唐揚げ

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唐揚げとは、唐王朝に対して行われた破壊工作です。

概要[編集 | ソースを編集]

唐揚げによって、唐王朝は滅亡の道を辿ることとなりました。

定説としては、この唐揚げは黄巣の乱における反乱軍によって行われたものであるとされます。この説では、唐揚げの感染源は西アジア方面との貿易を通して反乱軍に渡り、そののちに国家の基盤たる市民生活の破壊を目的として長安にばら撒かれた、というように説明されています。

しかしながら、これの根拠となる資料は一つしかないうえに、その資料も破壊工作としての唐揚げについて指し示しているとは断言できないようなものであることから、反論も絶えません。このため、唐揚げによる一連の影響は、実際には人為的なものではなかったのではないか、という説さえ唱えられているように、唐揚げについての歴史的見解は専門家の間でも一貫していません。

その資料。当時の反乱軍がパソコンデフォルトのペイントソフトを用いて作成したものと思われる。

特徴[編集 | ソースを編集]

唐揚げは、つまるところ生物兵器にあたります。その急速な感染力によって、唐揚げは瞬く間に唐の都であった長安から中国全土に拡がりました。これにより生じた人的資源の損害によって、唐におけるあらゆる経済活動は縮小・壊滅し、そのあおりを受けた民衆による騒動の多発もあいまって、唐は中国全土への影響力を保持できなくなり、ついには滅んでしまうことになりました。

唐揚げに感染した人間は、まず初期症状として爪が剥がれ落ちます。このときならまだ、指を切り落とすことによって感染を除去することができますが、唐揚げの何らかの鎮痛作用によって感染者はほとんどの場合この症状にすぐには気づけないため、感染の認識が遅くなってしまい、手遅れになることが多いです。

そして、感染の三日ほど後から、指先にきつね色をした腫瘍が形成されていきます。腫瘍が作られ始めてから鎮痛作用が解けるため、多くの感染者はここで初めて唐揚げに感染したことに気づくことになります。なお、このころには、もう生存の望みはありません。腫瘍は3~4cmほどにまで大きくなると、成熟した果実のごとく指から崩れ落ちます。さらに、後退したその指先にまた腫瘍がつくられ…というプロセスが繰り返されていくうちに、感染者は四肢を失い、そのまま内臓にも腫瘍が進出することによって、最終的に命を落とすことになるのです。

また、この人体から切り離された腫瘍は、ヒトの食欲[1]を増進する何らかの成分を放ち、自身を他の人間に摂取させます。これによって、唐揚げの病原体は経口感染を遂げ、規模を大きくしていくことになります。

影響[編集 | ソースを編集]

後述の通り、唐王朝は唐揚げを原因として滅亡しました。これ以外にも、唐揚げは後世に様々な影響を及ぼしています。例えば、我々がよく知る揚げ物である「唐揚げ」は、唐揚げによって人体に発生する腫瘍に似せて作られ、このように名付けられたものです。現在では、こちらの「唐揚げ」の方が一般に知られたものとなっており、原義を知っている者は私たちくらいのものでしょう。

また、唐揚げは現代にまで続く食品兵器の原点とされることもしばしばあります。後の清王朝によって開発された小籠包や、第一次世界大戦において猛威を振るったマスタードガスなど、世界には食品としての特性を併せ持つ兵器がいくつか存在してます。唐揚げに関しても、近年ではDNAが編集された形跡について議論されつつあるなど、故意に「食べる」という行動を人体への攻撃の盛り込んだものであることが予想されており、この説の信憑性は強まってきています。

現代[編集 | ソースを編集]

現代においても、いまだ唐揚げは根絶されていません。そればかりか、れっきとした揚げ物料理である「唐揚げ」の台頭によって、唐揚げの感染拡大装置としての役目を負う腫瘍は絶好の隠れ蓑を得てしまっており、唐で起こったような感染爆発も容易に可能な状況であるのです。

料理である唐揚げと病理的唐揚げによる腫瘍を見分けることは不可能です。レモン汁をかけると腫瘍が痙攣するというのは、一時期流行した謬説にすぎません。食事の場における和を乱してまで全ての唐揚げにレモン汁をかけたところで、それはまったく無意味なのです。このため、唐揚げの病原体を完全に消滅させるには、揚げ物料理である唐揚げごと完全に消滅させる必要があり、このことから、唐揚げを根絶することは事実上不可能になっています。

結局のところ、自分の身を守るために我々にできることは、断固として唐揚げを食べないということだけなのです。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 愚かなものです。








































真実


以上のことは、過激なヴィーガニズム団体である「生命の尊厳を守るために動物の屠殺をやめようの会」(以下、聖なるセイント [せいめいのそんげをまもるためにどうぶつのとさつをやようのかい])、そのニワトリ部門が流布したデマである。

セイント鮫は、長らく家畜動物が直面している凄惨な現場を発信してきたが、その効果は薄かった。これを「動物の気持ちなんてどうでもいい。俺は美味いものが食いてえんだよ!」というような人々の利己心の表れであると考えたセイント鮫ニワトリ部門は、鶏料理の代表格である唐揚げについてありもしない危険を捏造し、その自分可愛さによって唐揚げを食べることに抵抗を抱かせる、といった行動に出たのだ。

しかし、これはかなりの欠陥を孕むシナリオである。唐の時代にペイントソフトなんてないし、DNA編集技術なんてもってのほかだ。おおかた、肉を口にしないせいで思考力が低下しているのだろう。

彼らも肉料理とか食えばいいのにな。一昨日食べた唐揚げは最高に美味しかったよ。

っ……?

あれ……え……?

は?


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