Sisters:WikiWikiオンラインニュース/真実/ハイジャックの黒幕は若林財閥

2021年最後の日に起こった、あの悲劇…そう、日本航空904便ハイジャック事件だ。未だ読者諸賢の記憶にも新しいだろう。百余名の死者を出し、犯人が三兆円という巨額の金をまんまと盗りおおせた。

しかし、貴殿は疑問に思わないだろうか? ハイジャックというものは、到底単独犯では成し遂げられぬ行為。なのにこのハイジャックは成功した。何故か。それは、時の総理岸田文雄が、ほいほいと犯人に身代金をくれてやったからである。国民の血税をどこの馬の骨か判らぬ犯罪者にくれてやったからである。

この意見は多くの人が同意するだろう。現に巷の批評家どもが同じようなことを云い、岸田文雄は辞任した。だが、何故そこで思考を止める?? 何故岸田文雄が、苦労して得た内閣総理大臣という地位を捨ててまで、金を払ったかと考えぬ?? そこが乃公と貴殿らのような大部分の蒙昧な民草との違いである。ならば、貴殿らに教えて進ぜよう。答えは、若林財閥がハイジャック事件の糸を引いていたからである!

若林財閥――日本人なら知らぬ者の居ない、我が国、いや世界随一の大企業。ありとあらゆる業種に進出しては成功し、巨万の富を積み重ねる。一説には、グループ全体で、1年で5兆円以上稼ぐという。最近は、令嬢がこの4月で高校生になるといい、世間の耳目を集めている。

この若林財閥、実はきな臭い噂が絶えぬ。歯向かった者が不審死したとか、疑獄が黙認されているとか。しかし全て金の力で揉み消されているのだ。詳しくは乃公の他の記事も読んでくれたまえ。

しかし今回、乃公は遂に若林財閥の悪事の尻尾を掴んだ。ハイジャックの黒幕は若林財閥だったのだ!

根拠は2つある。まずは犯人の逃走の手口。犯人は共犯者の手を借り、偽の救急車で遁走した。その車が問題だ。普通、車というのは足がつく。買われた車についてのデータは厳重に管理される。何故なら税金なんかが関わってくるからだ。盗難車でも、警察に届けが行くはずだ。どこからともなく現れた車を使うなんて芸当、到底出来ないのである。しかし、バックに若林財閥が付いているとなると、話は別だ。あのグループなら、トヨタに根回しして、一台の車を捻出することなど造作もない。更に、犯人が使ったという最新式の拳銃。これも、若林財閥の財力と技術力を以てすれば、開発も容易かったろう。

2つ目の根拠は、若林財閥の動きだ。2月14日、若林財閥が人気コーヒーチェーン店、スターバックスコーポレーションを10兆円で買収したというニュースが入ってきた。なんでも令嬢が望んだことらしいが、その親馬鹿さがハイジャック事件を引き起こしたのである。3兆円という途方もない額の身代金、これはこのために奪われたものなのだ。

最後の3つ目は、政府及び警察の無能ぶりである。官憲が無能なのは何も今始まったことではないが、今回はその傾向が頓に見られる。その最たる例が、先述した岸田文雄の愚行である。だがこれも、若林財閥の仕業と考えれば辻褄が合う。乃公の信頼のおける情報ソースによれば、若林財閥のトップは政界にも強いコネクションを持っており、岸田文雄とも昵懇の仲だったという。きっと、岸田文雄は3兆円を払う以上の見返りを若林財閥から得たに違いない。それだけでなく、若林財閥は捜査が自らの手駒に及ばぬよう、警察や新政府にも口を利いているのだろう。

ならばハイジャック事件は一生迷宮入りのままなのか? いや、そんなことはない。何故ならば、乃公が必ず若林財閥の化けの皮を剥ぐからである。注意深く見張っていれば、いつか馬脚を露すに違いない。天網恢恢疎にして漏らさず。乃公は必ず、若林財閥の悪事を白日の下に晒してみせる。

――伏宮紀智(ライター)