeyayi)'''とする。
疑問文であることを表すものを'''疑問説明詞(chyo-ekusupumeyayi)'''、それ以外のことを表すものを'''文係説明詞(senbun-ekusupumeyayi)'''とする。


一方、文の先頭に位置しないものを'''補助語(herukumei)'''とし、その中でも修飾語と被修飾語をつなぐものを'''修飾補助語(modifa-herukumei)'''、
一方、文の先頭に位置しないものを'''補助語(herukumei)'''とし、その中でも修飾語と被修飾語をつなぐものを'''修飾補助語(modhifa-herukumei)'''、


述言を補助するものを'''述言補助語(aukusaqu-herukumei)'''とする。修飾補助語になるもののうち、述言が被修飾語となるものを'''述言修飾補助詞(aukusaqu-modifa-herukumeyayi)'''とし、
述言を補助するものを'''述言補助語(aukusaqu-herukumei)'''とする。修飾補助語になるもののうち、述言が被修飾語となるものを'''述言修飾補助詞(aukusaqu-modhifa-herukumeyayi)'''とし、


主言が被修飾語となるものを'''主言修飾補助詞(aubane-modifa-herukumeyayi)'''とする。また、述言補助語になるものを'''述言補助詞(aukusaqu-herukumeyayi)'''とする。<ref>用言補助詞は'''ピロソーバド'''によって表記されるが、慣習によって代表語とされている。</ref>
主言が被修飾語となるものを'''主言修飾補助詞(aubane-modhifa-herukumeyayi)'''とする。また、述言補助語になるものを'''述言補助詞(aukusaqu-herukumeyayi)'''とする。<ref>用言補助詞は'''ピロソーバド'''によって表記されるが、慣習によって代表語とされている。</ref>


====単純語====
====単純語====
単純語のうち、文起点語や文対象語になれるものを'''名詞(baneyayi)'''とする。そのうち、文起点語である名詞を'''起点詞(senta-baneyayi)'''、
単純語のうち、文起点語や文対象語になれるものを'''名詞(baneyayi)'''とする。そのうち、文起点語である名詞を'''起点詞(senta-baneyayi)'''、


文修飾語である名詞を'''修飾名詞(modifa-baneyayi)'''とする。起点詞には、'''代名詞(purono-baneyayi)'''や'''数詞(figiya-baneyayi)'''も含まれる。
文修飾語である名詞を'''修飾名詞(modhifa-baneyayi)'''とする。起点詞には、'''代名詞(purono-baneyayi)'''や'''数詞(figiya-baneyayi)'''も含まれる。


また、文叙述語や文対象語になれるものを'''動詞(kusaquyi)'''とし、そのうち、文叙述語である動詞を'''叙述詞(mubu-kusaquyi)'''、文修飾語である動詞を'''修飾動詞(modifa-kusaquyi)'''とする。
また、文叙述語や文対象語になれるものを'''動詞(kusaquyi)'''とし、そのうち、文叙述語である動詞を'''叙述詞(mubu-kusaquyi)'''、文修飾語である動詞を'''修飾動詞(modhifa-kusaquyi)'''とする。


さらに、常に文接続語となるものを'''接続詞(kognjagnkumeyayi)'''、常に文独立語となるものを'''独立詞(isoratemeyayi)'''とする。
さらに、常に文接続語となるものを'''接続詞(kognjagnkumeyayi)'''、常に文独立語となるものを'''独立詞(isoratemeyayi)'''とする。
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====色の語彙====
====色の語彙====
ピロリ語では、'''色の語彙'''が「'''kaiyou(赤色)'''」と「'''gagn(紫色)'''」、そして「'''rodurarata(黒色)'''」しか存在しない。
ピロリ語では、'''色の語彙'''が「'''kaiyou(赤色)'''」と「'''gagn(紫色)'''」、そして「'''rodhurarata(黒色)'''」しか存在しない。


これは、胃の中という閉鎖的な環境において、確認できる色が極めて少ないためだと考えられる。
これは、胃の中という閉鎖的な環境において、確認できる色が極めて少ないためだと考えられる。
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