「利用者:Notorious/サンドボックス/コンテスト」の版間の差分

編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
85行目: 85行目:


<blockquote><span style="font-size:105%"><font face="Times New Roman">私の教室は一番端だったから、結果として逃げ遅れることになったんです。(中略)教室は2階でしたから、階段を降りていたんです。そこでブレザーが手摺に引っ掛かってしまい、焦ってたから余計に取れなかったんです。中一の子も手伝ってくれて、ようやく取れたときに、犯人の子が教室から出てきたんです。(中略)もう足が竦んでしまって、二人で固まっていたんですけど、犯人の子はこっちを見ただけで横の棟に行ったんです。ふと我に返って中一の子と逃げ出したんです。その時背後で何人かの先生の怒鳴り声が聞こえました。ああ、これでもう大丈夫だとひどく安心したのを覚えています。<br>〜当時の開邦高校1年生</font></span><ref name="anohi">『二・零零事件 あの日何があったのか』毎日新聞社</ref></blockquote>
<blockquote><span style="font-size:105%"><font face="Times New Roman">私の教室は一番端だったから、結果として逃げ遅れることになったんです。(中略)教室は2階でしたから、階段を降りていたんです。そこでブレザーが手摺に引っ掛かってしまい、焦ってたから余計に取れなかったんです。中一の子も手伝ってくれて、ようやく取れたときに、犯人の子が教室から出てきたんです。(中略)もう足が竦んでしまって、二人で固まっていたんですけど、犯人の子はこっちを見ただけで横の棟に行ったんです。ふと我に返って中一の子と逃げ出したんです。その時背後で何人かの先生の怒鳴り声が聞こえました。ああ、これでもう大丈夫だとひどく安心したのを覚えています。<br>〜当時の開邦高校1年生</font></span><ref name="anohi">『二・零零事件 あの日何があったのか』毎日新聞社</ref></blockquote>
4人の教師たちが遅ればせながら駆けつけ、少年を発見した。その時も少年は、教師に気づいたものの無視して横の棟へと歩を進めた。そこで教師たちは一斉に飛びかかり制圧しようとした。しかし少年は抵抗、カッターナイフを振り回した。だがカッターナイフは切れ味が悪くなっていたこと、服を掴まれ腕があまり動かせなかったことから、1人が軽傷を負うだけに終わった。
だが取り押さえるまでには至らず、少年は着ていたジャージを脱ぐことで拘束から逃れ、教師たちから距離を取った。すると突然、少年はカッターナイフの刃を目一杯出し、自らの腹部に突き立てた。刃は胃を貫通、背中の静脈にまで達し、少年は失血性ショック死した<ref name="kei"></ref>。こうして二・零零事件は、少年の自決で終結した。
===事件直後===


==脚注==
==脚注==
<references/>
<references/>
2,077

回編集